静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#494 富士宮の地域間道路 県道25号線

皆様こんばんは。早速ですが、静岡県東部の県道25号線の路線紹介をしていきたいと思います。これまで県東部の主要地方道を紹介してきましたが、主要道の紹介は今回が最後となります。今後はその他の主要道もドライブで通る事はありますが、Youtube(suso3135)の交通光景動画向けでしか撮影しませんので、ご了承下さい。2020年辺りまでブログ運営が出来ればまだ一般県道で紹介が出来ますが、そうならなかった場合は、今回の県道をもって県道紹介は最後となります。

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【県道25号 富士宮芝川線】
富士宮市西町の県道414号線交点から同市羽鮒の県道10号線交点に至る、全長6.6kmの主要地方道 富士宮芝川線(羽鮒[はぶな]地内に650mほどの旧道あり[詳細は後ほど])です。富士宮市内~芝川地区(旧 芝川町)間の地域道路という事もあり、地元車両が多く通ります。また周辺には静岡・山梨の両県を繋ぐ道路もある事から、ドライブ・ツーリング路線の一つにもなっています。
ほぼ全線でJR身延線と並行していて、西富士宮駅は間接接続、沼久保・芝川(旧道側)の両駅は直接接続となります。
この県道の最大の見どころは、180°カーブする高架橋ですが、勾配・カーブが伴っていて、速度・ハンドル操作等に注意が必要です。
なおYoutube(suso3135)では、この県道の車載動画7月13日0時より配信していますので、こちらも是非ご覧頂ければと思います。
URL: https://youtu.be/Pa0u4oxDU5M (芝川スカイブリッジ経由)

起点:富士宮市西町 県道414号 富士富士宮線 宮町西交差点(目安:サークルKサンクス)
終点:富士宮市羽鮒 県道10号 富士川身延線 朏島(みかづきじま)交差点
接続(起終点以外):県道184号 白糸富士宮

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【駅前道路】@富士宮市西町 西町交差点(本県道:左折 県道184号線[当地終点]:直進) 
浅間大社方面から走行時に見た、JR身延線 西富士宮駅前の光景です。駅前道路という事もあり、商店で賑わっていますが、週末撮影の為、大多数のお店でシャッターが下りていました。
さて本県道ですが、まだ市内に位置していますが、路線名の通り、芝川方面へと向かう事となりますので、頭上の案内標識(方面のみの案内)の通り左折していきます。

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【一帯は通学路】@富士宮市西町 上記交差点先
交差点左折後は、いきなり狭路となっていながらも、この辺りは幼稚園・小中学校がある事もあり、平日朝は通学路となっています。通学路ではあるので、横断歩道は普通に設置されているものの、やはり子供の飛び出しもある事から、決して油断出来ません。
またすぐ先にはJR身延線の第二羽衣踏切があり、朝の通学・通勤の時は詰まって混雑する事も少なくありません。なおその先も狭路となっていて、生活道路のようなスペックは続きますので、対向車がある場合は要注意です。このような狭路ではありますが、大型・特定中型貨物の通行は禁止されていない事もあり、トラックも構わず通っています。

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【橋の先には・・・】@富士宮市 野中町・野中・泉町 滝戸橋
富士・富士宮地区の一級河川・潤井川が流れる滝戸橋辺りで、センターラインが復活し、その先には富士宮第三中学校があります。まだ市内でフラットな道となっていますが、カーブ先の交差点より先は上り坂となりますので、速度低下に注意が必要です。
なお次の交差点からは、市内の白尾山公園へのアクセスが可能となっていまして、富士川方面へ下る近道にもなっています。

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【重く漂う雰囲気】@富士宮市大中里 大泉寺付近
しばらくするとセンターラインがなくなり、また狭路に戻ります。既に上り坂となっていて、速度低下で詰まりやすくなるので、それまでよりも気を付けて進む必要があります。
この辺りにはお寺がある事から、左側には墓地があり、ただならぬ雰囲気となっています。それにしても、何故このような県道にお墓があるのかが謎でして、ただの生活道路という証左となっています。

