静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#860 三寒四温繰り返して桜開花

皆様こんばんは。静スソと申します。

3月の下旬で、一年の4分の1にあたる、第1四半期が終わりとなり、2021(令和3)年度も終わろうとしています。同時期は年度末という事もあり、決算というワードが相応しく、店舗では決算セール・処分セールが行われていて、通常より割引されている事も少なからずです。また確定申告の時期でもあり、納税関係については年度末で焦る方もおられようかと思います。

その話題は以上としまして、今回の記事と参りましょう。この時期は季節の変わり目で、寒暖差による体調悪化には注意が必要です。去る21日の春分の日で春らしくなるところですが、寒くなる日があったりで、三寒四温という四字熟語がピッタリではないでしょうか。丁度この時期においては、桜の開花の便りが各地でありまして、早いところでは散っている事もあり、見頃は地域によりけりといったところです。

 

【3月=開花だより】

#859 減便と合理化を兼ねたダイヤ改正(JR東日本)

皆様こんばんは。静スソと申します。

(投稿日時点で)来る3月21日(月曜日・春分の日)で、現在18都府県に適用中の、まん延防止措置が全面解除となり、2ヶ月ぶりに時短営業・休業要請がない状態に戻ります。ただ感染状況がリバウンドしやすい事もあり、まん延が解除されたからといえ、羽目を外し感染する・させるような事があっては、解除した意味がなさなくなりますので、引き続き感染対策に留意する必要があります。特に春休みシーズンは尚更です。

早い方では3回目のワクチン接種を終えた方もおられようかと思いますが、油断していますと、交互接種であろうがなかろうが、ブレイクスルー感染もあり得ますので、注意が必要です。年代にはよるが、3月から接種可能な地域(自治体)もあれば、4月まで待たなければならないところもあり、当方在住地域は後者という事で、感染リスクが高いところの訪問回避等、日々の自衛が重要になろうかと思います。

新型コロナ関連の話題は以上としまして、今日の記事と参りましょう。去る3月12日(土曜日)に鉄道会社のダイヤ改正が行われ、既報の通り、減便・車両及び時刻変更がなされています。前回にJR東海についてピックアップしましたので、(1週間遅れになりますが、)今回はJR東日本について見て参ります。こちらは減便はもちろんですが、ワンマン運転の拡大・運行形態の変更等、合理化が目立つものとなっています。

 

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【コロナ禍に合ったダイヤ改正

JR東日本においては、JR東海のような車両刷新もありますが、特急列車・新幹線の増停車や経営建て直しに伴う料金改定も含まれ、通勤・通学時間帯の減便も伴っています。成田エクスプレスは、日中時間帯の減便が目立っていますが、現状は旅行客が減少している事から、ビジネスユースに特化し、一部除き通過であった千葉駅(JO28)の増停車、また湘南号は、新宿発着の列車の大崎駅(JS17)の新規停車で、山手線・埼京線からの通勤・通学ユーザーを獲得する狙いがあります。

写真には記載がありませんが、相模線・日光線では205系からE131系に変更・統一と共にワンマン運転開始、特急列車の臨時化がなされます。臨時化に関しては、踊り子号・湘南号も例外ではなく、踊り子5号・同18号、湘南17号が対象で、前者は土日祝日のみ、後者は繁忙期の金曜日のみに変更となっています。また普通列車グリーン車運行区間も変更(→詳細は後述)があり、時刻変更も生じている為、乗り遅れ・乗り継ぎには注意が必要です。

 

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【令和のワンマン列車】

令和3年11月にデビューした、相模線E131系500番台ですが、今年のダイヤ改正を機に、ワンマン運転開始となりました。ワンマン列車は、1両・2両の印象が強いのですが、働き方改革・コロナ禍の事もあり、首都圏のローカル路線である相模線でも運行されるようになっています。ただ御殿場線身延線のように、運賃収受は運転士が行う事はなく、乗り降りは(無人駅含む全駅で)全てのドアから可能です。

従来のワンマン列車では、ミラーで安全確認するのが通説ですが、E131系以降は、デジタル化に伴い、乗務員室内のモニターを用いるようになっています。その証として、車外の側面上部に安全カメラが設置されていまして、4両であっても、運行に支障はきたしていないという事がいえます。

写真にはありませんが、日光線宇都宮線E131系600番台でも、ワンマン運転が行われていて、こちらも同様に、車内運転台付近には運賃箱の設置はなく、ICカードでの乗車を前提とした信用方式となっています。


