静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#928 ~今年を振り返る~ Afterコロナ 少しでも快適に川越へ(令和5年10月)

皆様いかがお過ごしでしょうか。静スソと申します。

12月28日(木:今日)は、官公庁(市役所・金融機関窓口等)の仕事(御用)納めで、早いところでは、今日から年末年始期間で休業・休店になる事も少なからずです。またこの日辺りから、店舗・施設では休日料金・飲食店のランチタイム一時休止・営業時間の変更が行われ、交通機関では休日ダイヤ適用となっていますので、お出掛け・旅行の際は注意が必要です。また東海道・山陽新幹線では、のぞみ号の列車が、28日から来年の1月4日までにかけて、20年ぶりに全席指定となりますので、関東地方にお住まいの方が関西へ向かう場合は、こちらも注意が必要です。

スーパーマーケットやホームセンターでは、25日のクリスマス(年内最後の不成就日)までは、クリスマス関連のBGMが流れていましたが、翌日からはお正月前(フレーズ:もう幾つ寝るとお正月~)のBGMとなっていて、今年ももうそろそろ終わるという実感が湧きます。

私たちの関心事、正月飾りの準備・大掃除についてですが、30日までに終わらせるのが一般的でして、27日・28日辺りにはお飾りの表出しが完了しているところもあれば、大晦日になって完了するところもあり、個人・企業によりまちまちであったりします。ただし、近親者の死別・離別がありますと、喪に服している事から、大掃除はあっても飾りは行わずといった事がありますので、ケースバイケースといえます。

さておきまして、今回の記事と参ります。偶然にも、鉄道の日が休みになったので、休日フリー切符(小田原以東・小山以南)を活用し、お得で少しでも快適に、川越方面へ鉄道利用した時(日時:令和5年10月14日)の事について振り返ります。コロナの扱いが5類となっていますので、屋内でマスク未着用の方が増えてきていますが、当方としては、屋内(軒下含む)では引き続き着用し、手指消毒は継続としています。また、(当初)日中の気温が20~25℃で推移していまして、屋外では人と距離が取れる場合に外す事としています。

今回の大一番ですが、川越まつり川越市内(埼玉県)の訪問となります。因みに今回の出発地は、休日の事もあり、御殿場線の裾野駅(CB14)からですが、記事としては、沼津駅(CA03)から扱います。

なおこれより掲載する写真ですが、スマホの充電切れ防止の観点で、デジカメで撮影したものも含まれます。長丁場となりますので、時間に余裕をもってご覧下さい。

 

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【初めから快適移動】第1乗車列車:313系8000番台(S1編成:乗車側)+211系

御殿場線列車を乗り継ぎまして、沼津駅(CA03)からは、JR東海313系8000番台(前編成)が充当する熱海行き(9時31分発)に乗車します。始発でしたが、富士・静岡方面からの列車(沼津止まり)の乗り継ぎ客より先に、車内に入り込んでいますので、スムーズに着席出来ています。ロングシートとは異なり、2人掛け転換クロスシートは、座席で飲食・パソコンの作業をするには向いていますが、混雑時はドア付近に人が滞留してしまうので、考えどころではあります。

乗車側のS1編成(静岡車両区所属)ですが、(現在は)JR東日本の横須賀・総武快速線E235系1000番台(後期編成)同様、車両の所属区(静シス)の表記省略がなされています。どのような意図か正確には知りませんが、鉄道オタク対策の可能性も否めないものです。

また、373系セミコンパートメント座席を彷彿させる、浜松寄りの車端部(テーブル付き4人席×2)が、優先席に変更されていて、他の313系に倣ったという事が伺えました。写真のような座席は、テーブルがない、名古屋地区の4両タイプ・0番台(車端部ボックス)と、色違いであるものの類似しています。

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熱海駅(JT21)からは、JR東日本に入りまして、駅・ホームの雰囲気がガラッと変わります。第2乗車列車(E231系及びE233系15両:10時18分発宇都宮行き)に乗車しますと、熱海では踊り子号でお馴染みのE257系、神奈川県最初の駅・湯河原(JT20)ではE235系との世代交代で廃車が進んでいるE217系(Y-19編成)を目にする事が出来ました。現時点ではICで乗車していますが、今回はフリー切符を駆使しますので、東海道線内フリーエリア最西端の小田原駅(JT16)まで向かい、一旦下車としました。f:id:suso3135:20231229021143j:imagef:id:suso3135:20231229021203j:image

小田原で下車し、改札に出る手前に乗り越し精算機がありまして、この機械、何とモバイルSuicaにも対応したものでした。これまではカードタイプのICでないと出来ませんでしたが、スマホおサイフケータイ機能付きのモバイルSuicaでも、乗り越し精算が可能になりました。有人改札での待ち時間が激減となりますので、同機の設置は画期的といえるものです。ただし精算後は、磁気のきっぷが出て来まして、必ず改札に通す必要がありますのでご注意を。

