静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#853 Withコロナ 18きっぷで成田へ(令和4年1月)

皆様こんばんは。静スソと申します。

2月14日はバレンタインデーですが、世間は平日となります。元来から、女性から男性にチョコレート等をプレゼントするという年中行事ですが、時代の変化と共に友チョコ(=友達同士で渡すチョコの事)を渡すのがもはや標準となってきています。この日は六曜では友引(ともびき)でして、せっかく渡すならば午前中か夕方以降が良いのではと、個人的には思います。ただしコロナ禍ではあるので、至近距離で直接手渡しというのも、血の繋がっていない人間同士では難儀のように思えます。

ところで気になる話題として、新型コロナの感染拡大防止のまん延防止措置に変化があるという事です。投稿日時点では、全国の過半数にあたる34都道府県が適用対象ですが、東京都で連日のように新規感染1万人以上が発生する等、全国的に感染爆発している事もあり、和歌山県高知県も適用となると同時に、一部地域(首都圏1都3県含む)の期間が3月6日(日曜日)迄に延長が確定となっています。

政府としては2月末迄延長とし、第5波のような緊急事態宣言を何としても回避したいという、思惑が垣間見られます。現に緊急事態宣言は、病床全体ではなく重症患者向けの使用率に、重きを置いていますので、経済も回す事を踏まえると、それは致し方ない事でしょう。

その話題は以上としまして、今日の記事と参りましょう。今回は先月初めに県外移動した時の出来事を振り返ります。この記事は、同平日(正月三が日明け)に千葉県は成田方面(出発地:CA02 三島駅)に、青春18きっぷ等で出掛けた時の事についてです。今回の大一番は、初詣の聖地の一つである、成田山新勝寺への参拝、サブの目的として、品川駅の山手線ホームの変化の観察、総武快速線成田線及び東京駅(JO19)以東でのE235系初乗車となります。

なお県外移動の事もあり、手指消毒(可能であれば鉄道駅でも励行・店舗出入の都度に実施)・3密回避は勿論、ソーシャルディスタンス(日中時間帯は余程でない限り最低1メートル)の確保を怠らないように心掛けています。なお本記事では、昨年の暮れより購入したカメラ(スチルカメラ)で撮影したものが含まれます。

かなりの長丁場となっていますので、時間に余裕を持ってご覧下さい。

 

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【平日だが年始の混雑ぶり】第1乗車列車区間:普通 熱海行き(313系3両:三島~熱海)

時間の融通もあり、18きっぷシーズンであれ、東海道線三島駅(CA02)からのスタートとなりました。御殿場線からでは遅れにより、(JR東海であろうが)東海道線と接続出来ない場合があるという不安感から、平日は同駅からとさせて頂いています。

それよりも、新年早々に乗車した時は、正月三が日過ぎの平日であるゆえに、日中時間帯でも三島で下車する客で混雑していました。さすがに熱海行きの場合は、この駅から空きますので、(平日は)余程でない限り着席可能であろうかと思います。

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【新系列同士の並び】第2乗車列車区間上野東京ライン 宇都宮線直通 小金井行き(E233系及びE231系15両:熱海~小田原)

熱海駅(CA00・JT21)からはJR東日本となり、すぐの接続の小金井行きで、ひとまず小田原駅(JT16)まで向かいます。小田原に到着し、先頭部分(E233系側)まで来ますと、御殿場駅(CB10)発着のふじさん号でお馴染みの、はこね8号に充当のロマンスカー小田急60000形(MSE)が小田急10番ホームに停車中でした。

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【良心的な特急ワープ】第3乗車列車区間:特急踊り子4号 東京行き(E257系9両:小田原~品川)

小田原駅(JT16)からは、11時台発の踊り子4号で、品川駅(JT03)へ向かいます。横浜(JT05)から品川は各駅に停車となりますが、平塚(JT11)は通過という事で、特急ゆえ18きっぷは対象外(乗車券等は別途購入)ですが、特急でワープするにはもってこいといったところです。気になる特急料金は通常で¥1020で、普通グリーン車と同様、50キロ以上か否かで異なるもので、距離が長いほど割安になる(お財布に優しい)方式となっています。

今回はギリギリで座席指定した為、5番縛りでソーシャルディスタンスを踏まえると、9両の後ろ側の2号車(座席:5番D席)となりました。チケットレス乗車の為、紙切符とはなりませんが、通常より¥100安く、普通グリーンより快適に乗れるのであれば、言う事なしですね。

