静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#920 Afterコロナ お得に快適に名古屋へ(令和5年9月)

皆様いかがお過ごしでしょうか。静スソと申します。

10月14日は、普通の方にはあまり馴染みありませんが、鉄道の日となっています。既知の方もいようですが、明治5(1872)年、(JR東日本)東海道線の新橋(JT02)~横浜(JT05)の間に、鉄道路線として開通し、その誕生・発展を記念し、定められています。因みに今年は、開業から151年目(昨年:150周年)、制定30周年となります。

それを受け、鉄道の日前後では、イベント・特別発売が各地でなされています。後者については、記念のフリーパス(効力:18きっぷ同等)が、期間限定ですが、発売されています。前者については、臨時列車の設定があり、とりわけ東海地方の臨時快速『浜松 家康公祭り号』では、かつて名古屋地区のセントラルライナーで使用されていた、313系8000番台(S4・S6編成)が充当される事もあり、鉄道ファンにおいてはインパクトが大きいものとなっています。

その話題はさておきとし、今回の記事と参ります。残暑の時期ですが、休日フリー切符(豊橋以西)を活用し、お得にかつ快適に、名古屋方面へ鉄道利用した時(日時:令和5年9月18日)の事について振り返ります。コロナの扱いが5類となっていますので、屋内でマスク未着用の方が増えてきていますが、当方としては、屋内(軒下含む)では引き続き着用し、手指消毒は継続としています。また、(当初)日中の気温が30℃以上の事もあり、屋外では人と距離が取れる場合に外す事としています。

今回の大一番ですが、撮影も含め、名古屋地区の中央線211系の乗車納め、その後継である315系の乗車(金山[CF01]以東)となります。因みに今回の出発地は、休日の事もあり、御殿場線の裾野駅(CB14)からですが、記事としては、沼津駅(CA03)から扱います。

なおこれより掲載する写真ですが、スマホの充電切れ防止の観点で、デジカメで撮影したものも含まれます。長丁場となりますので、時間に余裕をもってご覧下さい。

 

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普通列車クロスシート付き】→第2乗車列車:(進行方向側より)211系(LL17編成)+313系8000番台(島田行き:313系側最後部に乗車)

御殿場線列車(第1乗車列車)から乗り継ぎ、沼津駅(CA03)からは、島田行き普通列車で、静岡駅(CA17)まで向かいます。とは言え、転換クロスシート313系(S3編成)は静岡止まりですが・・・

土日祝日の事もあり、静岡地区のフリーパス(休日乗り放題切符)の利用者も存在する事が見込まれているのか、後ろ3両は中長距離利用客がほとんどのようでしたが、主要駅で何人か入れ替わるので、一応着席は出来ています。

やはり首都圏からの乗客もあるので、だいぶ慣れてきてはいますが、相変わらず前の車両では、座席の向きが逆となっているのが見受けられました。当方は、名古屋地区の快速系統向けの5000番台(全席転換)で慣れていますので、逆向きの場合は、(周囲に配慮しつつ)即座に直してでも着席しています。

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【効率良く着席】

→第3乗車列車:ひかり509号(岡山行き:G45編成[静岡~浜松] )

→第4乗車列車(編成は後述):こだま719号(新大阪行き:N700A車両[浜松~豊橋] )

静岡駅からは、昨年5月から駆使しているスマートEXにて、豊橋駅まで新幹線ワープします。最初からこだま号で行った方が良いですが、出発地・裾野(CB14)の時点で、スマホのバッテリーが半分を切っていましたので、少しでも長く充電する為、浜松までひかり号、豊橋までこだま号としました。

また、丁度(敬老の日含む)世間一般の3連休に掛かっていましたので、自由席で窓側が取れる保証は低いので、少しの出費ぐらいならという事で全区間指定席(改札出場なし)とさせて頂きました。

浜松~豊橋の1区間では、浜名湖が見所となります。撮影時は天気が良く、あたかも海であるかのように、きれいに見えました。なお同区間はこだま号一択で、先ほどと同じN700Aの車両(G37編成)の為、写真は車外のみです。

新幹線ワープですが、浜松までとしたかったのですが、自由席の時の特定特急料金が¥990で、指定席では安さの意味がなくなってしまうので、豊橋まで通しでの自由席料金に少し上乗せすれば快適性が保てますので、(着席保証が怪しい事から)在来線での乗り継ぎはまだ諦め、豊橋まで延長する事に至りました。

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【違和感がある車内】→第5乗車列車:313系1600番台(進行方向側よりJ164+J163、新快速 大垣行き) 

豊橋駅(CA42)からは、在来線で移動再開です。こちらから使用する切符ですが、土日祝日と正月三が日に有効の青空フリーパスで、私鉄路線・伊勢鉄道線も含むもので、静岡地区同様、特急列車乗車時は特急券購入で乗車可能です。とは言っても、中央西線高山線飯田線については全線ではないので、特急列車乗車時は注意が必要です。