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【重要な休憩地点】@富士宮市大中里 コンビニ・GS前
狭い上り坂を進み切ったところには、コンビニとガソリンスタンドが道路両サイドにあり、どうやらこの辺りは休憩ポイントのようでした。アップダウンを伴う路線柄、ワインディングロードとはまた異なる峠道なのか、重要な場所となっています。
付近にはセブンイレブンファミリーマートのコンビニ2軒とモービルのガソリンスタンド1軒があり、特にガソリンスタンドは県道10号線先までないので、ガス欠が心配なドライバーはここで給油しておいた方が良さそうです。ただ24時間営業ではないようなので、夜間・早朝に通る場合は尚更注意です。

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【最もらしい光景】@富士宮市安居山(あごやま) 西富士工業団地入口
少し先の交差点からは、西富士工業団地へ繋がっている市道と接続しているので、トラックが交差点を曲がっていく光景も、もはや日常茶飯事と化しているようでした。
この辺りが峠道の頂上部分にあたっていて、これより先進行方向は下り調となります。丁度坂道のところに交差点があるので、反対側では坂道発進時の追突事故が起こりやすくなっていて、通行が多い時間帯は意識が必要です。
なおこの辺りの地名『安居山』は「あごやま」と読みます。市外の人間が通る場合は「あんきょさん」と読み違えてしまう為、正しく読めないのも無理はないはずです。

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【田舎そのものの光景】@富士宮市安居山
下り坂に変わり、これ以降は田畑が広がる長閑な光景となりますが、この辺りでは身延線の近くを通るので、辺り一面田園というような事にはなりません。それでも田舎ではあるので、市街地にはなかったまた異なる光景で、幾分走りやすくなります。
この辺り、最高速度50km/hの標識・標示がありますが、下りになってから交通量が少なくなっているので、それ以上で流れるのが普通となっています。

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【山村地帯を走る県道】@富士宮市安居山 (正面[左側だが]:明星山)
この辺りは言うまでもなく、市の山村地域でして、信号が皆無に等しい快走路となっています。そんな中向こうに見えるのが山で、後々調査したところ、明星山という地元ではお馴染みの山という事が判明しました。
向こう側の明星山は、実は新東名が通るところでして、実際に公園もあり、直下に新東名のトンネルがあるとの事でした。
この先では沼久保駅付近・旧 芝川町境付近を通っていきますが、あまり景色に変化がないので、ここは割愛させて頂きます。

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【右へ繋がる謎の道】@富士宮市羽鮒(はぶな) 旧道との三差路
暫く進んでいると、写真のような三差路となりまして、こちらからは旧道と接続しています。ただの抜け道かと思いきや、実は直進先の橋が架かるまで県道となっていた道で、どうやら芝川駅へ直接アクセス出来るルートとなっています。
右折先は生活道路のような狭さという事もあり、トラック等の大型車は曲がるのが禁止となっていますので、橋へと下る事となります。

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【本県道の醍醐味】@富士宮市羽鮒 羽鮒高架橋
見出しの通り、この県道の大一番(醍醐味)といえば、180°にカーブする羽鮒高架橋(通称:芝川スカイブリッジ)で、見晴らしの良いループ橋となります。この橋は旧道での通行困難を解消させるためのもので、1997年に開通し、それ以降は現道となっていますが、旧道も同じく県道のままです。
橋上はきついカーブとはいえませんが、路面からも分かるように、勾配がだんだんきつくなっていて、速度が上下しやすく、また雨天・冬季はスリップ事故が起こりやすいので、十分注意して進んで下さい。
方向を180°に変えるとすぐで、終点である静岡・山梨の県道10号線の朏島(みかづきじま)交差点となります。カーブ先という事もあり、先が赤信号の時は注意しないと追突するおそれがあるので、少しずつ減速しながら進むのが絶対条件となります。