因みに18きっぷ対象外区間の乗車券はIC(モバイルSuica)としていますので、18きっぷしかありませんが、不正乗車にはなりませんので、どうかご安心を。

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実のところ、まだ朝ごはんを食べていませんでしたが、時は既に遅しで、踊り子号乗車時に軽い食事としました。飲み物以外は前日に調達したものです。

撮影時時点は、まだまん延防止措置が出ていませんでしたが、年始という事もあり、平日にも関わらず、窓側座席はほぼ埋まっていました。コロナ禍ゆえ一人客でも、隣の席が荷物置きで、さすがに横浜(JT05)まで、それは変わらずでした。

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途中の茅ケ崎(JT10)では、通過時、相模線の新型車両・E131系500番台を見る事が出来ました。ダイヤ改正以降、同路線は終日全列車E131系に統一され、踊り子号から見るE131系、留置線停泊中の並び(E257系とE131系)もありふれたものとなる事でしょう。

写真にはありませんが、途中の国府津(JT14)では、前を走る普通列車(小金井行き)の追い越し、大船(JT07)では、前を走る普通列車(高崎行き)との接続を行います。

川崎(JT04)を越えますと、多摩川を境に東京都に入ります。東京は(冷やかして言えば)日本におけるコロナ感染のメッカでして、駅の外はかなり大変な事になっているようで、当方においては(緊急時を除き)都内では列車乗り継ぎ目的のみとさせて頂いています。

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品川で降り、山手線ホームに足を運びますと、外回りの2番線が消滅し、そちら側には柵で封鎖されていました。山手線ホームでは、特に平日朝晩のラッシュ時は(コロナ前ほどではないが)混雑している事も日常茶飯事で、混雑緩和の為、内回りの1番線を1面化する工事がなされています。勿論の事、駅構内での観察時はホーム含め、他県以上にソーシャルディスタンスを取るようにしています。

その事もあり、外回りは3番線となっていて、京浜東北線は大宮方面が4番線、川崎方面が5番線と、のりばもそれぞれ移動しています。なお3及び4番線は、大井町(JK19)から渋谷(JY20)へ向かう場合の、スムーズな乗り継ぎが考慮されています。

因みに品川駅の在来線側の駅名標は、東京都23区の『区』の表記があり、乗車券では東京都区内(山手線の駅の場合:東京山手線内)の記載があります。なおJR路線における『区』の表記は、埼京線 浮間舟渡(JA17:北区)が北端、京浜東北線 蒲田(JK17:大田区)が南端、中央線 西荻窪(JC10及びJB03:杉並区)が西端、京葉線 葛西臨海公園(JE06:江戸川区)が東端となります。(区の表記はありませんが)私鉄・地下鉄も含めると、北は日暮里舎人ライナー 見沼代親水公園駅(NT13:足立区)、南は京急線 六郷土手駅(KK19:大田区)、西は西武新宿線 武蔵関駅(SS14:練馬区)、東は都営新宿線 篠崎駅(S20:江戸川区)で、JRと比較するとよりややこしくなります。

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グリーン車は最適なネット環境】第4乗車列車区間:横須賀・総武快速線 成田空港行き(E235系15両:品川~成田)

品川駅(JO17)からは、18きっぷの使用を再開し、横須賀線及び総武快速線の新型車両・E235系グリーン車で千葉方面へ向かいます。同路線はE217系の運転列車もありますが、運用によってはグリーン車に充電コンセント・Wi-Fi環境完備のE235系であったりで、やはり狙って乗る価値は十分あります。鉄道好きの方以外では、ビジネスマンにおいても、ノートパソコンでの入力・編集作業は、電源設備があって出来ると言っても過言ではありません。ただしキーボードの操作音が大きくならないよう、周囲への配慮は必要ですが・・・

当方の乗車は、品川12時33分発で、途中の錦糸町(JO22及びJB22)付近で東京スカイツリーを撮影すべく、4号車階上席(D席:市川[JO24]からA席)としました。5号車側でも良かったのですが、こちらではソーシャルディスタンスが確保出来ませんでしたので、仕方なしといったところです。なお日中時間帯は、コロナ禍ゆえ、成田エクスプレスの運行がありませんでしたので、しおさい号の間繋ぎの事もあり、東京(JO19)から先の快速線内は、ビジネスマンの普通グリーン車乗車がありました。今回は、千葉県成田市にあります、成田山新勝寺へ初詣へ向かうべく、成田駅(JO35)までとなります。

