静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#301 狩野川にほど近い 県道139号線(前編:沼津市・清水町区間)

皆様こんばんは。5月後半となり、天気が優れない日が、日に日に増してくるので、自分でも行動が億劫になってくるように思えます。
今回は、静岡県東部・伊豆を流れる狩野川にほど近い、県道139号線をご紹介していきます。狩野川にほぼ沿っていて、見所が多いので、2回に分けての紹介となります。前編は沼津市(県道140号三島静浦港線交点手前)・清水町区間、後編では沼津市函南町伊豆の国市区間です。同県道のバイパスを経由しています。撮影当初は、自転車で巡っています。
接続県道・国道については、これまで紹介してきたところを、リンクで参照頂けたらと思います。

イメージ 1
【県道139号 原木沼津線】
伊豆の国市 原木(ばらき)[国道136号]と沼津市 通横町[県道159号沼津港線県道160号千本城内線交点]の間を結ぶ、約11.4km(バイパス経由)の一般県道 原木沼津線です。撮影時は沼津駅南口側より東に進んでいます。
途中、複数の県道(後述)との重複区間・国道(後述)との交点があり、沼津市を2回通ります。県道沿い(付近)には観光地化されている公園が2箇所あり、全区間の約50%は狩野川に沿っています。
あまり需要がないように思いますが、沼津から伊豆方面の抜け道でもありますので、意外と重要なのかもしれません。
この車載動画(逆方向全区間)は、Youtube(suso3135)で10月29日より配信しています。
(10/29更新)

イメージ 2
天皇に縁ある橋】@沼津市 通横町
沼津側の起点(正式には終点)では、初めに御成(おなり)橋を通る事となります。
天皇一族が沼津市御用邸に向かわれる際に通っておられた橋で、7月下旬の沼津夏祭りの際は、花火の打ち上げ場所になっているので、打ち上げ時に車両・歩行者共に通行止めになります。
沼津市内には狩野川に架かる橋が7つ存在していて、沼津港寄りから港大橋・永代橋・御成橋・あゆみ橋・三園橋・黒瀬橋・香貫(かぬき)大橋で、写真では3番目にあたります。

イメージ 3
【重要な接点】@沼津市御幸町 沼津市役所前交差点
この交差点では、市内で八間道路(市役所~香貫間)と称され、三園橋(沼津港側から5番目の橋)に繋がる国道414号と接続しています。この辺りは渋滞が起きやすく、自転車レーンがあるので、巻き込み事故には注意が必要です。
御成橋直後約300mは片側2車線ですが、実質方向別のレーンなので、東名・新東名方面は左車線、三島・伊豆方面は予め右車線にいた方が良いでしょう。
少し先には漢字検定の試験場所になった商工会議所の跡地があり、現在商工会議所は沼津駅北口に移転しています。

イメージ 4
【近代的な橋】@沼津市中瀬町 香貫大橋前
沼津駅南口にあるあゆみ橋のように、橋のケーブルを察したところでは、近代的な感じがあります。
この橋では、三島方面と伊豆方面に分かれ、後者は橋の下を潜り、清水町方面からの道路に合流する事となります。
因みにこの県道では、沼津駅南口から発着するバスが存在していて、県道沿いにバス停が多数あるので、場合によっては、バスの乗り降りが終わるまで待つ必要が出てきます。

イメージ 10
【断崖絶壁の状態】@沼津市 上香貫
→車両ナンバー:プライバシー保護の為、「沼津 532」以外は伏せています。
合流が終わると、狩野川のすぐそばを通り、付近には香貫山があるので、路肩が狭い(反対側に歩道がある)事から、もはや断崖絶壁といっても過言ではありません。緩いカーブがあるものの、油断して運転していると縁石にぶつかったり、転落する事があるので、細心の注意が必要です。
すぐ先の交差点では、沼津市温水プール(こちらが行先のバスあり)・山道経由で国道414号線に出られ、交差点を境に清水町(駿東郡)に入ります。

イメージ 5
【公園へのアプローチ】@清水町 徳倉(とくら)
一旦狩野川が見えなくなり、道路が狭まり始めすぐの所で、同町の公園・本城山公園へ行く事が出来ます。公園への案内標識はありますが、少し分かりにくいので、道路沿いのENEOS(エネオス)が目印となります。
かつてこの辺りは「徳倉」ではなく「戸倉」であったようで、歴史にも深い関係があったようです。

イメージ 6
【まだまだ南下】@清水町徳倉 徳倉交差点
手狭な道路を進むと交差点に出て、本県道は更に伊豆方面へ南下していきます。
これより約1kmの間は県道144号下土狩徳倉沼津港線(当ブログ:後編区間)と重複し、住宅街の中を通る事となります。
交差点すぐで、県道144号線の標識しか出ていませんが、そのまま直進した方が無難です。(旧道:左折先すぐの信号付交差点を狩野川沿いに右折)

イメージ 7
【バイパス入口】@清水町 徳倉の交差点
本県道は、沼津・三島地区にあるスーパーカドイケ(徳倉店)の一角を左折となり、3年前に開通した県道バイパスへ入ります。
バイパスは距離にして約1.5kmで、旧道の行き違い困難(大型車両は通行不可)・渋滞の解消の為、迂回となりますが、時間短縮が可能となります。

イメージ 8
【至って普通の道路】@清水町 徳倉~沼津市 大平(おおひら)
県道バイパスは、国道のような片側2車線道路ではなく、普通の片側1車線道路でした。歩道が十分に確保されていて、車とスレスレになる事もないので、スムーズに走る事が出来ます。どうやらこの先で、上り坂が待ち受けているようです。丁度坂の頂上で清水町から沼津市に変わり、地形の関係上、また沼津市内を走る事となってしまいます。

イメージ 9
【大々的に工事中】@沼津市 大平
道路の近くでは、国道414号の近道(早道)となる予定の、静浦(しずうら)バイパスの建設の最中でした。
(静岡県沼津市以外の方で、)大平が沼津市の最東端である事をご存知でしょうか。清水町の隣が函南町かと思いますが、どうやら沼津市の地形が複雑なので、市町境がはっきりしていない分、分かりにくいのではと思います。
県道139号線は左に折れて、しばらく進んだところで県道140号線との重複区間が始まります。前もって申しますが、県道140号線は水色のポンプがある角を右折となりますが、水田の間を通るので、非常に狭い道路となる事を留意していおいて下さい。

※後編は県道重複区間からがスタートですので、こちらもご覧下さい。