皆様こんばんは。今回は、静岡県東部は伊豆の国市(長岡地区)から沼津市(内浦[うちうら]・戸田[へだ]地区)へ向かう時の、最短経路となる、県道130号線について見てまいります。それほど大きな県道というわけではありませんが、渋滞回避の為に、意外にも内浦方面から長岡・韮山地区へ通り抜ける早道にはなります。
【県道130号 伊豆長岡三津(みと)線】→8月撮影(車利用)
伊豆の国市長岡から沼津市内浦三津の、全長約4kmの一般県道 伊豆長岡三津線です。Youtube(suso3135)では、本県道の車載動画を、11月28日より配信しています。URL:https://youtu.be/0HGgrQV0ePg
温泉街の伊豆長岡から、伊豆パノラマパーク付近の山道を経て、長浜城跡・あわしまマリンパーク・三津シーパラダイス(路線バス:本県道経由)・大瀬崎等の観光地と行き来する車両も少なからずあります。長岡IC(伊豆中央道)より東側は、昼夜問わず、ある程度の交通量が見込まれます。
起点:伊豆の国市長岡 長岡交差点 (県道129号 韮山伊豆長岡修善寺線)
終点:沼津市内浦三津 三津三差路交差点 (県道17号 沼津土肥線)
トンネル:三津坂TN(およそ50m)
【薬に縁ある施設】@伊豆の国市 長岡
県道129号線交点からすぐのところに、薬のつながりがある順天堂大学附属静岡病院(進行方向左側)・弘法の湯(同右側)がほぼ向かいに位置しています。病院の方は、大学の付属とあってか、県内東部で最大規模に相当する大病院なので、平日朝はそちらを利用する車両が多く通る事があります。
見出しの「薬」とありますが、病院は医者に病気を診てもらい薬を受け取るという事で、対して温泉の場合は泉質の効果が薬に当たり、前者は科学由来・後者は自然由来で異なります。
【界わいでは重要】@伊豆の国市 長岡
病院・温泉施設に続き、少し先には、静岡銀行・コンビニがあり、温泉街ではありながら、実際この界わい1は長岡地区の拠点となっています。共に大半の県道になくてはならない存在です。
この辺りは古くからの建物がひしめいていて、大型車両(路線バス等)はおろか、普通車同士のすれ違いが困難になってきます。センターラインがあっても狭く感じられるので、運転・通行する時は注意が必要です。
この交差点に差し掛かると、言うまでもありませんが、県道もそれまでよりも道が広くなり、幾分走りやすくなる事でしょう。少し先へ進むと伊豆中央道の伊豆長岡ICとなり、国道へ左折すると伊豆パノラマパーク・修善寺方面、右折すると伊豆の国市役所・三島(伊豆中央道経由)・沼津方面へ行く事が出来ます。
この辺りから山が見えてきて、車窓からも葛城(かつらぎ)山頂上へのロープウェイが上り下りする光景(次の画像にて)が見られますが、実際利用時は、伊豆パノラマパークに入る必要があります。
頭上には、伊豆中央道が通っていて、現道区間に相当する国道414号 沼津・修善寺方面の早道(一部の曜日・時間帯:渋滞あり)として利用可能です。この県道からは殆ど右左折はなく、大半は戸田(沼津市)方面へ直進しているとの事です。じわりじわりですが、標高を上げていますので、速度には注意が必要です。
【トンネル<隧道】@沼津市 内浦三津
県道でたった1本のトンネル・三津坂トンネルは、全長がだいたい50mあり、いかにも昔を思わせるトンネルで、ライト点灯でも暗く感じます。更に道が狭く感じられるので、大型車両同士の交互通行時は注意が必要です。
【これより急降下】@沼津市 内浦三津
本県道の標識が見えたところで、進行方向では下り勾配となり、1.4kmで80m近く標高が下がります。急カーブも出現するので、エンジンブレーキでは間に合わない可能性があります。(2かSレンジ使用の事)
道路のすぐには山林があり、速度が過剰になると、車両が転落する危険があるので、40km/h未満は絶対です。急勾配が終わると、道沿いの民家があり、バスの停留所もある事から、やはり注意して進まなければなりません。
【海がすぐ目の前に】@沼津市内浦三津 三津三差路交差点(県道17号線交点・終点)
民家の中をひた走った先には、何と目の前に駿河湾(内浦)が見え、T字路に差し掛かり、こちらが本県道の終点・県道17号線との接続となります。