静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#989 気付いたらもう冬の空気

皆様いかがお過ごしでしょうか。

静スソと申します。

投稿日時点で、今年も残り1ヶ月ほどになります。元日の能登半島地震を皮切りに、いわゆるコメ問題、4月から10月に開催の大阪・関西万博、東北・北海道を中心としたクマ出没と、波乱を伴った一年であった事でしょう。地震と万博については密接な関係があり、万博会場では実際にパビリオンとして運営されていたほどです。

11月の中旬に入った途端、急に冷え込み始め、関東以南の平地(街中)においても、朝晩の気温が一桁になる事も、何ら珍しい事ではありません。そうなりますと、インフルエンザが流行り出しており、学級閉鎖・休校の措置がとられるほどでして、自分を守る意味でマスクの着用は肝心なものとなってきます。但し着用し続けると、実際喉が渇く事もありますので、水分補給もお忘れずに。

前置きはさておきとしまして、初冬に関する記事と参ります。 

 

〜 イルミネーションからは… 〜

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【冬の到来とはこの事】

 

〜 食事からは… 〜

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【温食でエネルギーづけ】

 

〜 季節の植物からは… 〜

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【実は冬の初めが見頃】

上:位置により色付きが異なる紅葉

下:形が分かりやすい銀杏(イチョウ)葉

 

〜 飲み物からは… 〜

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【冬はこれでご自愛】

上:ほうじ茶 下:みかん(温州みかん)ジュース

#988 秋の深まりが早いひと月

皆様いかがお過ごしでしょうか。静スソと申します。

霜月(しもつき)・11月最初の投稿となります。今年(2025[令和7]年)も残すはあと2ヶ月で、朝晩と日中時間帯の寒暖差が大きく、体調を崩しやすい時期となります。また年の瀬が近くなり、今年の流行語大賞・同年の漢字が気になる時期で、12月(新語流行語大賞は11月)の発表になるとの事で、どのワードになるのやら。

ハロウィンが過ぎ、11月となりますと、秋が一層深まり、紅葉が赤く色づくようになり、下旬(早いところでは中旬)で見頃となります。スーパー等では、(1日からとは限りませんが)BGMがガラッと変わり、12月25日までは、クリスマスのものになります。先月からですが、インフルエンザが流行し始めていて、予防接種がまだの方はお早めにといったところですが、やはり限りがある為、今月(11月)が駆け込みになっても、何ら不思議ではありません。

前置きはさておき、今月に関する記事と参ります。まずは祝日・二十四節気・記念日から。

11月の祝日・二十四節気は、3日(月・仏滅)の文化の日、23日(日・先勝)の勤労感謝の日・翌24日(月・友引)の振替休日の3日で、24日をもって今年の祝日は終わりとなります。二十四節気では、7日(金・友引)の立冬のみでして、暦通りであれば、朝晩の冷え込みが一層深まる頃で、朝の気温が関東地方で一桁になる事も、決して珍しい事ではありません。

代わりまして記念日は、今月(11月)は、語呂合わせで『良い◯◯』となる日が複数日あり、9日(日・仏滅)は良い靴、12日(水・先勝)は良い皮膚、22日(土・赤口)は良い夫婦、26日(水・仏滅)は良い風呂、29日(土・先勝)は良い肉でして、自動車ユーザーによっては、それらの日付を希望ナンバーにされる方もいようかと思います。そして今月において、切っては切り離せぬのが、15日(土・仏滅)の七五三、20日(木・仏滅)のボージョレ・ヌーボー解禁日で、奇しくも仏滅日同士で、お祝い事については、くれぐれも慎重になると共に、高額の出費とならぬ為にも、事故・病気には十分ご注意を。特に前者については、重要なイベント(ハレの日)となる家庭もあろう事でして、尚更ではあります。