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【遠く離れたところでも影響】

主要なネタではありませんが、JR東日本の近郊路線(東海道線宇都宮線高崎線等)において、普通列車グリーン車の営業範囲が変更されています。高崎線前橋駅までというのは変わりなしですが、宇都宮線では黒磯駅までであったのが宇都宮駅までに短縮しています。

後者においては、同路線のE131系600番台が、今年のダイヤ改正で使用されるようになった事が要因で、宇都宮~黒磯の各駅から熱海・沼津方面へ向かう場合は、乗り換えが必然的に発生する事となります。これにより、熱海駅(JT21)発着の列車で、黒磯行きであった運用は、宇都宮で分断となり、乗り継ぎが要されます。首都圏からは外れますが、少なからず影響はありそうです。

 

 

 

#858 減便よりもサービス向上が大きいダイヤ改正(JR東海)

皆様こんばんは。静スソと申します。3月12日(土曜日)となりますが、鉄道各社ではダイヤ改正が行われています。今回のダイヤ改正ですが、どの会社においても、新型コロナ感染症による需要低下による減便が行われ、車両更新・区間短縮がなされる路線も見受けられます。減便がある一方、(ラッシュ時除き)サービスは向上するところもあります。

JR東海においては、(在来線について、)中央西線の中津川以南では全列車8両化・(一部列車で)315系の運用新設、東海道線(豊橋米原)の6両及び8両化、元セントラルライナー313系の静岡地区への導入が目白押しとなっていまして、いずれもトイレ設置率向上が、今回のダイヤ改正の鍵となります。東海道新幹線においては、(ダイヤ改正からではありませんが、)N700A・N700Sの7号車の喫煙ルームの廃止(ビジネスルーム化)により、新幹線のビジネスユーザーの利便性向上が期待されます。

早速ですが、今回の記事と参りましょう。JR東海では、改正早々で、車両の他線区転属が発生していまして、前述の中央西線(名古屋~中津川)の8両化・315系導入に伴い、同路線のみならず、勢力図が様変わりする事態が起きています。

 

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【総じてプラスな車両】→315系C1編成(神領車両区神領駅付近)

3月5日(土曜日)からとなりますが、中央西線の名古屋(CF00)〜中津川(CF19)において、固定8両編成の315系が導入されています。編成記号はCでして、偶然空きがあったようですが、JR東海の英語表記のcentralが由来しているものと思われます。

同路線の315系は、色はJR西日本323系と、趣はJR東日本E235系と、ドア数は後者とは異なれど近似していまして、YouTube動画によれば、自動放送・液晶ディスプレイの導入は、東海の車両では初との事です。また客室内の窓はUVカット素材、空調はAI制御で、オールロングシートにはなりますが、その代わりに朝晩のラッシュが快適になる事は間違いなしです。

 

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313系の日に相応しい新車両】→313系8000番台S6編成[旧:B206編成](静岡車両区:東静岡駅付近)

前述の通り、中央西線の315系導入に伴い、神領車両区313系8000番台(座席:転換クロスシート)が、全編成静岡地区に転属し、編成記号はB200台(海シン)からS(静シス)に変更されています。丁度今日(3/13)の投稿という事で、313系づくめの日にピッタリのネタでして、鉄道ファンにおいては大ニュースのようなものといえます。

その経緯ですが、トイレなしの211系で、熱海(CA00)〜豊橋(CA42)で運行されている事もあり、神領車両区313系を投入して、少しでも列車のトイレ設置率向上に繋げられればという事によります。静岡地区においても、今後315系が固定4両で導入される事が確定していまして、その布石といえるものです。13日午後にはS3(旧:B203)編成が、沼津運輸区にも乗り入れていて、御殿場線等の山岳路線に対応した設備がある事から、近々御殿場線でも見られるようになるようで。

 

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【週末のライナー とうとう消滅】→373系F7編成他(沼津駅[CA03]にて:休日ダイヤ最終日に撮影)

こちらはそのまま減便となりまして、土日祝日の静岡地区のホームライナーが、今回のダイヤ改正を機に消滅となり、平日のみの運行に変更されています。沼津駅基準では、休日ダイヤで1日2往復となっていましたが、そのままなくなるといった感じです。

特に18きっぷシーズンの時は、追加料金が発生しますが、JR在来線での鉄道移動にもってこいで、とりわけ沼津3号は浜松まで直通していまして、更にそこから(普通列車として)豊橋まで延長という事で、休日の乗り得列車という存在でした。平日は存続となりますが、休日の長距離の移動については、普通列車か新幹線のいずれかになります。それもコロナ禍で、鉄道利用からマイカー利用にシフトした方もおり、案の定、需要低下の要因が少なからずありますので、ある意味仕方のない事でしょう。