そのような事よりも、気掛かりなのは、新快速の使用列車が、車両数が偶数同士(6両の時は単行か4+2)のはずが、3両編成を2つ繋いだ6両で、後者の方がむしろ希少と言えるものです。

丁度お昼時という事もあり、名古屋市内で食事としたいので、名古屋駅(CA68)まで向かおうかと考えていました。以前18きっぷで名古屋エリアを訪れた時、(丁度)見慣れないマックスバリュグランド(イオンタウン千種内:名古屋市千種区)という看板を目にした事、(また)ちょくちょくお邪魔しているイオンタウン富士南(静岡県富士市)内の一刻魁堂(ラーメン屋)が、そちらにもあるという事もあり、名古屋市金山駅(CA66)で下車しました。

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因みに、豊橋を発車した直後、名鉄線ホーム側に311系(G1編成)が停車中でした。後の211系ほどでは早期ではありませんが、いずれかは引退になるようで、撮影・乗車については今のうちが得策です。

【今となっては過去】→第6乗車列車:211系(5000番台8両[神領車両区所属] :進行方向側よりK1+K14、多治見行き)

金山駅(CA66・CF01)からは、中央西線で多治見方面へ向かいますが、その時に充当したのが、315系の導入で数を減らした211系です。令和4(2022)年のダイヤ改正で、同路線は中津川(CF17)以南は全ての普通・快速列車は8両化され、日に日に315系の割合が増えていて、それに伴い211系は廃車が順次進められています。

撮影時は残り24両(4両×6編成)でして、この日211系は日中時間帯でフル稼働となっていました。情報サイト(現在のX)を確認したところ、14時台に名古屋市内で一堂に会する事態が判明しました。乗車した列車ですが、車内上部の車両番号のプレートが撤去されていまして、鉄道愛好家による不正転売防止の事もあり、そのような措置が取られていたようです。

先述のイオンタウン千種に向かうわけで、最寄りは、名古屋大学医学部附属病院(スギ薬局隣接)に近い鶴舞駅(CF02)であるものの、その場所に気付かず、次の千種駅(CF03)まで乗り過ごしてしまいました。とは言え、(冒頭にもありますが)今回の目的は神領区の211系乗り納めで、一駅戻る羽目になりましたが、その列車(第7乗車列車)も211系で、その対向列車も同じで、奇跡的にも昼食前に、事が一つ済んだ事になりました。もちろん改札を入り直していますが、フリー切符では改札を出なくても良かったとの事でした。

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【数少ない休日ランチ】場所:イオンタウン千種(スーパー部分:マックスバリュグランド千種若宮大通店)

鶴舞駅(CF02)を下車し、イオンタウン千種に向かいます。午後2時台と遅めですが、若宮通り側出入口すぐの一刻魁堂で昼食としました。因みに、テーブル席のみの富士南店とは異なり、こちらはららぽーと磐田店(静岡県磐田市)同様、カウンター席が設けられています。丁度敬老の日という事もあり、午後4時まではホリデーランチの提供がなされていました。休日におけるランチは、数える程度の店舗(系列)で実施されています。

そのホリデーランチですが、お好みのラーメンとセットで合わせるスタイルでして、当方は、辛みそねぎラーメン(麺大盛)+チャーシュー丼(通常サイズ)のセット+餃子(4個)で¥1,560(店舗配布の割引券利用で¥110引き)と、実のところリーズナブルに済んでいます。またJAFの会員の場合は、会計時に5%引となり、休日に安く済ませたい方にはもってこいです。

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【首都圏のような通勤車両】

→第8乗車列車:315系8両[快速 中津川行き:神領区C11編成] 乗車:鶴舞(CF02)~春日井(CF07)

→第9乗車列車:315系8両[高蔵寺行き:神領区C21編成] 乗車:春日井(CF07)~神領(CF08)

昼食が終わり、鶴舞駅(CF02)からは鉄道利用再開で、すぐに来た電車に乗り、神領車両区がある、神領駅(CF07)へ向かいます。折角ここまで来ましたので、同車両区の現況観察を兼ね参ります。

その時に来た列車が、今となっては主となる315系ですが、いかんせんトイレが最後部車両(1号車)の1箇所しかなく、鶴舞から乗った時は、北側改札からでは、かなり歩く羽目となります。その代わり、車内はロングシートとなりますが、新型車両ゆえ快適さは担保されています。すぐ飛び乗った列車は何と快速でして、車両区の神領は通過となりますので、途中の春日井駅(CF06:愛知県春日井市)で、各駅停車に乗り継ぐ事になりました。

春日井駅(CF06)で各駅停車を待ち合わせしている最中ですが、貫通幌がある4両編成とすれ違いました。今年6月より関西線での運用がありますが、まだ希少な事から、あくまでも試験段階である事は間違いありません。