語呂合わせではありませんが、11日(火・赤口)は、江崎グリコのポッキー・プリッツの日のみならず、電池の日でもあります。毎年のようにですが、関西の大手私鉄阪急電鉄では、大阪梅田駅(HK01)を午前11時11分に発車する電車(各駅停車 神戸三宮行き)に、1000系の1111F編成を充当させる等、同日はバラエティに富んでいます。

 

 

〜晩秋の光景〜
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【徐々に迫る冬】

 

〜柚子尽くし〜
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【スナックも季節感取り入れ】

 

〜そろそろ冬を意識〜
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【食で活気づけ】

 

〜見物で話題作り〜
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【クマ出没に注意しつつ】

 

#987 いきなり過ぎる秋の到来

皆様いかがお過ごしでしょうか。静スソと申します。

10月23日(木・大安)は、二十四節気霜降にあたる日で、その名の通り、同日付近を境に気温が下がり始まり、朝晩と日中時間帯の寒暖差による体調悪化には注意が必要となります。丁度この日、甲府地方気象台の発表によりますと、富士山の初冠雪が観測されまして、季節が一段と進んでいる事が伺えます。

これほどまで冷え込んで来ますと、鍋料理(しゃぶしゃぶやおでん等)や熱々の食べ物(肉まん・ハンバーガー等)が恋しくなる事でしょう。

また同日辺りから、秋の風物詩でお馴染みの紅葉が、寒い山地でも色付くようになっていまして、早い場所ではハロウィンデー(今月31日)の手前で見頃になっている事も少なくありません。但し、テレビ・ネットのニュースでは、東北・北海道の平地でもクマが出没し、人間を襲うといった事態について、毎日のように取上げられていまして、紅葉狩りや夜間のイベントでも、山麓・街中問わず、行動には細心の注意を払う必要が出てきます。

冗長となりましたので、前置きはさておきとしまして、今回の記事と参ります。

※今回は、連日に及ぶクマ出没のニュースの影響を考慮し、ハロウィンデー(今月31日)の記事投稿は取り止め

 

〜季節に相応しい(!?)画〜
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【もうハロウィンの時期】


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【秋の果物同士に因み】


〜◯◯の秋に相応しい(!?)画〜
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【食欲の秋という事で】

 


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【アート(芸術)の秋という事で】

 

 

 

#986 【特別記事】日帰りで快適に大阪・関西万博へ【第2弾後編:帰路】(令和7年10月)

皆様いかがお過ごしでしょうか。静スソと申します。

10月14日(火曜日・赤口)は、平日でありますが、鉄道の日でして、この日に仕事休みになる方は、日帰りでの鉄道移動には最適となります。ただしあいにくの天気とあってか、場合によっては運転見合わせや運休が発生する事もありますので、最新の運行状況を良く確認する必要があります。

また同日ですが、パソコン(コンピュータ)においては、Windows10のサポート最終日で、Windows10の機種で起動・ネット以外の機能使用は出来たとしても、ウイルス感染・個人情報の悪用のリスクがあり、日常生活・業務に支障をきたしかねぬ事態となり得ます。Windows11へのアップデート対象外のものでは、必然的に買い替えが発生しますので、ご承知おきを。

前置きはさておきとしまして、今回の記事(大阪・関西万博の訪問第2弾の振り返り)と参ります。

10月1日(水曜日・大安)に、大阪・関西万博閉幕までおおよそ二週間前ですが、日帰りで2度目の大阪の万博会場を訪れた時の事となります。万博訪問第2弾の記事は、5月分ほどではありませんが、長丁場となりまして、会場アクセス(前編)・会場内巡り(中編:分量かなり多め)・帰路(後編)の三部構成とさせて頂いています。今回は後編・帰路(東ゲートより退場)となります。まだ前編・中編をご覧になっていない方は、先にそちらをご覧下さい。また5月訪問時の記事をご覧になっていない方は、こちらもご覧下さい。後編をもちまして、2025年の万博訪問記事は終了となります。なお投稿日時点で、前日をもって閉幕となりました。訪問の振り返り記事となります事、ご了承下さい。

