静スソ備忘録

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#394 外環道 延伸開通に向けて[高谷(こうや)JCT]

皆様こんばんは。今回は9月に鉄道で首都圏へ行った時、京葉線電車内(市川塩浜二俣新町間走行中)で観察した、建設中の東京外環自動車道・高谷(こうや)JCT[現時点:仮称]について見てまいります。

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【大規模なJCT
高谷JCT[仮称](IC番号:100)は千葉県市川市にある、首都高湾岸線・東関東自動車道とのジャンクションで、埼玉県三郷市の三郷南IC迄は2017年頃延伸開通予定です。
海老名JCT[東名・圏央道]・三郷JCT[外環道・常磐道]に並ぶ大規模のJCTという事で、建設工事が難航しそうですが、 供用後は京葉道路常磐道東北道へのアクセス向上・首都高等の周辺路線の渋滞緩和が期待されます。
画像では、最も手前が本線外回り→湾岸線西行(羽田空港・横浜方面)、中央が湾岸線東行→本線内回り、奥が国道357号西行国道298号(松戸方面)で、ランプがとにかく複雑化しています。
完成に向けて高速道路同士の接続部(詳細:下の画像)が、着々と明らかになっていますが、外郭環状道路に当たる国道298号(国道357号に接続)の上を通る事となるので、供用されると、とんでもない事になりそうです。

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【空中ランプ】
本線~湾岸線東関東道のランプは、輪を描くようにループしていて、高低差が半端ありません。2年後に完成予定にしては、だいぶ前進しているようで、かなり大規模ながらも、徐々に構造が様になってきています。
途切れ途切れではありますが、道筋が明確になっていて、(妄想になりますが、)空間でイメージしてみると、それぞれのパーツが繋ぎ合わさります。高架下には、首都高湾岸線東関東道が通っている事から、建設工事は慎重でかつ影響を最小限でなされているようです。
車線の増減で、渋滞が容易に発生しやすい海老名JCTのように、交通のボトルネックにならず、スムーズに流れるジャンクションであればと願うばかりです。

ついでですが、10月31日(土曜日:ハロウィン)には、圏央道の桶川北本IC(埼玉県桶川市)~白岡菖蒲IC(同県白岡市)が開通し、東名・中央道からは首都高を経由せず、(大回りだが)東北道迄ダイレクトにアクセス可能となります。ただ、東北道常磐道間は未だ部分開通なので、常磐道へは首都高や外環道を経由する必要があります。