静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#790 東海道線特急の新顔・E257系

皆様こんばんは。静スソと申します。

正月3日からご覧の方、明けましておめでとうございます。同2日は1月最初の大安日(平日は8日)でして、年中行事としては書き初めが行われる日、風物詩としては箱根駅伝(今年はコロナ禍で沿道観戦自粛)が開催される日(2日:往路[創価大同優勝:復路10区残り2㎞程で2位に]、3日:復路[駒沢大総合優勝])でもあります。ふたを開けたところ、結局のところ、観戦で人出は多少あったので、その要請が十分届いていなかったという事になります。

例年は年始の初詣の参拝者で人出が増えますが、今年は静かな年末年始故に、自宅で過ごす方も少なくないでしょう。言うまでもありませんが、今日までが正月三が日で、明日は年明け最初の平日・仕事始めとなりますので、くれぐれも連休・正月ボケに注意して下さい。

さておきまして、今日の本題と参ります。今年再来月のJRダイヤ改正東海道線(JR東日本)の特急列車『踊り子』号(サフィール踊り子号除く)の車両統一の対象となる、(元中央線特急)E257系に焦点を当てます。


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【踊り子号のスタンダード化】@JR東日本 熱海駅(JT21)→NA-04編成(昨年10月25日(日)撮影)

昨年10月下旬の日曜日に川越方面に行った時(この模様は後日配信)に撮影したE257系で、この時は、土日祝日のみ運行の特急踊り子1号(9両)に充当していました。

平成までの踊り子号は185系が専門となっていましたが、令和2年3月のダイヤ改正からは、同1・4・6・7・15・18号の6列車がE257系となっています。

 

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【快適な列車移動】→踊り子7号普通車指定席乗車時撮影(昨年6月末)

E257系の特急踊り子号は、中央線時代のあずさ・かいじ号を踏襲し、座席は伊豆半島の海を思わせるものとなっています。リフライニングは185系よりも機能が上で、座席テーブル裏にもありますように、座面が前後にも移動出来ます。なお窓側座席においては、コンセントが備わっていまして、スマートフォンタブレットの充電、ノートパソコンの給電に重宝します。ただ転用時は、客室内座席交換・車内外の塗装変更ぐらいで、窓側は補修跡があったりするので、リニューアルという扱いになります。

以前の記事にもありますが、グリーン車除き、座席上にランプ表示器があります。これは2021年3月のダイヤ改正で、定期特急列車は車両統一し、普通車が全車指定席化が決定している事によります。因みに座席上ランプは、ひたち・ときわ号及びあずさ・かいじ号と同じく、赤色は空席、黄色は途中駅からの乗客あり、緑色は利用中となるようです。

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普通車においては、一部座席については、機器設置の為に、荷物棚が使えませんので、どうしても利用する方は、最小限の荷物になるのが条件です。キャリーケースがある場合は車端部の方が確実です。

 

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【質感アップ】

グリーン車の4号車(元半室グリーン)は、普通車とは段違いな雰囲気で、上質な座席となっています。さすがにサフィール踊り子号には及びませんが、座席の可動枕・窓側コンセント及びフットレスト付は特筆すべき点です。

ただグリーン車は、3月ダイヤ改正からのしょうなん号と踊り子号の伊豆急下田行しか設定がなく、後者において修善寺行は普通車のみで注意が必要です。

 

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 【まさかの武田菱】

グリーン車の隣・5号車の熱海側には車椅子対応設備・多目的室が設置されています。多目的室の座席ですが、中央線特急の面影が色濃く、そちらはその時のままです。模様が武田菱というのはびっくりでした。

 

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【水回りも画期的進歩】

トイレ・洗面台が設置されている、2・4・5・7・9号車ですが、185系の中間車両の和式と異なり、E257系の方は全て洋式で男性用小用も付きます。前者は見るに堪えないものですが、後者はスタイリッシュなものとなっています。