前回とは異なり、秋の花粉でのマスク着用者も疎らながら散見されるものの、当方は終日(屋内含め)マスク着用を取り止めています。ただし勿論の事、くしゃみのエチケット・手洗いの強化は前提の上です。

スマホのバッテリー切れ防止の為、デジカメで撮影したものもあり(念には念でモバイルバッテリーも携行)

→当時、デジカメはバッテリー残量少な目の為、東海道新幹線 新大阪発車後、浜松駅までは、スマホ撮影分のみ


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【近未来的な電車】

第5乗車列車:各駅停車 長田行き(大阪メトロ400系 6両:第19編成)

→乗車区間: [C09]夢洲(ゆめしま)〜[C13]弁天町(片道380円)

 

帰りは東ゲートからで、途中のJR西日本 大阪環状線乗り換えの[C13]弁天町駅まで、地下鉄車両で向かいます。東海道新幹線乗り換えとなりますので、JR京都線[A46]新大阪駅までは、往路の時と同じく、大阪デジタルパス(QRコード付きフリーパス)を乗車券代わりで移動しました。

往路と同じく復路でも、大阪メトロの400系に乗車となりました。やはり5月訪問時以上に、始発の[C09]夢洲駅から混雑していまして、途中の[C11]大阪港駅から、通勤客の乗車で更に激化していました。

件の400系ですが、今後は大阪メトロの既存車両の置き換えで、万博終了後も中央線専用となる事が決定しています。なお別形式の30000A系は、400系と共に中央線電車で活躍していますが、終了後は別線区の谷町線に転用が確定しています。


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【短距離乗車でも着席】

第6乗車列車:大阪環状線外回り 西九条・大阪方面(221系8両)

→乗車区間: [O16]弁天町〜[O11]大阪

[O16]弁天町駅からは、JR西日本大阪環状線で、ひとまず[O11]大阪駅へ向かいます。その時の電車ですが、往路の(新しい)323系(ロングシート)とは対称的で、大和路線からの直通する(古い)221系(転換クロスシート)でした。短区間ですが、通路側ながら奇跡的に着席出来ています。

件の221系ですが、全車引退済みのJR東海311系とほぼ同時期に導入されていまして、延命措置(いわゆる体質改善)が行われていて、行先表示器のLED化、トイレ洋式化は画期的なものといえます。編成によっては、まだ更新されておらず、トイレが和式のままという事があります。

[O11]大阪駅で一旦下車しまして、駅近くの丸亀製麺に向かおうとしました。北側のうめきたグリーンプレイス(駅ビル)側か、地下鉄御堂筋線の梅田駅側で迷い、結局のところ、新幹線の乗車列車の事・お店の混雑度合いで、どちら側も諦める事としました。

【少しでも早く移動】

第7乗車列車: [A]快速([A38]高槻以東各駅停車) 米原経由 長浜行き(223系1000番台8両:W4編成)

→乗車区間: [A47]大阪~[A46]新大阪(1区間)

[A47]大阪駅からは、18時23分発の快速列車(同駅:8番のりばより発車)で、一区間のみですが、隣の[A46]新大阪駅まで向かいます。大阪を出てすぐ右側には、ダイキン工業のイメージキャラクター・ぴちょんくんがご覧になれます。乗車の223系(1000番台)ですが、初期に導入された編成ですが、リニューアルの時に、ドア上部の行き先案内表示機(液晶ディスプレイ)が設置されています。編成によっては、車外の行先表示器がフルカラーLEDでの表示、1000番台はトイレ洋式化がなされていましたが、乗車の車両は、(ディスプレイはあっても)撮影日時点、それらはなされていませんでした。

