静スソ備忘録

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#402 ドラマロケ地を思わせる観光地[静岡県・小山町]

皆様こんばんは。語呂合わせで、10月19日は、TOEIC(トーイック:英語コミュニケーション能力検定)の日で、実際国際ビジネスコミュニケーション協会によって制定されています。学問と関係する日とは意外でした。
今回は、静岡県東部は小山町にある、学問に関係した観光スポットについて、見てまいります。

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【明治日本の学校
小山町の豊門公園内に、ドラマにもあったような校舎があり、実際に日本の記念物として指定されています。
以前平日朝昼(月~土)にNHKで放送されていた、『花子とアン』(撮影地:犬山市明治村)の東京の女学校に近似した、そのハーフスケールと言ったところです。
もちろん足場は現代風の石ブロックで出来ていて、木造の古い校舎(跡)の目の前には、噴水があります。

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【歴史ドラマに縁あり】
公園の東側に回ると、大正時代の偉人が住まわれたと思われし住居跡があり、広い庭付である事から、まさに日本の家の基本形となっています。
こちらでは、日本家屋でありつつ、洋風の佇まいが混在しているので、時代としては明治~大正が有力ではなかろうかと察します。NHKの歴史ドラマでもお馴染みの光景のようでした。
どうやらこの建物ですが、先ほどの校舎を含め、通常時は管理者以外の立ち入りが出来ませんが、催し等の特別な時は、見学、限り立ち入る事が出来るようです。
なお庭にある展望台からは、国道246号、東名、御殿場線を見下ろす事が出来、格別な時間が過ごせそうです。

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【戦死者を悼む場】
公園の下(裏側)に、日露戦争の石碑、日本国憲法に関連した石碑があります。
<上部>
縦に長い石碑は、『平和への道標』が題となっていて、故郷の山や川を守りつつ、日本の平和を願う事に邁進した方(戦災した方)が石碑の下で眠っています。
これは、憲法9条の平和主義と深いつながりがあり、そのような悲しみ・苦しみ等の教訓を忘れず、一日一日をしっかり生きる事を私たちに思い知らせています。
<下部>
石が2つあるところは、日露戦争に関連する碑で、日本の歴史の出来事と密着しているとは思ってもいませんでした。
良く確認すると、「日露戦役記念碑」と書かれていて、戦死者の慰霊とは明記されていないようでした。日本が戦争に参加した記念かも分かりませんね。
そして左隣には、忠魂碑があり、日露戦争で地元出身の方が戦役に出向き、戦死していたという事が伺えました。戦死者が明治天皇に対する忠誠心の表れが、この石碑から感じられます。