皆様こんばんは。今回は、東海道五十三次の経路で、JR吉原駅が起点となる、県道171号線について見てまいります。撮影が半年以上前になりすいませんが、撮影したのを忘れる前に記事として加えておきたい次第です。
今回で自転車使用時に撮影した最後の一般県道となり、県道22号線除き、これ以降は全て車載動画の切り出しで進めてまいります。
【県道171号 吉原停車場吉原線】→2月撮影(自転車利用)
富士市鈴川本町のJR東海道線・岳南鉄道の吉原駅から、富士市吉原を結ぶ、全長約2.9kmの一般県道 吉原停車場吉原線です。Youtube(suso3135)では、車載動画を12月11日より配信開始と致しましたので、あわせてご覧下さい。URL;https://youtu.be/EVj8rTPgo9g
田子の浦港にほど近い、吉原駅から、工場街・東海道の名所を経て、岳南鉄道の吉原本町駅前を通過し、アーケード街の最初の交差点に至ります。この県道は、富士市の方がしばしば通る事もあり、県内でもそれほど認知されていないので、「富地道」の一つでもあります。途中では、県道169号線・県道170号線・国道139号との重複があります。
接続(終点除く):県道169号 吉永吉原停車場線・県道170号 田子浦港大野線・国道139号
本県道は、一旦国道139号に合流し、1つ先の交差点まで重複しています。その始点がこの交差点で、その交差点の形に注目して頂くと、鉄道で言うJR京葉線(二俣新町~西船橋)・JR武蔵野線(西船橋~南船橋)等のデルタ(=三角州)線、川で言うナイル川に相当しています。それをコンパクトにしたのがこちらの交差点です。
三角州の発展版といっても遜色ないでしょう。
【危ない交差点】@富士市依田橋 依田橋西交差点(県道右折)
本県道は、富士市街へ北上して行くわけですが、いかにも危ないような構造の為か、国道から県道に右折する時は命がけで曲がるような事にもなりかねません。頭上には国道1号 富士由比バイパス・東海道新幹線が通っていて、それ故圧迫感が余計に感じられます。
国道の交通量がとにかく多く、大抵の場合は、信号が青から赤に変わる時に曲がる事となるので、場合によっては、旧国1(県道380号 富士清水線)方面から車列をなす事もありますので、注意が必要です。
【交差点のミニ公園】@富士市 依田橋町(県道直進)
左富士は富士市内ではお馴染みで、その名前を利用したホテル・神社があり、すぐ近くには左富士神社がある事から、この界わいでその名が生み出されたようです。
【歴史に馴染みある橋】@富士市 依田橋町・新橋町[地区境](県道直進)
この橋は、平家越え橋と名付けられていて、何か特徴がなさそうですが、どうやらこの界わいでは有名視されているようでして、至って普通の川の橋といったところです。
岳南鉄道の吉原本町駅前まで進むと、賑やかなアーケード街が広がっていますが、その中でも取り壊しや改装・新設工事の建物がいくつかあり、撮影時は街並みが変わりつつあるようでした。マンション建設に力が入っていたようでした。
どうやら20世紀後半までは多くのお店・建物で威勢が良かったものの、市内の他エリアに大型ショッピングセンター・郊外型スーパーマーケットが完成したことにより、利用客が郊外へ転換している事が要因で、昔ながらのお店も徐々に少なくなっていきました。