因みに快速は、[A47]大阪を出ると、[A46]新大阪、[A41]茨木、[A38]高槻の順に停車し、高槻から先は各駅停車となります。第2弾万博訪問の時は、通常の快速列車ですが、10月14日の鉄道の日からは、一部車両指定席(うれシート)付となっています。その為、乗車した時は、うれシートののれんがなく、座席横通路も立ち客が発生していました。

新大阪駅に着き、快速列車の発車後、隣のホームには、当駅止まりの特急こうのとり22号(287系FA07編成 4両充当:城崎温泉15時30分発)に遭遇しました。外観は、寝台特急 サンライズ瀬戸・出雲号の285系に類似していますが、こちらは3両か4両のどちらかで運転されていまして、列車によっては3両で、多客期は7両での運転となるとの事です。

【移動自体が長丁場】

第8乗車列車:東海道新幹線 ひかり520号 東京行き(N700系G19編成)

→乗車区間:新大阪~静岡

※第9(最終)乗車列車:後述

新大阪駅からは、東海道新幹線で名古屋・静岡方面へ進みます。5月の万博訪問の時は、[A47]大阪から[A31]京都まで、新快速列車に乗車していた事もあり、新幹線は京都からでしたが、この日は丸亀製麺の『釜揚げうどんの日』の事もあり、新大阪からとさせて頂きました。f:id:suso3135:20251015013647j:image

乗車がかなり長い事もあり、しっかりというわけではありませんが、新大阪駅の東改札口すぐのセブンイレブンのきつねうどん、ジュースショップのミックスジュース(大阪梅田発祥)で凌いでいました。ひかり号は、岡山駅始発については、京都〜名古屋間は無停車でして、この部分はのぞみ号とのぞみ号ほど速い列車ではないので、静岡までは、相席が一切なく、気兼ねなく過ごせました。

静岡駅からは、到着から15分後で、名古屋駅を5分前に発車したこだま750号(第9乗車列車:N700S系J44編成)で三島まで向かいます。ひかり号に乗車していた時、豊橋駅通過時に追い抜いた列車となります。

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今回は行き帰り共に、新幹線は全区間で指定席で、往路の岐阜羽島駅での安全確認によって遅れるというハプニングがありましたが、復路は定刻通りで、特段大きなトラブルなく帰って来られました。2度目の万博は、先述の新幹線の遅れで、会場入りも遅くなったものの、質重視でパビリオンを巡り、何やかんやで入場料(平日券で6000円)以上の価値があるものでした。

今回の記事をもちまして、大阪・関西万博2025の訪問記事は終わりとなります。長丁場となりましたが、最後まで辛抱強くご覧いただきありがとうございました。次の万博場所ですが、5年後・2030年開催のサウジアラビアとの事です。

 

 

 

 

#985 【特別記事】日帰りで快適に大阪・関西万博へ【第2弾中編:会場内巡り】(令和7年10月)

皆様いかがお過ごしでしょうか。静スソと申します。

10月10日(金・友引)は、語呂合わせで銭湯の日、形で見るとデジタルの日となります。

前者ですが、数字のみで見ると1010(せんとう)と読む事、昭和39(1964)年の東京オリンピック開幕日の関連で、スポーツで汗をかいた後の入浴で、健康増進になる事により、平成3(1991)年に制定されました。10月になると、朝晩は日に日に涼しさが増す事もあり、湯治で身体をいたわるには適した時期で、(投稿日時点で万博終了間際ではあるが)屋外を歩き回った後にお風呂・温泉で癒すにはもってこいといえます。そうは言っても、温泉施設によっては、入湯税を徴収されたり、そもそも入館料が値上げされていますので、考えどころでしょうかと。

後者ですが、こちらも数字の並びで、記念日として、デジタル庁発足の令和3(2021)年より制定されています。この日は、デジタルについてに触れて、振り返り、見直すには最適で、親しみやすい(日本の)デジタル社会の構築を図っていく日とされています。その事もあり、ヤフーや楽天・アマゾン等のショッピングサイトでは、ポイントアップ・セールが行われています。