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小田原駅(JT16)からは、フリー切符(在来線特急:特急券のみ追加)を使用します。タイトルにもありますが、少しでも快適に移動するのが、今回の目的となりますので、踊り子4号で品川駅(JT03)まで、ひたち13号で上野駅(JU02)まで、チケットレスで特急課金(詳細は後述)しています。

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ただ、早くに出発していて、小田原に着いて1時間以上余裕がありましたので、駅前の足湯でひと休みとしています。熱海駅(JT21)前のロータリーにあるものではなく、温泉施設の屋上(足湯利用の場合入館無料)にあるものとの事でした。屋上からは、手前から大雄山線東海道線小田急線・東海道新幹線の順で、列車の発着が見られます。また反対側では小田原城が見えますので、鉄道移動で途中下車が出来る方は、立ち寄る価値は十分あります。

【お手軽な特急ワープ】第3乗車列車:E257系2000番台(NA-08編成:特急踊り子4号 東京行き)

小田原駅(JT16)からは、休日お出かけパス(フリー切符)を活用し、横浜・東京方面を目指します。踊り子4号(小田原11時47分発)ですが、終点・東京駅(JT01)までではなく、品川駅(JT03)までです。なお途中通過する平塚駅(JT11)では、10分前に発車の籠原行きを追い抜き、横浜駅(JT05)では成田エクスプレス27号に乗り継ぎ出来ます。

特急券購入で乗車可能な切符という事で、特急で逃げられる区間は、特急列車利用をメインとしています。普通列車グリーン車(上記区間:¥800[来年3月ダイヤ改正より¥1000] )でも良かったのですが、スマホ充電・パソコン作業はコンセント付きの特急でないと出来ませんので・・・

大船駅で3分遅れになっていたが、遅延回復により、品川駅は定時で到着


品川駅(JT03)からは、3分の乗り継ぎで、上野駅(JU02)まで、常磐線特急のひたち13号(仙台行き:第4乗車列車[12時45分発] )に乗車します。その為踊り子号は、階段近い8号車でないと、乗り継ぎが間に合いません。

上野東京ライン(品川~上野)のみの短距離乗車だけあってか、始発から乗る方は少なく、(同区間は)時間帯・号車によっては0人の事も少なからずです。水戸・いわき方面への需要があるので、上野から乗客が増える事が予想されます。

なおひたち号ですが、日中時間帯は上野を出ると水戸まで全駅通過になりますので、座席未指定券で、土浦へはときわ号に乗り換える必要があります。とんでもない距離の為、くれぐれも乗過ごし・乗り間違いにはご注意を。

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【特急列車代わりで移動】第5乗車列車:E231系及びE233系15両:13時5分発籠原行き

上野駅(JU02)からは、普通列車で大宮駅(JU07)まで向かいます。13時台は上野始発の特急(高崎線方面)がなく、また始発ではありませんので、さすがに普通グリーンでも座れるところは限られますが・・・

件の普通列車グリーン車ですが、来年3月のダイヤ改正で、料金改定がなされます。現在は休日料金(上記区間:¥580[来春より¥750] )が設定されていますが、通年価格に見直され、新たに101km以上の価格が新設されるとの事です。特急では据え置きになっていますので、普通グリーンの利用客がそちらに流れる事もあり得ます。

途中の尾久駅(JU03)では、かつての東北本線寝台特急で活躍していた『カシオペア号』(E26系)の客車がホーム横の車両基地留置線に停まっていました。現在は臨時運行カシオペア紀行号での運転があるとの事で、JR東海JR西日本285系サンライズ瀬戸・出雲号』の夜行運用とは対称的に、昼行運用となっています。

【置き換え対象となるりんかい線列車】第6乗車列車:70-000形(各駅停車 川越行き:13時51分発)

大宮駅(JA26)からは、川越線で終点・川越駅まで向かいます。線路は、先ほどまでの複線から単線に変わっていますので、距離は短いですが、体感的に時間がかかってしまいます。埼京線からの列車は、拡幅車体のE233系7000番台(JR車両)か209系に似た70-000形(りんかい線車両)のどちらかであり、日によってばらばらでして、この日は後者でしたので、車内の案内表示は小型タイプ(いわゆるパッとビジョン)となっています。

りんかい線70-000形は、東京都主体の列車という事もあり、都営地下鉄路線では新型車両への置き換わりが早く、りんかい線もその対象となってしまっています。某Youtube動画でも、そのような事が取り挙げられていますので、すぐの置き換えではありませんが、撮影・記録保存される方はお早目に。