#857 【緊急特番】惜別乗車 小田急ロマンスカー VSE50000形(その2)

皆様こんばんは。静スソと申します。

(今日)3月11日は、東日本大震災の周年記念日でして、震災があった地域では、揺れが発生した午後2時46分には、黙とうが捧げられました。また鉄道会社においては、現行のダイヤ最終日(大抵が金曜日)で、引退車両・無人駅等の廃止と、俗に言う葬式鉄なる鉄道愛好家の出番となる事でしょう。丁度今日は、カレンダーの六曜では『仏滅』にあたる日で、物が滅する日とも言い換えられます。

その葬式鉄というワードでは、引退車両のラストランで、ファンが駅ホームに集結し、撮影・見送りが定番となっています。ただコロナ禍という事で、密集しての撮影・大声を伴う罵声により、当該の人間とその周囲の人間が感染する可能性も、決してゼロではありません。

今年のダイヤ改正で去り行く車両は、小田急ロマンスカー・VSE50000形、JR東日本・新幹線E3系(とれいゆ:足湯新幹線)、JR東日本205系(相模線及び日光線向け)、JR東海・211系(国鉄型)等が対象となっています。205系においては、両路線でE131系に統一・ワンマン化により、211系は315系への置き換えにより、廃車・転属が確実視されています。

その話題は以上としまして、今日の記事と参りましょう。9日の記事の続編で、今年のダイヤ改正で定期運用から引退する、小田急ロマンスカー・VSE50000形の記念乗車についてとなります。その1では小田原以東の区間、こちらでは箱根登山鉄道線内での乗車です。

 

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【わずか1区間のプチ贅沢】乗車列車・区間はこね25号 箱根湯本行き(小田原~箱根湯本:50002F編成)
ダイヤ改正2日前ですが、急遽VSE50000形の記念乗車となりました。平日ではありますが、引退の時期が重なり、新宿方面からの通しの乗客と小田原駅(OH47)から1区間のみの乗車客で混雑していました。特急券は現金のみでの購入となりますが、1区間¥200と、距離の割に割高となりますが、感染状況に留意した上での乗車となりました。

因みに箱根登山鉄道線内は単線となっていますので、途中の入生田駅(OH50)では、列車行き違いの為の運転停車があり、反対側からは(御殿場線でも見られる)MSE60000形の6両が見られました。

 

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【前展望は争奪戦】

箱根湯本方面の展望席がある1号車は、見出しの通り、座席の争奪戦で、箱根登山線内の乗車の場合、空席がある場合は座席利用、ない場合は立席利用となっています。

今回は幸いにも、空席がありましたので、特急券は指定席にはなりませんが、10番A席にあり着きました。JR東日本でいう、踊り子号・ひたち号・あずさ号等の座席未指定券のようなものです。

 

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小田急の粋な計らい】

1号車・10号車は前面にありがとうのステッカー、3号車・8号車は側面に感謝を込めてのステッカーが、それぞれ掲出されています。小田急の力のいれようは、東日本の私鉄ではトップクラスといえます。

前者はヘッドマークかと思いきや、盗難防止の観点で、ステッカーになっています。後者についてですが、山手線等でも見られるラッピングでして、こちらは、その1の記事の乗車日に撮影出来ませんでしたので、当記事でアップとさせて頂きました。


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【かなりの力作】上:小田原駅(OH47) 改札内にて、下:箱根湯本駅(OH51) 改札外

ホームから離れましても、小田急の怒涛のサプライズは健在といえるもので、VSE50000形(前者:ポスター、後者:イラスト)の模写は特筆すべき点です。JR熱海駅(JT21・CA00)で見た、スーパービュー踊り子号の251系のそれを上回るクオリティで、これまでの引退車両の中でもダントツのものではないでしょうか。

それよりも箱根湯本のコンコースのサインボードには、2005年3月に運行開始で延べ2000万人の乗車があったという事で、17年という短命ながら、親しまれていたという事が伺えました。

 

#856 【緊急特番】惜別乗車 小田急ロマンスカー VSE50000形(その1)

皆様こんばんは。静スソと申します。

今日3月9日は、語呂合わせでサンキュー(ありがとう)の日で、丁度卒業の時期も乗じて、18年前発売のレミオロメンの曲・『3月9日』にふさわしい日といえます。またこの日は、UNY(ユニー)系列店舗のサンキューデーでして、カード会員は5%引きとなる、イオン系列店舗のお客さま感謝デー同等の得日です。

