静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#748 2020年春期 18切符での鉄道利用(3/25・3/26)

皆様こんばんは。静スソと申します。

去る5月25日ですが、とうとう北海道と関東4都県も、緊急事態宣言が解除となりました。約1ヶ月半という長いようで短い期間でしたが、懸念されるのが第2波でして、最悪再度宣言発令となる事もあり得ます。既に福岡県は北九州市でも新型コロナウィルス感染者数は1週間足らずで20人で、小倉城等の観光地は2日営業で再度臨時休業となっているところもあります。どの年代でも感染し得る可能性がありますので、もはや他人事ではなくなって来ています。早期収束に繋げるには、やはり一人一人強い気持ちを持ち、絶対必ず感染しない・させないと、自身に厳しく言い聞かせるのが大事ではないかと思います。

代わって静岡県においては、既に宣言は解除で、新しい生活様式を採り入れる水準まで来ていて、6月から店舗・施設の営業時間が最大1時間延長(一部は通常化)するところもあります。いずれにせよ、時間短縮は当面の間続くとの事ですが、常々思うに何月何日までか具体化しないと、精神的・経済的に追い詰められるのも無理はありません。

さておきまして、今日の記事と参ります。少しの間、更新が途絶えていた、春期18切符での鉄道巡りについて振り返ります。3回目は3月25日に臨時夜行快速『ムーンライトながら』号、同月26日にE257系の特急踊り子号と小田急線の新型5000系を見るべく、横浜方面へ向かった時の出来事です。

~25日~
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【省スペース化した照明】

御殿場線からのスタートですが、313系車内では(一部ですが)照明が蓋付蛍光灯からLEDランプに変更されています。交換前と後では、やはり明るさは歴然でして、夜間でも昼間のように明るく、列車内の雰囲気が変わったような気がします。


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【今ではレアな行先】撮影場所:JR東日本 熱海駅(JT21)

熱海からはJR東日本の列車となりますが、何と『東京』行の表示がなされていました。上野東京ライン開業前の行先(終着駅)を彷彿とさせるものですが、実際開業後は深夜時間帯のみで、日中は東京を越えて、宇都宮線高崎線に直通しています。熱海始発の東京行は、21時台と22時台の3本(うち1本は快速アクティー)と、以前よりめっきり少なくなりました。

当方は途中の大船駅(JT07)迄乗車ですが、夜遅い事もあり、普通車も空いていました。ガラガラな事もあり、グリーン車を利用する必要はありませんでした。何故大船迄かですが、実は横須賀線の最終列車を、まだ間近で目にした事がなかった為です。YouTubeでは終電観察の動画があり、そちらでは目にしています。

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【まさかの千葉行最終】撮影場所:JR大船駅(JO09・JS09) ※緊急事態宣言発令前に撮影

大船に着き、横須賀線ホームに向かうと、5・6番線の案内表示が電光(従来タイプ)から液晶ディスプレイ(新タイプ)に変わっていました。昨年夏にメガウェブ(東京都江東区)に向かう時のJR川崎駅(JT04)の京浜東北線ホームで目にしたのと同じで、前者が平成とすると、後者は令和に当たります。JR東海では、駅改札口のみですが、JR東日本ではホームも例外なしで、東の方が先進的である事が言えようかと思います。

当方は横浜駅(JO13・JS13)迄、7月に首都圏に姿を現すE235系1000番台の置き換え対象となるE217系に乗車しました。ところで『この電車は、千葉行の最終です。』とのアナウンスがあり、駅員放送の『津田沼(JO26)から先の最終電車です。』という補足説明もなされていました。

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【もう一つの東海道夜行列車】撮影場所:JR横浜駅(JT05) ※緊急事態宣言発令前に撮影

横浜に着き、東海道線ホームへ向かいました。この日の大一番である、6番線から発車する、臨時快速『ムーンライトながら』号の撮影が目的です。夜行列車は今となっては、ムーンライトながら号、寝台特急 サンライズ瀬戸・出雲号のみで、どちらも全車指定席ですが、18切符で乗車可能なのは前者が唯一となります。

ところでながら号で使用されている185系ですが、日中時間帯は特急踊り子号での運用となっていますが、春休み・夏休み・冬休みの18切符シーズンには、臨時列車としてJR東海区間(CA02三島~CA77大垣:熱海~三島間は修善寺行踊り子号の運行有)にも乗り入れています。定期時代は373系9両(編成間通り抜け可能)でしたが、臨時化により4号車(C7編成)・5号車(B6編成)は走行時・運転停車時は通り抜け不可となっています。その185系も老朽化が取り沙汰されていまして、車両置き換えの可能性が出ていますが、年々運転日が少なくなっている事から、車両引退と同時に運用廃止もゼロではありません。

撮影後は、4番線(京浜東北線横浜線)へ向かいました。早朝・深夜帯は横浜線へは直通しませんので、京浜東北線の電車(今回:赤羽[JK38]から先の最終大宮[JK47]行)に乗車し、東神奈川(JK13)で横浜線の電車(今回:終電1つ前)に乗り換えが必要となります。なお横浜線全線は東京特定電車区間で、18切符は終電まで有効で、0時過ぎても1日分として有効です。

当方は翌日に、小田急線新型車両5000形を町田駅(OH27)で目にする為、一つ先の古淵駅(JH24)まで乗車し駅前の快活CLUBで翌朝に備えました。

 

~26日~

8時20分頃にチェックアウト後、この日の大一番となる小田急線の新しい通勤電車を目にする為、一つ隣の町田駅へ向かいました。目的の車両ではJRではないので、改札を出て600m西側の小田急線側に移動する事となります。(別途入場券・乗車券が必要)

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小田急の新通勤電車】撮影場所:小田急線 町田駅(OH27) ※緊急事態宣言発令前に撮影

小田急線の令和の通勤電車である5000形ですが、情報サイトによれば、この日は各駅停車伊勢原行の始発電車の運用でした。5000形は10両編成(固定)でして、従来の通勤電車とは全く異なる車体、フルカラーの行先表示という事で、相鉄(相模鉄道)では12000系に相当します。

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電車内は床面が木目調で、フリースペースが最初から設置されていて、滑り止め付手すり、通話可能な非常通報装置、ドア上の液晶ディスプレイも備わっていまして、令和に相応しい電車である事が伺えました。

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【二面性ある町田駅前】上:小田急線側 下:JR東日本


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【新踊り子号デビュー】撮影場所:JR横浜駅(JT05) ※緊急事態宣言発令前に撮影

前夜と同じ横浜駅6番線に戻ってきました。特急踊り子7号の新型車両であるE257系を目にするのが目的です。余裕もって撮影したかったので、15分前からスタンバイしていました。写真の通り、充当編成はNA-13で、ダイヤ改正前では最新編成にあたります。

そのE257系ですが、元々は中央線特急の車両でしたが、E353系の導入による玉突きで、東海道線の特急として導入され、2020年ダイヤ改正時点では、踊り子の4列車(上り:4号・18号、下り:7号・15号)に充当されています。もちろんの事自動放送付でして、グリーン車(4号車のみ)全室化、窓側のコンセント設置が注目となっています。

 5月末現在、E257系に充当する踊り子号は、新型コロナウィルス感染拡大防止の為、運行休止となっていまして、しっかり見られるのは7月以降となる模様です。