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【昼時にしては遅め】

川越駅に到着しますと、既に午後2時を回っていました。丁度この日は、川越まつり(祭り)の開催日という事で、駅構内は乗降客でごった返し状態でした。

ところで何故川越に訪れたかと言いますと、仕事休みの時にテレビ番組(ヒルナンデス)で放送され、たまたまそちらについての特集されていた事が理由です。前回はコロナ禍(令和2年)に来ていますが、コロナ5類移行で行きやすくなったので、どう変わったか、観察がてら散策も兼ねています。

さておきとし、まだ昼食が済んでいませんでしたので、食事としたいのですが、やはり食べログで探したところ、路地裏のインド・ネパール料理店が、時間帯が妥当で、尚且つリーズナブルという事で、お店はそちらにしました。少しずつ涼しくなっていますので、当方はカレー料理を注文しました。

【活気が戻ったが未だ不安】

今回の鉄道移動の大一番となる、川越祭りで、撮影した中で、これら写真をピックアップしました。迫力・臨場感を重きに置いたものとなっています。安全を考慮し、広い道路で実施されていました。

コロナ明けで、祭りでの声出し・密集しての練り歩きが緩和されているものの、コロナウイルスは完全ゼロというわけではないので、未だ不安要素が残るようなものです。

当方は、お祭りで他県に訪れるのは初めての事ではありますが、意外にも新鮮さが感じられます。関東のお祭りは、沼津や三島のものと異なり、見物人の規模が、静岡県の比にはならないものと実感しました。

大通りを抜け、関東の小京都・川越の真骨頂である、蔵街へと進みますと、食べ物・飲み物の販売店が、所狭しに軒を連ねています。すぐ上の写真をご覧頂くと、レモネード(ソフトドリンク)の新しめの看板がありますので、温故知新(故きを温ねて新しきを知る)とは、この事でしょう。鰻屋が付近にありますが、時間の関係上、周辺の撮影は(惜しいですが)断念としました。

さすがにこの辺りは、道が手狭という事で、3年ほど前のコロナ禍とは打って変わって、これだけの観光客がごった返すと、コロナ禍は過ぎたものの、心理的に大丈夫かという空気になります。

蔵街を散策し終え、川越駅に戻りますと、午後5時を回っていました。JR一本で行くかいくか、新宿まで私鉄(東武鉄道)で行くか迷いましたが、せっかくJRのフリー切符があるので、JR東日本車両(E233系7000番台:第7乗車列車)で大宮駅(JA26)まで出て、一気に南下する事としました。

【私鉄特急は捨てたものではない】第8乗車列車:特急スペーシア日光4号 新宿行き(東武100系:全車指定席)

大宮駅(JU07)からは、山手貨物線経由で新宿へ向かいます。ただ移動するのはつまらないので、フリー切符の利点を活用し、一風変わった特急列車に乗車しています。その特急ですが、東武日光線から直通しているスペーシア日光号で、南栗橋からJR宇都宮線に入る為、宇都宮線の特急はスペーシア号の他に、けごん号ぐらいといっても良いでしょう。

私鉄からの直通特急については、チケットレスサービスの管轄外となりますので、指定席特急券は、紙タイプのきっぷとなっています。

座席については、発車10~15分前に押さえていた為、空きはあったものの、窓側座席は東京都入りまでほぼ埋まっているといったところでした。

小田急ロマンスカーのEXE(30000形:EXEα含む)とは異なり、座席は重厚感があり、JRの特急グリーン車並みの設備だけあり、全車指定席として文句なしといったところです。

赤羽駅(JU04)から先、埼京線内での車両点検により、5分ほど遅れて新宿駅(JS20)に到着

【JR車両と似て非なる】第9乗車列車:相鉄12000系(各駅停車 海老名行き)

新宿駅(JS20)からは、横浜方面に抜ける為、湘南新宿ラインの列車(羽沢横浜国大経由・相鉄線直通)に乗車します。埼京線でお馴染みのE233系と思いきや、相鉄の12000系でした。途中の西大井駅(JS16)から武蔵小杉駅(JS15)までは、直線区間になりますので、最高速度120キロに達しまして、タイミングが良いと、東海道新幹線N700系と並走する光景が見られます。

時刻は午後7時前で、このまま在来線(JR)で行くと、帰りが午後10時近くなりますので、(東急東横・新横浜線経由で)新横浜から新幹線に乗る為、神奈川県に入り、武蔵小杉(JS15)まで向かい、休日おでかけパスの利用は、同駅で終了となりました。


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【安いより早くを優先】第11乗車列車:こだま805号 三島行き(N700系)

横浜駅からは、20時台の新幹線こだま号で静岡県に戻り、三島駅まで乗車します。