おそらくですが、すれ違いは午後4時すぎでしたので、同路線の桑名・四日市方面の普通列車として使用する為、名古屋駅(CF00)までは回送表示となっているとの事で。

【大所帯となった315系】
神領駅(CF07)で一旦下車し、神領車両区普通列車の現況観察をしました。令和3(2021)年の年末に18きっぷで訪れていますが、その時とは様変わりしていました。

18きっぷ利用時は、315系(8両固定)は数編成しかありませんでした。その時は、313系・211系がほとんどで、313系8000番台(現在は静岡地区の普通列車)も見られましたが、(写真にブレがあるが)撮影時は(ロングシートの)315系か(関西線向け転換クロスシートの)313系の2パターンとなっていました。投稿日時点では(8両で)全23編成が出揃い、中央西線の中津川(CF17)以南は、原則全て315系車両で運転となっています。

情報サイトでもありますが、同車両区の313系の第2の活躍地がどうなるのか、鋭意議論中でして、4両編成は東海道線(名古屋地区)で大方確定ですが、特に2両編成の転属先が大垣車両区か静岡車両区かが、未だ見えない状況です。今月から4両固定の315系が増えますので、それに伴う動きが出るようで・・・

車両観察が終わり、普通列車(第10乗車列車:315系C2編成)で名古屋駅(CF00)へ向かいますが、18きっぷ利用時に乗車した時と同じ時刻(神領:16時36発)でした。その時は313系付きの10両でしたが、翌年から8両と、2両の減車となっています。

同編成ですが、初期に導入されているので、三角の形の突起(信号炎管)があります。先ほど目にしたC20編成にはそれがありませんので、同じ315系でも時期により、細かな点で違いが表れています。

名古屋駅(CF00・CA68)に着きますと、その反対側には関西線の313系(快速 亀山行き)が停車中でしたが、何と寒地仕様の2両(B501編成:転換クロスシート)でした。休日の夕方という事もあり、座席はほぼ満席で、ドア付近の立ち客も散見されるほどです。

関西線の快速ですが、通常タイプ(区間快速含む)と快速みえがありまして、前者は全線電化路線を走行しますが、後者は非電化の伊勢鉄道紀勢線参宮線を経由している事から、特徴は全くと言ってよいほど異なります。

名駅で欠かせないもの】

名古屋駅からは、新幹線利用で帰る事としますが、列車の発車時刻まで30分以上時間がありました。名駅に降り立った時に立ち寄る場所、桜通口のロータリー前の大名古屋ビルヂングは、(当方としては)もはや定番スポットといっても過言ではありません。

この日は祝日でしたので、大半の会社・事業所は休みという事で、ビル内照明はほとんど点いていませんでしたので、18きっぷ利用時(平日)とは真逆の雰囲気となります。

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新幹線側の太閤口出入口前には、『TOKAI STATION POINT』と書かれたポスターがありました。JR東海のアプリの事で、JR東日本が展開するJRE POINT のようなもので、駅ビルでのショッピング・飲食でポイントが貯まる仕組みです。

ポスター内にはありませんが、そのポイントがある程度貯まると、EXポイント(スマートEXとの連携が前提)と交換出来まして、ポイントで新幹線に乗車出来る事があるようです。

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【少しでも長く快適移動】→第11乗車列車:N700S J29編成(こだま746号 東京行き:座席位置は上の写真を参照) ※隣のホームにて停車中(名古屋発車前)の列車:のぞみ427号 新大阪行き

名古屋駅からは、始発のこだま号で愛知県を抜け、スマートEXで、一気に三島駅まで向かいます。丁度3連休の最終日にかかっていた事もあり、同列車は13号車・14号車が指定席で、名古屋発車時点では、窓側座席がほとんど埋まっていたようで、コロナ後の賑わいぶりが伺えました。

5分後発車のひかり518号も、三島停車(通過駅ありでは最終)の列車ですが、やはり窓側座席(普通車指定席)がどこにもなかったので、豊橋で越されますが、こだま号にせざるを得なくなりました。30分ほどの差ですが、スマホの充電やノートパソコンの電源取りの時間が、(N700Sの場合は窓側以外の座席でも)少しでも長く確保出来ますので、そこまで問題はなしといえます。

車内チャイムですが、行きは途中駅からでしたが、帰りは始発駅で、『Ambitious Japan!』の時のそれぞれ異なるものかと思われましたが、『会いに行こう』では同一のものとなっていました。

写真にはありませんが、三島駅に到着後、御殿場線直通の普通列車(第12乗車列車)で、沼津駅(CA03・CB18)を経由し、裾野駅(CB14)まで向かい、帰宅の途につきました。

 

※諸般の事情で、10月18日、文章入力・写真追掲載完了