早速ですが、今日の記事と参ります。今年3月11日(金曜日)に、小田急の箱根観光特急のフラッグシップ的存在の、ロマンスカー・VSE50000形の定期運行が終了となり、今後はイベント用の臨時運行で、来年引退となります。乗車したバレンタインデーは、首都圏もまん延防止対象(期間:3月21日迄)となっていましたが、定期運行終了時期が決まっていましたので、感染状況に留意し、記念の乗車(チケットレス:乗車券はIC利用)となりました。VSEの記事ですが、2回に分けて参ります。その1は、新宿方面に乗車した時に撮影したものとなります。


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【きっちりの乗車は一度きり】乗車区間・列車:特急はこね10号 新宿行き(小田原[OH47]~町田[OH27])

※1枚目:小田原駅10番ホームにて、2枚目:町田駅2番ホームにて

※乗車編成・座席:10号車10番A席(50002F編成)

以前に相模大野駅(OH28)・登戸駅(OH18)では、停車・すれ違いで見掛けましたが、時間の都合上、乗車に至りませんでしたので、小田急小田原線内(複線区間)での乗車については最初で最後となります。比較的長い距離の移動(特急代:¥630)では、これっきりでして、まさかこの日が新宿方面の乗車が最後になるとは思ってもみずでした。因みに今年1月後半から、今春のダイヤ改正まで、感謝の意を込め、各先頭と3号車と8号車の側面(こちらの写真は後日掲載)には、その旨のメッセージが刻まれています。

8号車の通路には、定期運転終了という事で、感謝のメッセージ・四季の写真(VSE50000形の走行風景)と共に、平成の時代を築いたVSE(50000形:10両)と令和の時代を担うGSE(70000形:7両)の模型同士の並びを、目にする事が出来ました。車内においては、JRのスーパービュー踊り子号ではなかった粋な計らいで、小田急は引退車両こそと云わんばかりの力のいれようが垣間見られました。


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【優雅な観光特急】上:10号車展望席、下:8号車一般席(床は木目調)

VSEは、他のロマンスカーとは一線を画す、完全観光向けの特急列車で、先頭車両前4列が展望席(向きは固定)として発売されています。その事もあり、通勤向け(定員重視)に特化したEXE・EXEα(30000形)とは真逆で、登場同時の最新技術(後述)をふんだんに取り入れた、居心地重視の車両ゆえ、後者とは雰囲気が全く異なっています。

座席は全号車オレンジ色で、テーブルは異なれど、MSE(60000形)と同様、いかにもシンプルな趣となっていて、色からして落ち着いた車内という印象が感じ取れます。また各先頭号車では、GSE同様、展望席の真上辺りに運転台がある事から、乗務員の出入りの際の安全確保として、客室直結の電動梯子なる装置が付いています。

前述の通り、当方は前展望座席の利用で、最前列は争奪戦で埋まっていましたので、前から3番目の座席となりました。コロナ禍ではありますが、前寄りは人気がある事もあり、競争倍率が高い点では仕方ないでしょう。

 

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小田急版 サフィール踊り子号】上:3号車 サルーン席(準個室)、下:8号車 ミニロビー(旧:売店・カフェ)

JR東日本の観光特急・サフィール踊り子号に準じた設備が、VSEの3号車・8号車にあります。3号車は(前述ですが)4人掛けのサルーン席(完全個室ではない)、8号車は車椅子対応トイレ付きで車内販売スペースとなっています。

前者はコロナ禍でも利用可能ですが、飛沫感染防止として飲食時以外のマスク着用が前提となっています。後者ですが、コロナ前までは利用可能でしたが、感染拡大防止として、車販営業が中止となっていましたが、同サービスは実質廃止で終わる事となります。

 

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【前展望は至上の楽しみ満載】

GSE(ロマンスカー)も言える事ですが、前展望席では座席の前に運転台がない為、VSEで、新宿行きは10号車、箱根湯本行きは1号車においては、遮るものがないので、気兼ねなく走行風景を楽しむ事が出来ます。但しそれが実現となるのは、各最前列の4席限定でして、それは狭き門といえるものの、それと引き換えで、この上ない楽しみが待っている事でしょう。

 

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【特徴的なロマンスカー

VSEについてですが、車両連結部分の揺れが少ないといった、他のロマンスカーとは異なる点が挙げられます。それはカーブ通過時の揺れ軽減に繋がる車体傾斜装置・JR東日本E331系で試験的に採用された連接台車が、当系列では採用されています。冒頭でも述べたように、運行開始当初で最新の設備でしたが、後々のメンテナンスが面倒で、コストばかりはね上がるのみという事で、MSE・GSEの後継車両では、これらの採用が見送られています。