前置きはさておきとしまして、今回の記事と参ります。

10月1日(水曜日・大安)に、大阪・関西万博閉幕までおおよそ二週間前ですが、日帰りで2度目の大阪の万博会場を訪れた時の事となります。投稿日時点で、まもなく閉幕日となるところで、訪問の振り返り記事となります事、ご了承下さい。

万博訪問第2弾の記事は、長丁場となりまして、会場アクセス(前編)・会場内巡り(中編:分量かなり多め)・帰路(後編)の三部構成とさせて頂いています。今回は中編・会場内(東ゲートより入場)となります。まだ前編をご覧になっていない方は、先にそちらをご覧下さい。中編については、5月(同14日)訪問分ほどではありませんが、長い事が予想されますので、時間に余裕をもってご覧下さい。

前回とは異なり、秋の花粉でのマスク着用者も疎らながら散見されるものの、当方は終日(屋内含め)マスク着用を取り止めています。ただし勿論の事、くしゃみのエチケット・手洗いの強化は前提の上です。またこの日、日中時間帯は大阪市内28℃ほどでしたので、屋外は汗ばむ陽気で、一部パビリオン入館待ち時にも水分補給をさせて頂いています。

万博訪問の記事は、前回(5月訪問分)ほどではありませんが、長丁場となりますので、会場アクセス・会場内・帰路の三部構成とさせて頂きます。

スマホのバッテリー切れ防止の為、デジカメで撮影したものもあり(念には念でモバイルバッテリーも携行)


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【駆け込み殺到とはこの事】

※プライバシーの観点で画像加工あり

万博東ゲート最寄りの[C09]夢洲(ゆめしま)駅から直結で会場入口でして、早速混雑していまして、5月訪問の時とは大違いでした。

第2弾前編でも記してありますが、敬老の日以降は、閉幕まで一ヶ月を切っている事から、駆け込み需要に乗じ、連日20万人を超える入場者数で、12時以降の会場入りでも、かなりの時間を要しても、何ら不思議ではありません。

当方においては、新幹線の遅れの影響で、30分以上遅く、ゲート前には13時前に到着しました。とあるYouTube動画にもありますが、東ゲートは一番左端からならばスムーズにゲート通過出来るという事で、実際に実践しましたが、混雑が激しく、隣でもあまり変わらずでした。

今回は、閉幕間近もありますが、運悪く7日前抽選が全て落選で、全く手玉なく終わるのかと思われましたが、3日前深夜の空き枠予約で、奇跡的にオランダ館が空いていて、14時台で押さえられました。それに伴い、予約不要・入場自由のパビリオンも、積極的に取り入れる必要が出て来まして、5月訪問の時とは異なり、量よりは質重視で行動しています。

※プライバシー保護の観点で、画像一部加工あり

手荷物検査・入場処理で40分ほどかかり、東ゲートをくぐり抜け、すぐの大阪ヘルスケアパビリオン付近には、前回(5月)の訪問した時の帰り際に目にした、三つ指立てで出迎えるミャクミャク像がありました。前回は帰りの電車の時刻の関係上、正面のみでしたが、側方から見ると正座している姿が伺えました。

【電気つながり】※訪問パビリオン対象外

電気でのつながりのあるパビリオンとして、パナソニック電力館(可能性のタマゴたち)の2箇所を挙げました。前者については直接関係しませんが、家電もあるものの、インフラ面での接点があり、物価高騰の中の日常生活の関心事という事で、訪れてみる価値があります。とは言え、企業パビリオンとあってか、人気であるゆえ、予約取りはかなりの難易度をきわめます。後者は建屋が卵(ドーム型)で、こちらも前者同様、身近な生活での気になる事柄で訪れる方も、決して少なくありません。