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総武快速線で見られる、鉄道絡みの光景として、上の3枚をピックアップしました。上から、錦糸町駅(JO22)付近の東京スカイツリー(高さ:634メートル)、幕張本郷駅(JB34)付近の209系2200番台(団体列車:BOSO BICYCLE BASE)、(カメラレンズでぼやけているが)幕張車両センター停泊中のE131系0番台(2両)の順です。

スカイツリー以外は、間近で見た事がありませんでしたので、わずかな時間で、あまりきっちりとは見切れませんでしたが、かなり貴重な光景である事は言うまでもありません。

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成田駅(JO35)に到着しますと、反対側のホームに我孫子方面の常磐線列車(E231系)が停車中でした。乗車してきた成田空港(JO37)行き(東京[JO19]から快速)は、成田線の経由ですが、同じ成田線でも本線は佐原・銚子方面の為、こちらは空港支線、先の湖北・我孫子方面は我孫子支線へそれぞれ直通となります。

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改札の前には待合室がありますが、その反対には新年という事で、初詣にふさわしいポスターがありました。やはり成田山新勝寺の参拝を大々的に推している事が垣間見られる一枚となっています。それと共に、成田駅の駅員一同の寅年仕様の新年のご挨拶も添えられていて、新年のお出掛け甲斐があるものでした。

駅の外へ出ますと、駅舎出入口は成田山の提灯(ちょうちん)としめ縄が張られていて、(正月三が日の後ですが)いかにも令和4(2022)年の幕開けを思わせる様相でありました。思う事ではありますが、『新年明けましておめでとうございます』の横断幕をご覧いただけますが、本来の表現は『旧年明けましておめでとうございます』が正しいのではないでしょうか。

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成田市に入ったのは午後2時過ぎでして、ランチタイムがもう間もなく終わってしまう時でした。やはり観光地の事もあり、大手チェーンの飲食店はあまりなく、JR成田駅側はほとんど居酒屋ばかりで、リーズナブルかつきっちり食事出来るところがありませんでしたので、京成成田駅(KS40)側の飲食店を探しましたら、京成側の駅前に餃子の王将があり、コロナ感染対策が十分であった事もあり、こちらでお昼ご飯としました。

京都市発祥の餃子の王将ですが、当方はスマホauの時に、(コロナ前の)水曜日にスマートパスプレミアムで、餃子1皿無料で来た事があるほどで、まさか京成成田駅前の王将に来たのが、同じ曜日であったとは思ってもみずでした。当方はチャーハン+餃子(6個)のセットを注文し、感染対策十分で¥1000切っていますので、もはや文句なしといったところです。

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【混雑に留意して移動】

食事が終わり、徒歩約15分ですが、成田山新勝寺まで向かいます。感染対策の事もあり、それ以上掛かっていますが・・・

そちらへ向かう通りは一昨年秋に行った川越のような雰囲気があり、人気な観光地ゆえ出店・お土産屋もありますが、鰻屋もあったのは意外でした。平日ではありますが人出が相変わらず多く、ソーシャルディスタンスの確保がなかなか難しいものでしたが、先の王将の先では手指消毒を促すよう、係員が立っておられ、屋外であろうが感染対策には余念がない雰囲気が感じ取られました。

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観光地だけあってか、通り沿いのセブンイレブンは観光地仕様でした。こちらは良くある事なので、これ以上言及する事はありませんが・・・

その先のお土産屋ですが、お店の前のガラス越しにピーナッツをかたどったキャラクターがいました。そのピーナッツですが、千葉県の八街市が名産地となっていますが、成田市でもその商品が売られていて、やはり県外の人間にアピールしているものと見て取れました。

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【コロナ禍ながら初詣】

今回のお出掛けの大一番の場所となる、成田山新勝寺ですが、川崎市の川崎大師に並ぶ首都圏の参拝の聖地で、平日であろうが(コロナ前ほどではないが)賑わっています。この時の参拝ですが、川崎か成田かで迷いましたが、当時のコロナ感染状況からすると、後者の方が割に少なく、安全であったのでそちらを選択しています。

