静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#685 中央線特急=E353系

皆様こんにちは。静スソと申します。2019年(平成最後)のダイヤ改正から1週間経ち、JR各社で改革が行われていますが、特にJR東日本はこれまでとは大きく変わっています。
中央線(東日本区間)は、定期の特急列車がE257系・E353系の2系統でしたが、快適な乗り心地を追求の為に、常磐線特急E657系(ひたち号・ときわ号)に倣い、E353系一本に統一されています。(E257系での臨時運行有)
また新幹線では、東北新幹線の宇都宮~盛岡間の320キロ/時化、青函トンネルの160キロ/時化により、東京~新函館北斗間が最速で4時間を切る列車が登場します。
さて前置きが少し長くなりましたが、今回取り上げるのは、中央線特急についてです。E353系統一は相当大きいものです。

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スーパーあずさ→あずさ】
ダイヤ改正前に撮影したものです。それまで松本方面は2系統でしたが、E353系投入完了を受け、常磐線特急(スーパーひたち→ひたち)と同じく、「スーパー」の冠名を外し、あずさ1本となりました。
スーパーあずさの時は、松本行は新宿14時発のスーパーあずさ19号、新宿行は松本11時発のスーパーあずさ14号が最速でありましたが、あずさに変わってからは、松本行は新宿11時発のあずさ11号、新宿行は松本10時10分発のあずさ12号が最速となります。

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かいじ号E353系
こちらもダイヤ改正前に撮影したものです。それまではE257系での運転が大半でしたが、先ほど同様、E353系が所定の本数出揃った事もあり、かいじ号も全てE353系9両に統一されています。なお一部列車は、河口湖方面の「富士回遊」号(2019ダイヤ改正より運行開始)と併結され、この時は新宿~大月間12両となります。

かいじ号ですが、号数が3ケタ(写真:111号)から2ケタとなり、1号~24号に付番・整序されます。

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【新たな着席スタイル】
既にご存じの方もいようかと思いますが、常磐線特急E657系と同じく、E353系でも普通車(9号車:グリーン車)の座席上にランプが取り付けられています。
ダイヤ改正前は、自由席が3~4両あり、繁忙期は自由席の座席争奪で混雑していました。今回のダイヤ改正で、特急の全列車(あずさ・かいじ・富士回遊以外は後述)が指定席となりますので、そのような事が解消される事でしょう。

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【ライナーの特急化】
東京~八王子・青梅間で平日に運行されていたライナー(前者:中央ライナー、後者:青梅ライナー)も例外ではなく、特急としての運行に変わります。八王子行は特急「はちおうじ」、青梅行は特急「おうめ」となります。
先にもありますように、E353系は全席座席指定となりますので、指定がない場合は座席未指定券が必要です。