静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#131 東西の大動脈を支える桃太郎貨物 EF210形

皆様こんにちは。今日は台風一過の鉄道の日という事で、鉄道関係一本でブログ展開してまいります。
 
今回は、日本国内のインフラの下支えとなっていて、桃太郎の愛称で知られている貨物の一つである、EF210形電気機関車をご紹介してまいります。
 
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写真:東海道線 三島駅3番線を通過するEF210形126号機
EF210形電気機関車は、1996年から登場し、日本国内の直流区間で現在も活躍する、大変メジャーとなる機関車です。車体横には、「ECO-POWER桃太郎」と書かれていて、足回りが、これより以前に登場しているEF200形よりもずっしりとしています。
貨物列車は、日本の社会経済を維持するには不可欠であり、遅れが出ただけでも、企業にとっては大ダメージを喰らってしまう、重要な存在です。ところが先週の台風18号で、東西の大動脈にあたる、東海道線の由比~興津間が土砂崩れで不通となっています。その為京都方面からの貨物は、東海道線(名古屋・静岡方面)を経由する事が出来ないので、北陸本線等を経由せざるを得なくなり、今まで以上の時間(日数)を要します。
このような重要な区間が寸断されるのはJR貨物にとっても、荷物の到着を待つお客さんにも影響が出るので、心配で仕方ないのではと思います。しかし20日(月)には上記区間が仮復旧となるのですが、やはり一日でも早い運行再開が望まれます。
 
 
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写真:JR貨物のコンテナの基本形
鉄道による荷物の輸送が実現する事で、トラックから出る排気ガスを出すような事なく、高速でお客さんのもとへ届けられます。写真の赤いコンテナの他に、TOYOTA(トヨタ)の青いコンテナや、ヤマト運輸(クロネコヤマト)の緑のコンテナ、コンテナに限らず危険物(化学薬品)を取り扱うタンクローリーも見る事が出来ます。
地球温暖化の為にも、安全の為にも、貨物列車は日本の流通において重要で、企業はもちろん、私たち消費者にとってもプラスになりますね。