静スソ備忘録

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#486 狭路満載の広域街道 県道22号線[②:沼津市区間]

皆様こんばんは。早速ですが、先週金曜日に引き続き、静岡県東部の県道22号線の路線紹介をしていきたいと思います。その2(②)は狭路率が高い沼津市区間です。
なおその1(①)はhttp://blogs.yahoo.co.jp/taka27_goldeel5_e233/55961270.html で紹介しています。接続する県道について、リンクはその1にあります。面倒ではありますが、Youtube(suso3135)の車載動画のURLもその1に記載されていますので、そちらでご覧下さい。

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【初っ端から狭路】@沼津市大岡 南小林バス停付近
長泉町との境である牧堰(まきせき)橋を過ぎた直後からは、センターラインが無くなり、本県道の本性である狭路が本格的に始まります。その1の冒頭にも書いてあります通り、国道1号 沼津バイパス除いては、全て30km/h制限となっていますので、注意が必要です。それもあってか四差路には、対向車が来る事があるという警告として、赤いラインが県道側に塗られています。
この先には国産電機という地元の工場があり、JR沼津駅からの路線バスはこちらから発着していまして、写真の箇所より狭くなっているので、バス以前に対向車との離合時は要注意です。

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【池沿いの県道】@沼津市大岡 門池(かどいけ)公園手前
沼津市内で富士山がはっきり見える門池公園まで来たところです。池の近くには住宅があり、如何にも生活道路という雰囲気がありますが、実際のところは県道指定されています。
「門池」と言いますと、この付近にある県内東部・伊豆一部のスーパー「カドイケ」でして、同スーパーは、ここ沼津市が発祥となっています。
※ここから国道246号前後はセンターラインあり

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【国のお墨付き路線同士】@沼津市岡一色(おかいっしき) 岡一色交差点
この交差点では、国道246号 裾野バイパス及び県道83号線の通称グルメ街道と交差しています。本県道・県道83号線は主要地方道という位置づけで、当時の建設大臣に認められた路線(国土交通省ではなく静岡県の管轄)で、国道同様、国のお墨付きを頂いた路線という事になります。
案内標識の通り、国道1号の三島方面は左折、東名沼津ICは右折となります。

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【離合難の急カーブ】@沼津市岡宮 光長寺前(本県道:左に道なり)
246を過ぎますと、道が狭くなり、対向車との離合に困ってしまう場面が、徐々にではありますが多くなってきます。この辺りはアップダウンを伴っていまして、更にカーブで見通しが宜しくない箇所もあり、離合以前に速度に注意が必要となります。
写真のような場合では、自転車・バイクは余裕で離合出来ますが、自動車(四輪)となると、車幅によっては厳しくなってきますので気を付けて下さい。

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【局所拡幅】@沼津市岡宮 ローソン手前
上の写真箇所から少し進んだところは、センターラインがありますが、それも一瞬であり、元に戻ってしまいます。以前はこの辺りも狭いようでしたが、近年ローソン・クリーニング店が出来た事もあり、現在は拡幅(改良)されています。

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【慢性渋滞箇所】@沼津市岡宮・花園町 通称:宮下交差点(本県道:左折後すぐ右折)
東海道新幹線のカード下交差点は、平日朝晩を中心とする渋滞の原因箇所となっていまして、信号待ちの時間が特に長めに設定されています。この交差点がボトルネックとなる為に、国道1号 沼津バイパス手前は慢性渋滞となる事も日常茶飯事でして。
左・真っ直ぐの道は県道405号線、右の道は市道 三枚橋岡宮線で、ガード付近で渋滞となっていて、その影響もあってか、右左折車両は(交通状況によっては)曲がりたくても曲がれない事があります。

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【とんでもない狭路】@沼津市岡宮・東熊堂(くまんどう) 新幹線ガード先
交差点直後、県道とは思えないほど狭い道となっていて、対向車との離合もギリギリの状態です。撮影時のみならず朝・夕方は、先ほどの交差点から渋滞となっていて、やはり慢性渋滞地獄で、酷い時は信号待ちが3回(それ以上)になる事も決して珍しくない事で。
一応退避の為のスペースはあるものの、普通車同士でもストレスとなるので、また住宅が密集しているので、これ以上拡幅するのは無理なはずです。ただ大型貨物の通行は禁止されておらず、トラックも構わずやって来ますのでご注意を。このような状況はその先の江原公園交差点まで続きます。

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【またボトルネック】@沼津市東熊堂 江原公園交差点とその手前(本県道:左カーブ後右折)
国道1号 沼津バイパス沼津駅方面の県道162号線(当地終点)の交差点手前でも、このような慢性渋滞が起きていて、カーブ手前にも影響が出ています。原因としては裾野バイパスの南伸区間が着工していない事にあり、バイパスがその交差点まで繋がらない限り、ボトルネックとなったままです。

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【一瞬重複】@沼津市東熊堂・西熊堂 西熊堂交差点横
上記の江原公園交差点から西熊堂交差点までは、沼津バイパスとの重複区間で、わずか100mほどしかありません。本県道は右折後すぐ右折といきたいところですが、車両では沼津駅発の路線バス(根方線系統)以外は西熊堂で右折禁止なので、県道をトレースする場合は、沼津バイパスを少し進んだ東沢田交差点から市道で迂回が必要となります。

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【狭路地獄の始まり】@沼津市西熊堂 明治資料館付近(公式上:これより根方街道)
右折直後も狭路となっていて、やはり対向車との離合は難しいので、歩行者・自転車が通る場合、車幅によっては停まらざるを得ません。この辺りからは大型貨物の通行が禁止されていますが、路線バスは普通に通っているので、特にバスとの離合時は相当気を付けなければなりません。
場所によってはバス同士でも離合出来るように、退避スペースが至る所にあります。
民家やお寺が密集している事から、普通車同士においても離合が困難な箇所が出てくるので、暫くの区間は割愛です。

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【暫くぶりで最後】@沼津市鳥谷 無名交差点(角:ローソン)
片浜駅方面の県道164号線(起点)から約1.3kmで、沼津市鳥谷の交差点で一時的にセンターラインが復活しますが、同市柳沢の高橋川の橋までのわずか250mで元に戻ります。それ以降は、富士市境まで延々狭路となりますので、通行時は注意が必要です。
この辺りでは東海道新幹線の高架が見え、県道からは遠いですが、新幹線が行き交う光景を見る事が出来ます。

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【如何にも手狭】@沼津市根古屋(ねごや) 根古屋交差点手前
少し進むと、案内標識がある原駅方面の県道165号線(当地終点)との交差点となりまして、沼津市の興国寺城跡の横を通ります。交差点も手狭なので、曲がる時は歩行者・自転車の巻き込みには十分注意するようにして下さい。

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【一般道からアクセス可能なSA】@沼津市根古屋・井出 駿河湾沼津SA入口
工場の角で、新東名の駿河湾沼津SA(NEOPASA沼津)は、案内看板の通り、右折となります。根方街道側からはこちらがアクセスポイントとなります。

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沼津市富士市】@沼津市石川・富士市船津
県道166号線(起点)から600mで、この間で本県道のバイパスが並走していて、丁度この辺りで市の境目となります。ほぼずっと狭路続きでしたが、富士市区間では2車線道路の区間が増えてきます。
沼津市区間は相当ストレスが溜まりやすいので、沼津市の通過交通の場合は、本県道よりも沼津バイパスが安全で有利となります。