静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#311 富士山登山口へのアクセス路 県道23号線

皆様こんばんは。日中が夏のように暑い日・毎晩の地震が続いていて、温暖化の影響は間違いないのではと思えます。それもあってか、富士山の雪解けが昨年以上に早いようです。
今回は、静岡県東部は御殿場の富士山アクセス路・県道23号線について見てまいります。
昨日は富士・富士宮方面のドライブで疲労困憊であった為、記事投稿出来ず終いでした。

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【県道23号 御殿場富士公園線】※4月撮影(自転車使用)
御殿場市茱萸(ぐみ)沢から御殿場市中畑(なかばた)までを結ぶ、全長約13.1kmの主要地方道 御殿場富士公園線です。標高差は800mで、終始坂が続く富士山への山岳路線です。
「富士公園線」ですが、こちらは富士山及び周辺が富士箱根伊豆国立公園に指定されている事から、省略してこのように称されます。
県道付近には、御殿場市陸上競技場・体育館、県道沿いには桜公園・国立中央青年の家・東富士演習場があり、自衛隊の車両がしばしば通っています。青年の家より西側は周囲が演習場の敷地で、物々しい雰囲気がありますが、自衛隊の方が走る光景を目にする事が出来るので、過度に堅苦しくなる必要はありません。
Youtube(suso3135)では、本県道の車載動画(全線)を、2016年5月17日より配信していますので、併せてご覧下さい。(2016/5/17追記)
起点:国道246号・県道153号(御殿場[停]線)交点
終点:県道152号(富士公園太郎坊線)交点
接続(起終点を除く):国道469号・県道155号(滝ヶ原富士岡線)

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【初めから上り坂】@御殿場市 ぐみ沢
先述の通り、この県道は起点から終点まで延々と坂が続いています。キミサワ周辺はほぼ平坦ですが、進んでいくうちに、徐々にきつくなっていきます。平均勾配は約6.1%で、軽自動車(2WD)で上るには酷で、自転車となれば尚更です。特に無段変速の自転車では、とんでもないほど体力を消費する事となります。
その為か、必然的に、車の場合は燃費が相当低下(下り坂:向上)する上、ガソリンスタンドが246側の1箇所しかないので、くれぐれもガス欠にならないよう、十分注意が必要です。
実を言いますと、本県道では新東名と交差する為、上り側にその旨が記載されているポストがあるのですが、通る時には是非確認してみる価値ありです。こちらは以前に当ブログで紹介済みです。

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【意外な所にある公共施設】@御殿場市萩原 陸上競技場入口交差点
この交差点からは、市の陸上競技場・体育館・交流センターへアクセスが可能です。
本来公共施設は、駅にほど近い市街地周辺にあるのですが、御殿場市は駅周辺の土地が狭い事から、市役所・図書館を除いて郊外のところに位置しています。(致し方ない事ですが・・・)
左折すると国道469号へ行く事が出来ますが、直接ではなく市道(飯盛塚[いいもりづか]交差点で接続)経由で、直接接続している箇所は次の写真ですので、くれぐれもご注意を。

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【国道とは思えぬ狭さ】@御殿場市萩原 玉穂支所入口交差点
右左折した国道469号は、御殿場の市道のようで、場所によっては行き違いが困難になります。
やはり土地(住宅地等で)の制限があってか、拡幅はもはや不可能のようです。
とにもかく、交差点が狭い為か、右左折時の出会い頭事故が起きやすい事もあり、大型車両は直進する他ありません。

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【最後の抜け道】@御殿場市中畑(なかばた) 中畑交差点・桜公園前の交差点
桜公園の交差点からは、市道経由で国道138号 山中湖方面に接続しています。
言うまでもなく、交差点すぐには、富士山が良く見える桜公園があり、春期には桜も見られます。
中畑交差点からは、県道155号線と接続していて、富士山樹空の森・御胎内へは交差点を左折(県道157号線経由)です。
因みに同県道ですが、一般道で裾野方面へ抜ける際、最後の抜け道となります。こちらを行き過ぎると、裾野へ戻る事が非常に困難と予想されるので、カーナビのない車の場合は要注意です。

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【最後のコンビニ】@御殿場市 中畑(観光地仕様の標識設置箇所)
同交差点の一角に、セブンイレブンがあり、246とは異なり、「最後のコンビニ」である旨が書かれていません。書かれていなくとも、地図・カーナビで確認すれば大体お分かりでしょう。もちろんの事、同交差点以降(登山口まで)は飲食店もないので、(車もそうですが)身体のエネルギー補給の際は注意が必要です。

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自衛隊基地エリア】@御殿場市 中畑
コンビニから200mほど進むと、東富士演習場の敷地周辺エリアに入ります。エリア内には滝ヶ原駐屯地(訓練学校)があり、いかにも物々しい空気が漂っているように思えます。
ご覧になると分かりますが、本格的な上り坂はこの辺りからで、(演習場沿いですが)ワインディングロードと化しますので、心しておいた方が良いでしょう。

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【最後の多目的施設】@御殿場市 中畑(国立中央青年の家手前)
県道沿いには、研修・キャンプ・合宿等の目的で宿泊・利用する事が出来る多目的施設・国立中央青年の家があります。周囲はほとんど自衛隊基地なので、青年の家の敷地がほとんど見えませんが、出入口付近まで来ると在り処がはっきり分かります。
この辺りを境に、演習場以外では何もないので、深夜に運転する際は注意して進む必要があります。

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【違う意味でワインディングロード】@御殿場市 中畑(演習施設周辺)
辺り一面は雑木林で、言うまでもなく急坂が続くワインディングロードとなっています。
当然ながら、照明がないので、夜間は車・バイクのライトが全てとなり、慎重な運転が要されます。
因みに本県道は7km先まで続き、上り坂に急カーブが伴うので、尚更注意して進む事が求められます。