静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#204 華やかな寺院スポット

皆様こんばんは。今日は「鏡開き」の日(個人的事情により日は異なるが、関西では15日)で、お供えの餅を食べる事が慣わしとされています。
今回は、静岡県東部(富士地区)において、参拝客で賑わう寺院で、ダルマに縁のある、毘沙門天妙法寺(静岡県富士市:県道170号線沿い)について見てまいります。
 
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写真:映画にも出るほど絢爛豪華な寺院
毘沙門天妙法寺では、静岡県東部の寺院(寺社)の中でも、一際華やかな趣が感じられます。
毘沙門天」は、四天王では最強の神として、どんな事であれ聞き漏らさず受け入れる賢者とされていて、特に日本ではお金(財運)・幸福(福徳)に関しては頼りになります。
特に冬の時期において、新年の初詣はもちろんですが、ダルマを祀(まつ)るお祭りが開催されています。群馬県の高崎のダルマほど有名ではありませんが、こちらではダルマにヒゲがついたもので、豊作・商売繁昌の縁起があります。
境内(けいだい)は日本でお馴染みの神社の要素に、中国・東南アジアの雰囲気が加わったような感じです。寺社の横には仏舎利塔らしき建物があり、和と中華・エスニックが融合しています。映画で言いますと、中国は台湾(具体的には九份)が撮影地となる、『千と千尋の神隠し』のようでしょうか。
正面の小さな寺舎には、2頭の竜が鎮座していて中国(特に台湾)の感じが漂っています。
 
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写真:和の要素はそのまま
境内の角には、小さいながらも、池があります。実は銭洗の池で、風景は鎌倉の銭洗い弁天と異なりますが、運を引き寄せるという観点ではほぼ同じです。この銭洗の池では、お札や硬貨を洗って、それらの穢(けが)れを落とす事で、ギャンブルの勝負運、仕事運がアップします。日本古来からの神社にある手水舎(てみずや)のように、お金で清める事から、同寺院内では、パワースポットに相当します。
 
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写真:日本なのに中国!
境内の案内図が、中華風であしらわれています。日本にいながらも、アジアを満喫出来る事が伺えるかと思います。この案内図は境内全体を横から眺めたもので、タイルに書かれているのは、日本ではなかなかありません。境内の図を囲っている中華模様の枠がとても気になりますが、いかにも高級感があり、中華料理屋に来たような雰囲気があります。