静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#96 箱根へ通ずる険道 県道337号線

皆様こんにちは。次第に日中の暑さが緩和されつつありますが、季節の変わり目でもあるので、体調管理は入念にしておく必要があります。
 
今回は、静岡県と神奈川県を行き来する山道(近道)、県道337号線のご紹介をしてまいります。
  
イメージ 1
【県道337号 仙石原新田線】
県道337号線は、静岡県裾野市の国道246号の深良新田(ふからしんでん)交差点から同市内の湖尻峠(こちらが起点)を結ぶ、標高差約600メートルの険道・一般県道 仙石原新田線です。国道246号から分岐後の約1キロは、県道394号(沼津小山線)と重複し、湖尻峠まで、3つの(S字)ヘアピンカーブと10パーセント以上の急勾配が何度か続きます。
  
イメージ 7
写真:本格的な山道のスタート
この交差点を過ぎると、長い険しい山道となります。もう少々先に進むと、第1急勾配(9%)に差し掛かり、自転車や徒歩の人はもちろん、ドライバーでもきついと感じるような道路が延々と続きます。それと同時に、(一時的に広々とした道路となるものの、)道幅も狭まってきて、自動車同士の行き違いが相当困難となります。約7キロ先ですが、湖尻峠から芦ノ湖スカイライン箱根スカイラインへ行く事が可能ですが、有料道路ですので125cc以下のバイクや自転車は湖尻峠で折り返す必要があります。
なおこの交差点を曲がると、田畑に面する農免道路を経由し、裾野市内・三島方面へ出る事が出来ます。
 
 
イメージ 2
写真:通行車両を悩ませる上り勾配
この標識を境に、長い上り坂が始まり、まさに険道といっても過言ではありません。ドライバーにとって長い坂道は悩みの種であり、これまでのなだらかな道路を走行している時よりも、燃費の悪化が懸念されます。このような急坂となれば、どう頑張っても仕方ない事なのではないでしょうか。
 
 
イメージ 3
写真:この先、大型車両の通行が困難に
撮影当初このあたりは、少し先のところで道路(100メートルほど)の拡幅工事がなされていました。約2週間後、拡幅工事が終わって、当路線(県道337号線)から最初のヘアピンカーブまでは広い2車線道路となりました。こちらを過ぎると、頭文字(イニシャル)Dの上級コースに出現する、スリル満点のカーブが終点まで続きます。
 
 
イメージ 4
写真:ついにヘアピンカーブが出現!!
山道ではお馴染みのヘアピンカーブです。言うまでもなく見通しが良くないので、上りに至ってはガードレールと対向車の両方に気を配る必要があります。このような2車線道路ならまだ安心出来ますが、白い白線のない狭い道路での行き違いの時は、かなりしんどい思いを強いられます。
 
 
イメージ 5
写真:上り坂とS字カーブの合わせ技
このあたりは、最も急な勾配(約15パーセント)とS字カーブの連続で、自転車も自動車もかなり苦戦するところです。特に自転車は、立ちこぎをしても太刀打ち出来ず、しまいには押して歩かざるを得ません。
少し先に進むと、深良用水の石碑(以前紹介済み)がありますが、自動車では停める余地がないので、ただ素通りするしかありません。
 
 
イメージ 6
写真:県道337号線の終点=有料道路との接続点
長い上り坂が終わり、待ち受けていたのは、何と箱根山でありました。ご覧のように、正面には箱根スカイラインが見え、一見して無料で行く事が出来ると思いきや、数キロ先に料金所があるとの事で。直進・右左折すると有料道路となり、箱根方面へ行きやすいものの、お金を払うことになるので要注意です。高速道路とは異なり、自動車にETC専用器を搭載していても、スカイラインの料金所では非対応なので、現金払いとなります。

【追記(2017年6月7日)】
大変長らくお待たせしました。本動画の車載動画ですが、今頃配信となりすみませんでした。
URL: https://youtu.be/tvpezp2CTVA (suso3135にて)