静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#747 コロナ収束後に乗りたい伊豆の観光列車・E261系

皆様こんばんは。静スソと申します。

新型コロナウィルスの影響が長引いていまして、現在39県が緊急事態宣言解除となっていますが、本日5月21日に特定警戒に含まれる関西3府県(大阪・京都・兵庫)も、連日新規感染者ゼロという事もあり同日夕方解除で、残りは関東と北海道の1都1道3県のみとなりました。

代わって静岡県内では、観光地にあたる熱海市伊豆市20日、神奈川県と隣接する小山町は17日に休業要請終了で、残すは御殿場市(~31日:キャバレ・ナイトクラブ等対象)のみとなりました。ただし隣県への移動は原則月末まで出来ませんので、静岡県の方は(一般の方で不要不急ならば)道路では県境手前でUターン、鉄道では隣県一つ手前の駅(CA00熱海駅・CB08駿河小山駅・身延線稲子駅・CA40新所原駅)で引き返す事が望ましいでしょう。ところで今日の出来事となりますが、3週間連続で新規感染者ゼロであった県内ですが、伊東市で成人女性1人の感染者が出てしまい、その記録はとうとう崩れてしまいました。どうも神奈川県の友人との宿泊で感染したとの事で、宿泊施設が県東部でしたので、静岡県に来ないでという事が何故言えなかったのか気になるところです。

鉄道においては悩ましい事で、新幹線・一部の在来線特急の減便が、現在も続いていまして、6月末迄、臨時列車を中心に指定席予約が取り止めとなっている列車もあります(6月よりJR東日本JR東海の新幹線は定期列車の本数削減なし)。これから取り挙げる特急サフィール踊り子号ですが、指定席予約は臨時列車(3号~5号)は取り止め(運休含む)と同時に、車内販売・カフェテリアの営業中止が決定しています。


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【観光列車の並び】@JR熱海駅(4月7日撮影)

伊豆の令和の観光列車・特急サフィール踊り子号(E261系)と伊豆半島稲取のキンメダイを象ったリゾート列車(2100形普通列車)とのコラボです。更に桜の時期という事で、春の観光にはうってつけの一枚となっています。しかしながら、今年は新型コロナウィルスの影響で、尚且つ緊急事態宣言発令前で、危なげな状況でありました。

 

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当方は熱海から伊豆急行線伊豆高原迄の乗車ですが、Youtube動画(suso3135として:最下部に掲示)としては、伊東線区間のみなります。なお今回は通常のグリーン車乗車(今回の座席:7号車3番A席)の為、1号車のプレミアムグリーン車内の撮影が出来ませんでしたが、1+1のピッチで、サフィール踊り子号のファーストクラス仕様となっているとの事です。

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伊豆高原駅改札内の写真となりますが、1号車の座席はJR東日本の新幹線で言うグランクラス(E5系10号車)より上回るもので、リフライニングは勿論、360度回転が可能です。スーパービュー踊り子号と同様、運転台がすぐにあり、伊豆急下田行は大広角のパノラマを楽しむ事が出来ます。


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【案内表示も進化】

客室内の案内表示ですが、251系の3色LEDから大幅にバージョンアップし、フルカラーLEDとなり、液晶ディスプレイ並みのクオリティに向上しました。E353系E657系もフルカラーではあるものの、ドットでの表示という事で、滑らかさが異なりますので、E261系は令和の特急列車としては相応しいものではないかと思います。

同列車からは、防犯カメラがデッキのみならず客室内にも、最初から装備されるようになりました。平成後期に登場した前者はデッキのみでしたが、後者は両側でセキュリティ二重化と、安心・安全の列車旅を満喫出来る事間違いなしです。f:id:suso3135:20200521214312j:image

なおグリーン個室・カフェテリアを除く全号車のデッキには、大型の荷物置場が設けられています。防犯カメラが近くに設置されていますが、成田エクスプレス(E259系)のような暗証番号式ではないので、貴重品は手元で管理する必要があります。


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【高級感増したデッキ】@5号車(伊豆急下田寄り)

5号車の下田寄りデッキには、車椅子・身体障がい者に対応したバリアフリーの大型洋式トイレと多目的室、ハンドドライヤー付洗面所があります。自然な木目調でして、落ち着きと共に高級感も感じられ、踊り子号の始祖185系とは大違いです。

 

これより号車別の紹介となります。前述のように、1号車は上の写真を参照して頂く事となります。乗車の熱海駅は停車時間が僅かしかありませんでしたので、本格的な車内設備の撮影は伊豆急行線内に入ってからとなりました。何卒ご理解下さい。

~通常グリーン車(5~8号車)~

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【レベルアップしたグリーン車】上:7号車、下:5号車

東京寄り4両は通常グリーン車で、在来線特急のグリーン車では最高クラスの1+2のピッチとなっていまして、座席は東北新幹線E5系と同様の素材が用いられています。各座席にはコンセント、読書灯、大型テーブル(座席横のドリンク置きも有)、可動式クッション、電動レッグレストと、まさに至れり尽くせりです。スーパービュー踊り子号の時とは異なり、頭上に天窓があり、相模湾・東伊豆海岸の景色を存分に味わえます。

 

~グリーン個室(2・3号車)~

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【木の温もりある部屋】→両号車とも1・4番:6人用、2・3番:4人用

2号車・3号車には、グリーン個室がそれぞれ4室ずつあります。6人用は下田側が1番、東京側は4番で、4人用は中ほどの2・3番となります。通路から見えますが、これは両方向の景色を満喫して頂くという思惑がある設計となっています。室内のシートは本革製で、幾分高級感があります。

グリーン個室といえば、JR西日本のWEST EXPRESS銀河(117系電車)にも設置されていまして、古くは東海道新幹線100系から存在していました。

 

~カフェテリア(4号車:食堂車)~

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【初めからコロナ対策】

 


【観光列車】[車窓]特急サフィール踊り子1号(JT21熱海駅~JT26伊東駅) Train view, Saphir ODORIKO(Ltd.Exp) [Ito line]