静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#284 県東部・伊豆の長距離路線 国道414号(沼津市区間)

皆様こんばんは。今週から学校・会社でもゴールデンウィーク(GW)休み(私の会社の場合は1週間)があるところがあり、観光・旅行・ドライブには好条件かと思います。
今回はこのGWに、伊豆観光で是非走る価値のある、国道414号について捉えます。撮影時は自転車であったので、伊豆市の大平ICまでが対象となります。長距離の国道の為、2~3回に分けて見てまいります。
その1は慢性渋滞が頻繁に発生する、沼津市区間です。
これまでにご紹介した接続県道もリンクさせてあります。ご参照の上、そちらもご覧下さい。
Youtube(suso3135)では国道414号車載動画を配信していますので、こちらも是非ご覧下さい。
URL

https://youtu.be/_gh6vxrGZvk (沼津市伊豆の国市)


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【国道414号】
静岡県沼津市(終点側)から下田市(起点側)を結ぶ、全長約75kmの国道です。主に地元完結で利用する車が多く、伊豆の観光・ドライブで、少なからず通る道路です。全線乗り通すには大変困難で、伊豆市以南は高低差があり、特に下田周辺では狭路が出現します。この国道の見所といえば、やはり天城ループで、周辺には浄蓮の滝・河津の七滝があります。
途中伊豆の国市から伊豆市まででは、三島方面からの国道136号と重複し、修善寺道路の一部区間も通ります。

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【交通の重要点】@JR御殿場線 大岡駅
こちらは、朝夕(特に平日)に通勤・通学で頻繁に渋滞するところです。周辺には会社・学校があるので、この時間帯は自転車通学の学生がわんさか通るので、その事もあり、県道394号(沼津小山線)から渋滞する事も少なくありません。この渋滞は一度はまると、抜け出すまでにはとても時間がかかる事もあります。こちら以外に、後の写真の箇所でも、それが当てはまります。
裾野・御殿場方面から沼津市内に通勤する車も珍しくなく、平日の朝の渋滞を見込んで、家を早く出なければという心理が働いているので、交通面ではかなり重要ではないでしょうか。

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【賑やかな通り】@杉崎町交差点(県道405号 足高三枚橋線終点)
しばらく進み、スポーツデポ・ホテル 沼津キャッスルを横目に、学園通りに出ます。それまでは住宅街・会社が中心でしたが、ここまで来ると街並みが一変します。本国道は左折となります。
こちらでは、やはり信号待ちがネックとなっていて、最悪2~3回コースになりかねません。富士方面へ行く際は、迂回路へ直進し、県道162号 沼津[停]東沢田線等に出ると、時間帯によっては早い場合があります。

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【駅は間近】@三ツ目ガード前
三ツ目ガードは、沼津駅の北口と南口を分ける境の一つで、駅がすぐ近くという事で、御殿場線の列車が通る光景を目にする事が出来ます。こちらは北行きで渋滞が多く、この先の東海道線のガードが開始点となる事が多いです。
駅周辺には、キラメッセぬまづ(現 プラザ・ヴェルデ)・4DXのシアターがあるBivi沼津がありますが、進行方向から駅北口へは行けない為、先ほどの交差点を直進する必要があります。ガードをアンダーパス後の駅南口(沼津ラクーン方面)へも、先の三枚橋の交差点までは、右折が出来ないので、ご注意を。

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【半端ない渋滞】@三園(みその)橋交差点(県道380号 富士清水線交点)
それまでの渋滞は序章に過ぎず、それ以降は本格的な渋滞が待ち受けています。
三園橋付近では、旧国1へ曲がる車が多く、交通量は昼夜問わず、比較的多めです。その為、交差点には歩道橋と共に、自転車通行帯が南行き側に設けられています。右折する際は、直進車が多いので、信号が赤で矢印が出ても、曲がれずに2回コースとなる事も日常茶飯事です。

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【最初で最後】@沼津市役所前(県道139号 原木沼津線交点)
この交差点を境に、進行方向では最初で最後の片側2車線(約1.3km)となり、反対方向では方向別で車線が減る為に、朝晩は渋滞する事も不思議ではありません。
この交差点にも、渋滞を少しでも解消する目的で、歩道橋と自転車通行帯が設置されています。
因みに市役所以南は、『八間道路』と称されていて、沼津市民が一度は通る大通りとされています。

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【容量不足の道路】@下障子交差点(県道144号 下土狩徳倉沼津港線交点)
国道としては圧迫感があり、車線減少後は再び渋滞になる事が(高確率で)あります。交通量は相変わらず多く、2車線道路という事で、容量(キャパシティ)不足が露呈しています。
右折先は、沼津市の道路かと思われがちですが、実は県道144号線(進行方向:約600m先まで重複区間)です。行き違い困難が予想されるので、大型車両は曲がる事が出来ません。青標識がないので、ジョイランド香貫(かぬき)のボウリングピンが目印となります。
なお800m先まで進むと、現在建設予定の静浦(しずうら)バイパスに接続します。

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【観光がより近く】@沼津市 島郷(しまごう)
静浦バイパス接続予定点を過ぎると、街並みが一変し、ひたすら住宅街が続きます。
観光地が示された標識では、すぐの所に、天皇に縁ある沼津御用邸があり、三津浜・大瀬崎の案内も出ています。決して遠過ぎる事はなく、より近く思えるはずです。

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【海沿いへ】@沼津市 馬込(上)・江浦(下)
しばらく南下すると、海が見えてきて、それ以降は駿河湾の海岸にほぼ沿って進んでいきます。地震津波のリスクが高く、周辺には避難タワー等の施設・高台があります。
ドライブ・旅行にもってこいではありますが、路肩がないに等しい箇所がほとんどで、夕方には渋滞する事もがあるので、覚悟の上で通った方が良いです。
静浦漁港付近からは県道134号(静浦韮山[停]線)と重複しています。(伊豆の国市の長塚橋交差点まで)

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【トンネルの先】@多比第二トンネル(全長216.2m)前
このトンネルを過ぎると、すぐに口野(こうの)放水路交差点に差し掛かります。本国道は左折となります。伊豆・三津シーパラダイスあわしまマリンパーク、大瀬崎方面は県道17号(沼津土肥線)へ右折です。
本国道では、左折後にトンネルがあり、出口ですぐに伊豆の国市に入ります。
伊豆の国市区間(その2)は、こちらからどうぞ。