この辺りは狩野川に沿っている事から、左側の築堤で浸水は免れているので良いですが、雨が降ってきた場合は窪みのような地形故、冠水しやすくなりますので、注意が必要です。
またこの辺りはガードレールが無い代わりにポール(=デリニエーター)が設置されていて、普通車同士の離合が難しくなりますので、離合には場所を選ぶ必要が出て来ます。なお離合の時はポールにぶつからないよう気を付けて下さい。
その先には民家や田畑があり、気を遣わなければならない箇所が多く、県道とは一線を画す光景となります。
【今度はどこへ】@伊豆の国市神島(横:神島橋)
狩野川の堤防までの高さまで上りますと、突き当たりで信号の無いT字路となり、どちらかへ曲がる事となりますが、本県道はどちらになるかと言いますと、実は右方向です。案内標識が全く無いので、やはり地図・カーナビでないと分かり得ない、難解なルートとなっています。
ちなみに左折すると大仁(おおひと)地区に出られますが、橋を介してでは、こちらが本当の最終地点なので、街中へ出る時は要注意です。なおこのT字路では一時停止の必要があり、横の道が優先となります。
右折後は2車線道路となりますが、雨量規制標識のところからすぐで狭まります。1.5車線程度の道路と言う事で、離合が難しくなる事もあり、道路好きな方ではこのような道(県道)を「険道」と称する事があります。
標識によると、連続雨量が100mm以上で、この界わいは通行止となり、界わいに在住の方は、最悪孤立状態となってしまいます。雨量による規制は、隣の伊豆市に入る所まで続きますのでご注意を。
【まさに生活道路】@伊豆の国市神島
1.5車線程度の道に戻ると、辺りは住宅街で、完全な生活道路と化しています。県道の標識がなければ、ただの市町道と言っても過言ではありませんが、実際ガードレールに県道標識が入っているので、その面目は保たれています。
大型車両は物理的に通行出来ませんが、このような狭い道でも2ナンバーのマイクロバスは構わず通っているので、離合出来るかどうかが危くなって来ます。
【やばい(とんでもない)県道】@伊豆の国市神島
通行規制の案内板(現在は稼働停止)があるところからは、離合が不可能と言っても過言ではない険道となります。険道と言えるのはこの辺りのみです。駿東郡小山町にある県道78号 御殿場大井線の一部箇所に負けじ劣らずの狭さが伺えます。1.5車線未満の道路となっているので、注意が必要です。
この辺りは一方通行ではないので、対向車も来ますが、離合はまず無理でしょうかと思います。過去にこの県道を試しに通った事がありますが、離合がギリギリ可能であったとしても、軽自動車同士でも場所を選ばないと無理です。このやばい(とんでもない)ほどの狭さは修善寺側の案内板まで続きます。
2車線道路となり、この辺りはギリギリ伊豆の国市で、左側の熊坂橋で伊豆市(旧修善寺町)に変わります。広義では伊豆市も県東部に含まれますが、当ブログ上では伊豆の国市が東部の南端(正確には沼津市[旧戸田村]が最南端)となります。
そんな事はさておき、本県道は案内標識等は設置されていませんが左折となるようです。左折後すぐで修善寺虹の郷に通ずる市道との交差点となり、虹の郷・戸田へは橋すぐで右折となります。起点から言える事ですが、路線方向を示すそとばは最低あるべきではなかろうかと思いますね。
伊豆市に入り少し進むと、修善寺道路と立体交差しまして、瓜生野(うりゅうの)の弘法の湯辺りまでは2車線道路となっていて、幾分走りやすくなります。この辺りは小学校がありまして、県道一部も通学路となっていますが、県道標識が皆無な事もあり、市道を走っているかのように思えますが、(これでも)地図等で確認する限りでは県道となっています。
【終盤となる県道】@伊豆市瓜生野
正面の商店がある四差路で、本県道は右折となりまして、三方向のうちの一方通行がかかっている道路へ進む事となります。二方向の道は共に市道である為、この辺りは地図で確認しないと違う道を選ぶ羽目となります。
ちなみに終盤ではありますが、こちら側で一時停止がかかっていて、市道側が優先となっているので注意して下さい。
終点付近は一方通行となっていて、当然ながら対向車は来る事はありません。その為この辺りは完全1車線となっていて、車両は終点側から走る事は出来ません。と言う事は地元車両は、カインズホーム方向の県道から抜け、ヤマダ電機・弘法の湯方向から戻ってくる事となります。