静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#205 旧国1のロング旅 県道380号線(後編)

皆様こんばんは。初めに、高速道路利用者への朗報です。
3月8日(日)圏央道 寒川北IC~海老名JCTが開通します。藤沢・鎌倉方面から関越道まで一本で行く事が可能となります。(2月6日 確定)
今回は#202に引き続き、静岡県東部の県道380号(富士清水線)をご紹介してまいります。後編では、千本街道からスタートし、国道139号の起終点(富士市)へ至ります。
こちらの車載動画は、Youtube(suso3135)にて配信しています。是非ご覧下さい。3月16日よりご覧頂けます。 (対象区間国道414号の三園橋交差点~富士市の今井交差点)
なお前編は、http://blogs.yahoo.co.jp/taka27_goldeel5_e233/55168921.htmlでご紹介しています。
※自転車で走行の際撮影
 
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写真:海岸沿いに食品工場  (沼津市)
→車両ナンバー:プライバシー保護の為、プレート下部は伏せています。
千本街道沿いには、地元密着の食品工場があります。数え切れないほどの松のそばを走る平坦な道路で、標高や線形の変化がほとんどなく(皆無に等しく)、快適に走行出来ます。それでも朝夕(特に平日)は、(わずかな距離だが)混雑・渋滞する事がありますので、日中の走行をお勧めします。
 
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写真:一歩分け入ると松林
ご覧の通り、松の木が車(幅広車両)に触れそうな勢いで、道路のすぐそばまで迫っています。その為、下り側の路肩が大変狭く、自転車も通りづらく、車とスレスレになる事も少なくありません。
自転車の為にも、路肩が少しでも広くなればと思うのですが、景観保護を目的に、これ以上緑化されている部分を削るわけにはいかないでしょうかと。
この先(約400メートル)へ少し走らせると、富士市に突入します。
 
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写真:県道の合流・分岐点 @東柏原交差点(富士市)
Y字状の交差点で、県道380号線と県道163号(東柏原沼津線)がぶつかります。沼津市の西間門交差点から分離していた163号線(旧東海道)は、この交差点で終わりとなります。
旧東海道ですが、この先2キロ(檜[ひのき]の交差点)までは、県道380号線と重複し、それ以降は県道170号(田子の浦港大野線)となります。
 
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写真:沼津バイパス(国1)へ行きやすい
こちらの信号を右折する事で、沼津バイパスへ出る事が出来ます。電光掲示板には、バイパスへの近道として、右折後に地下道ありという文言があり、東海道線をアンダーパスして通り抜けが可能です。
※ただし東海道線の桁(ケタ)の高さ制限で、大型車両は右折が出来ませんのでご注意を。
 
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写真:JR東海のCMで見覚えのある(!?)橋
東田子の浦駅を過ぎたところに、JR東海ICカード、「TOICA」のCMの撮影ポイントと思われる橋があります。水が駿河湾に向かって流れているのですが、普通の川ではなく放水路です。
#143(http://blogs.yahoo.co.jp/taka27_goldeel5_e233/55053537.html)でもご紹介しましたが、何でもただの橋ではなく、撮り鉄(撮影を主とする鉄道愛好家)が画にするのにはもってこいの橋との事です。
 
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写真:旧東海道と市街地への分岐点 @檜交差点(交差点の名称:表記なし)
東海道線 吉原駅方面は県道170号線(旧東海道)ですが、国道139号線方面は県道380号線で、進行方向が変わります。吉原駅へは、いずれの県道を経由しても行く事が出来ますが、信号待ちがなく、時間を気にする方は170号線へ、安全重視の方はこのまま直進し、駅への標識(国道139号上にあり)を左折すると便利です。
直進先は、少しの間アップダウンを伴うので、上り坂ではスピードダウン、下り坂ではスピードの出し過ぎには要注意です。
 
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写真:工場の街へと一変
それまでは、平坦な海岸沿いを走行してきましたが、東海道線の高架橋を境に、製紙会社等の工場の密集地帯に変化します。富士市は、静岡県東部で工場や企業が勢揃いする街で、市の街らしさが伺えます。県道380号線もあと少しです。
 
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写真:実質3路線の起終点 @今井交差点(富士市)
県道380号線はこの交差点で終了となり、市内・富士宮方面へは国道139号(直進)に、市内東側へは県道76号(富士富士宮由比線)に入っていく事となります。なお、国道1号バイパスは県道76号線経由で出る事が出来ます。なお県道76号線は、実際は県道170号線が起点ですが、実質的な起終点はこちらの交差点となります。
因みに同交差点付近は、標高(海抜)が10メートルに満たない所で、津波で洪水状態になる事が危惧されています。