寒く乾燥した時期ではありますので、温かい飲み物で水分補給で、感染対策の事も踏まえるとお茶系の飲み物が一番です。ただし緑茶・ほうじ茶では、かえってトイレが近くなりやすく、写真のようなものの方が丁度良いのではと思います。

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紅白の横断幕で囲いがされていますが、コロナ禍ゆえ、参拝でお馴染みの手水舎(てみずや)は閉鎖となっていました。また感染対策として、お守りの購入時は(商品含め)コイントレーでの収受がなされていました。購買所の出入口では、手指消毒が徹底されていまして、現金払いしか対応しておらずとも、安心して購入出来ます。f:id:suso3135:20220224214037j:image

その成田山ですが、正月三が日の初詣のみならず、芸能人・スポーツ選手等の各界の著名人による節分の豆まきで賑わう事で有名で、厄除けはもちろん、交通安全の祈願で、関東地方の方においてはメジャーなスポットと言えます。訪問時時点では、水際対策の事もあり、外国人の入国が規制されていますが、在日の方ではアジア系外国人がちらほら見られました。またこちらは、明治天皇が明治14(1881)年・明治15(1882)年の2度、千葉県(かつての下総国)を訪問された時にお立ち寄りになったという歴史があり、古くから由緒正しき場所となっています。

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本殿での参拝は、さすがに撮影不可で、写真はありませんが、こちらは扱い上お寺でして、神社のようなニ礼ニ拍手一礼は適用しませんので、一礼し願い事を心の中で念じ、再度一礼する事になります。

その後は本殿内の購買所で、交通安全のお守りを購入しました。当方は車の運転もしますので、やはり自分用とさせて頂きました。(サイズが大きすぎで見た目は劣るが)スポーツペダルに合わせ赤いお札としました。更に出入口前では¥100でおみくじを引き、その番号は何と吉でした。通例では大吉が最上位ですが、寺院・神社によっては吉が大吉より上位になる事があり、こちらは後者にあたります。

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【コロナ禍でも見世物は健在】

参拝を終え、成田駅方面へ向かう途中に、猿まわし劇場と思われる見世物が催されていました。猿まわしは言うまでもなく、獅子舞ほどではありませんが、新年にもってこいのイベントでして、コロナ禍でなかなか開催出来ないご時世ながら、幸いにも実施していました。

寅年の事もあり、昇り台は虎模様で、猿と操り手の方とはソーシャルディスタンス確保、歓声の代わりに拍手と、こちらでも感染対策はとられていました。

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【帰宅ラッシュ回避】第5乗車列車区間:横須賀・総武快速線 久里浜行き(E217系15両:成田~品川)

帰りもJRでして、成田駅(JO35)から、普通グリーン車で東京方面に向かいます。千葉駅(JO28)以西は、丁度帰宅時間帯の事もあり、一般車両は混雑が予想されますので、初めからグリーン車に乗車しています。

乗車したE217系ですが、行きのE235系とは異なり、座席にコンセントがありませんでしたが、横須賀・総武快速線の車両が後者に統一された時は、充電切れ間際でも心配無用です。この時充電プラグを忘れた事もあり、乗車途中にスマホ・カメラ共に充電切れとなってしまいました。モバイルバッテリーを持ち込むのも手ですが、車両火災というリスクもありますので、難しいところではあります。案の定で、品川駅(JO17)で下車後、コンビニでモバイル充電器をレンタルする羽目となりました

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【まさかの新幹線で帰郷】第6乗車列車区間:こだま753号 新大阪行き(N700a:品川~三島)

品川駅からですが、特急湘南3号(在来線特急)で首都圏脱出する予定でした。スマホ・カメラの充電切れの事もあり、最低限までの回復に時間を要したので、同3号はおろか、同5号にも乗車出来ず、諸事情により、新年初の新幹線で帰る事となり、この日の18きっぷの使用は品川で終わりです。このまま在来線で7号+普通列車乗り継ぎでも、帰宅は午後10時前になるので、それを踏まえると致し方ない事です。

時間が合わず、こだま号(乗車:後ろ側自由席)となりましたが、3号で乗り継ぐよりも数分早く三島駅に着きますので、清水の舞台から飛び降りるの如く、¥4000ほどの課金で、その甲斐もあって午後9時まで自宅に帰る事が出来ました。

 

※諸般の事情により、2月26日夜に写真追加・文章追記完了