パナソニック館の外観は、幾何学模様のパネルが張り巡らされていまして、出入口付近では、熱中症・残暑対策でミストが噴射されていました。ミスト関連となりますが、5月訪問時は、シグネチャーゾーンのいのちの未来パビリオン付近でも、ミスト噴射機を目にしまして、こちらは広範囲で作動でしたが、パナソニック側はスポットでの作動でした。f:id:suso3135:20251010010351j:image

ミストではありませんが、フューチャーゾーンのフューチャーライフヴィレッジ内のビオトープ(5月訪問分)も、同じ冷却装置を有していまして、こちらは貯水でもって、自然の力で冷やす仕組みで、これまた異なります。

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【貴重な予約パビリオン】

第1訪問パビリオン:オランダ館(完全予約制)

今回の事前予約での訪問パビリオンは、14時台のオランダ館(セービングゾーンに位置、ミサワホームでお馴染みのミッフィーが目印)の一か所のみとなります。先にもありますように、9月後半からは駆け込み需要という事もあり、3日前までの事前予約の時点で、一つしか決まらなかった事態となるぐらいで、こればかりは仕方なしです。

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パビリオン前まで来ますと、大屋根リングの下(西ゲート側)は、オレンジの傘を目印に行列が出来ていました。ただ14時台予約でも、すぐに建物に入れるわけではありませんので、水分補給を行わせて頂きました。

同パビリオンですが、今回訪問1週間前に放送されたミヤネ屋(読売テレビ系列)で、皇族は秋篠宮さま・悠仁さま(ご子息)がご訪問された事もあり、テレビをきっかけに訪れていた方も少なからずでした。

ヨーロッパの北側(北欧)に位置するオランダですが、日本との接点があり、外交面では江戸時代の鎖国政策、環境面では風力発電地球温暖化の関連があります。高校の教科にあてはめますと、前者は日本史及び世界史、後者は現代社会で学ぶ内容となります。

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オランダ館の真骨頂と言えば、分かりにくいかもしれませんが、光る丸い球体を持ち歩き、環境について見聞出来る点です。先日のミヤネ屋の放送でも、悠仁さまが光るボールの色を変えられる光景を目にしましたので、テレビの通りの体験となりました。
写真にもありますが、まず係員から発光するボールを受け取り、チャージ機にかざして点灯させ、決められた場所で、ボールに付いているコイルでかざし、光の色を変え、その先の環境にまつわるシアター鑑賞を楽しむといった流れとなっています。


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そう言えばですが、お昼ご飯がまだであったので、どうしようかと考えあぐねていましたが、他に見るパビリオン(詳細後述)の事もあり、会場内のコンビニ(西ゲート側:セブンイレブン、東ゲート側:ファミリーマート)までかなり歩く事から、訪問したオランダ館の売店で販売していたおにぎり・炭酸水でしのいでいます。そのおにぎりですが、オランダの伝統料理『ビターバレン』のもので、ミートボールサイズのコロッケが入っていて、ベジタリアンヴィーガンの方にも請け合いといえるものです。何と驚異の650円で、(具は違えど)スーパーで売られている4〜5倍の価格で、売店にあったニシン入りサンドイッチと並び人気商品で、近くの外食パビリオン(宴〜UTAGE〜)内のおにぎり専門店で、5月14日(前回訪問日)から6月10日の期間、販売されていたほどです。

まだ大阪市内は、日中時間帯は汗ばむ天気で、まだ結構歩く事もあり、日陰になる場所で小休憩し、次の行動に備えました。この休憩スポット、日本古来からある氷室を参考にしたもので、自然エネルギーの活用による、夜間生成される氷で造られています。

 

~ 国別パビリオン(ヨーロッパ編:訪問対象外分) ~

【環境にシビアな国同士】

北欧の国からは、イギリスとアイルランドのパビリオンを選出しました。共通点は、公用語が英語・キリスト教国家・歴史的つながりが類似しているところです。かつてアイルランドはイギリスの支配下にあり、その影響が現代でも表れています。

