静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#393 沼津から韮山への近道 県道134号線

皆様こんばんは。秋が深まり、朝と日中の気温差が大きく、11月下旬並みの肌寒さとなっていて、体調管理には十分気を付けたいものです。
今回は、静岡県東部は沼津の海岸地域から韮山方面への最短・最速ルートにもなる、県道134号線について見てまいります。なお一部区間では、国道との重複がある為か、意外にも需要がありそうです。
※今回より、文章内の接続路線の表記を正式なものに変更させて頂きます。変更例は以下の通りです。その他路線紹介のページも順次更新してまいります。
例: 国道246号線→国道246号  県道394号線(沼津小山線)→県道394号 沼津小山線

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【県道134号 静浦港韮山停車場線】→8月撮影(車利用)
沼津市獅子浜から伊豆の国市四日町の、全長8.5kmの一般県道 静浦(しずうら)港韮山停車場線です。Youtube(suso3135)では、本県道の車載動画を、11月28日より配信しています。
実際、沼津市内から伊豆の国市方面へアクセスする時の最短・最速経路となっていて、イチゴ狩り施設・伊豆中央道へ行く車両も少なくありません。起点は狩野川の長塚橋というところかと思いきや、沼津南部の静浦港となっているとの事でした。
この県道ですが、途中で国道2路線との重複(共通)区間があり、大半の区間が国道を走る、訳ありの道です。

起点:沼津市獅子浜 静浦港 (静浦漁業協同組合前の国道414号交差点)
接続:国道414号(URL:下記)・県道17号 沼津土肥線・伊豆中央道県道129号 韮山伊豆長岡修善寺線
        国道136号県道133号 韮山韮山停車場線(踏切前~駅舎前は重複)
トンネル:多比第一TN(90m)・多比第二TN(216.2m)・口野(こうの)TN(120m)

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【国道と被る事態】@沼津市 江の浦
本県道の半分以上が国道との重複区間となっていて、前半では車道・歩道共に狭い、国道414号を南下し、3つのトンネルを経て、伊豆の国市に入った直後(長塚橋)までの約5km、同国道を通る事となります。
信号が少ない代わりに横断歩道・カーブが多いので、朝夕(特に平日)は沼津駅方面の渋滞が慢性化しています。伊豆長岡方面の路線バスも経由していて、乗降がある場合、なかなか前には進めません。
どうやら静浦バイパスが開通しない限りは、渋滞が緩和されなさそうです。
なお国道との重複区間の詳細は下記のページで紹介しています。

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【実質区間の起点】@伊豆の国市 北江間 長塚橋交差点
特に案内標識等はありませんが、この交差点では本県道・国道414号に分かれ、県道は左折後、単独区間となります。実質的にこの県道は、長塚橋交差点が起点となっていて、国道との重複を除くと、全長は3km程度しかありません。
そのまま直進すると、伊豆中央道 長岡北ICに差し掛かりますので、三島・函南韮山方面の車両は左折する必要があります。

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【フルーツ狩りが盛ん】@伊豆の国市 南江間 江間イチゴ狩りセンター前
伊豆の国市は江間地区を走行していますと、イチゴ狩りのビニールハウスに出くわし、地元のみならず県内外の車両で、この辺りは賑わいます。ちなみにイチゴ狩り施設は県道から離れたところにもあるようで。
イチゴの時期外に走行していたので、車の通りがあまりありませんでしたが、春先には観光・ドライブで立ち寄る方も少なくありません。
どうやらこの辺りには、イチゴだけではなく、ブルーベリーも摘む事が出来るところがあるので、そちらにも立ち寄ってみてはどうでしょうか。

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【ハーフインター】@伊豆の国市 南江間 伊豆中央道・江間IC
江間IC交差点では、国道136号バイパスに相当する伊豆中央道と接続していますが、現時点では三島・函南方面にしか出入口がありません。フルインター化されるのは2021年頃と、東京オリンピックよりも後になります。
この辺りはすぐ隣が山となっていて、伊豆長岡修善寺方面への抜け道がこの県道に限られているので、次の交差点までは朝晩の渋滞が目立ちます。
今のところ、こちらからは直接いちごプラザ(伊豆中央道ドライブイン)へは出られないので、次の交差点を左折する他ありません。

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【分かり易い目印の交差点】@伊豆の国市 北江間・南江間(地区境)
ローソンが一角にある交差点では県道129号線と交差しますが、案内標識・他県道のそとばは特に設置されてなく、カーナビ・地図がないと、行くであろう場所から離れてしまう事がありますので、要注意です。
なお全方向で右折レーンがないので、右折車両が発生する場合、後続が詰まりやすくなり、最悪渋滞という事にもなりかねません。
先ほどにもあったように、伊豆中央道は左折後、すぐの信号を左折する事となります。また交差する県道129号線も狭く、特に伊豆長岡方面はすれ違いがやっとのようなので、くれぐれもご注意を。

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狩野川またぎ】@伊豆の国市 南江間 松原橋
緑色のトラス橋ですが、橋の下には静岡県東部・伊豆を流れる狩野川があり、本県道は更に東へ進みます。幸いにも狩野川が流れているという旨の立て看板が設置されています。
橋を渡り終えるとすぐに国道136号との立体交差があるようで、この県道は一旦国道へ合流するようでした。

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【交通分岐点】@伊豆の国市 四日町 四日町東交差点
こちらでは本県道と市道 富士見パ-クウェイが分かれていて、県道は予告通り、サークルK前の交差点を左折する事となります。マツダ・デミオも左折していますので、それに沿っていけば正解と言う事です。
どうやらこの県道、向きを270°変えるようで、特に自動車のハンドル操作がもたつくと、曲がりきれない事も無きしもあらずなので、注意して下さい。

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【2回目の重複】@伊豆の国市 四日町 四日町交差点
国道136号の交差点ですが、県道ももう少しの間続いていて、八坂神社交差点までの約300mは重複区間となっています。本県道はこちらを軽自動車が進む通り左折、三島市街へは右折となりますので、注意が必要です。
この交差点からは、松原橋・跨道橋も見え、国道はその下をくぐっています。
韮山駅まではもう少しで、残り1kmもありません。

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【ゴールは駅】@伊豆の国市 四日町 伊豆箱根鉄道韮山駅前踏切
八坂神社の交差点を左折すると、静岡銀行が右側にあり、その先を進むと、伊豆箱根鉄道の踏切が見えます。
韮山駅が終点で、こちらを右折すると駅西口となり、本県道はゴールです。この曲がり角から先は、県道133号線(駅前通りも含む)に変わり、そのまま直進で韮山反射炉・蛭ヶ島公園へのアクセスも可能です。
今回は駅に用はありませんので、本県道の紹介は踏切前で終了となります。