どちらの国も、北極寄りで、北海道に近い高緯度に位置していて、雨・寒さが著しいものと思われがちですが、(一部地域除き)年間通して過ごしやすく、日本のような長雨になる事は少ないです。

ところでパビリオンですが、前者は(建物は)環境に配慮したデザインで、(出入口付近は)自然の豊かさが前面に押し出されています。後者は古来から続く民族国家という事もあり、(建物は)開放的な雰囲気が感じられます。

 

【どちらも○○】

南欧の国からは、イタリア・モナコ公国のパビリオンを選出しました。言わずもがなですが、どちらの国も地中海沿いに位置していまして、過去にF1レースが開催されていた事が挙げられますが、対照的な事柄の方が多いといったところです。

具体的には、国土面積が雲泥の差で、歴史・文化がそもそも異なっています。前者はイタリア料理・ローマの神殿が有名で、後者は富裕層の楽しみであるカジノで有名で、歴史的背景についてはフランス寄りとの事です。

この後、タイ・インドネシア館がある、コネクティングゾーン側のコモンズC内のウクライナパビリオンに訪れたかったのですが、反対側のコモンズBについても、やはり駆け込み需要だけあってか、入場規制でありました。その事もあり、会場を後にする時間(後述)の事を考慮し、他のパビリオンへ向かう事としました。

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トイレ休憩で、大屋根リング側(上り専用エスカレーター寄り)へ進みますと、かなり変わったトイレがありました。どうやら全て個室になっていまして、総工費約2億円を費やしていたとの事でした。

写真のマップをご覧になりますと、男女別ではありますが、配置が変則的でして、焦っている時は間違えてしまう事もあり得ます。5月訪問時に見た東ゲート側の共用トイレほどではありませんが、十分注意が必要になります。

【震災復興前面押し】

第2訪問パビリオン:夜の地球(国内パビリオン:予約不要・自由入場)

次のパビリオンは、今年(2025年)の元日に発生した能登半島地震の復興を記念したところで、金箔を用いた夜の地球儀(衛星画像での再現)や能登半島の伝統工芸品の展示がなされていました。同パビリオン、予約なしで尚且つ行列なしで入れまして、震災からの立ち直りを、伝統と高度な技術が結集した工芸品を通じて、痛感させられるものでありました。当方も是非とも訪れてみたかった場所という事で、大変有意義なものとなりました。

夜の地球とあってか、館内は展示物を照らすスポットライトがあるものの暗く、屋内でのフラッシュ撮影が禁止されていました。博物館・美術館のように、このような場では、発光によりパニックに陥る方もいらっしゃる事でしょう。

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先述のように館内では、金沢でお馴染みの金箔をふんだんに使用した、漆黒の地球儀・世界主要国の首都の地図のほか、岸田元総理がアメリカへ持参された輪島塗酒器(現物)の展示もなされていました。その反対側には、(写真の画質が荒いですが、)日本各地(47都道府県)の伝統工芸品についての紹介ポスターがあり、東京都・愛知県・京都府新潟県については、見にくく収まり切らない事もあり、日本列島の枠外に描かれていました。

【外交・歴史が特徴】

第3訪問パビリオン:トルコ館(予約不要:当時約20分待ち)

次のパビリオンは、コネクティングゾーンのタイ館横のトルコ館となります。隣のタイとは異なり、事前予約の必要はないものの、閉幕日が近い事もあり、さすがに入館待ちは発生していました。f:id:suso3135:20251014005205j:image

入館待ち時間でただ立ちっぱなしも退屈なので、(オランダ館売店で購入のおにぎりでも足りなかった事もあり、)飲食物で何とか凌いでいました。

5月訪問時の記事では、国別パビリオンのコーナーで触れていまして、(写真の)月と太陽を撮影したのみで、館内は入りませんでしたが、今回は潜入しています。館外の屋台ではトルコアイスが売られていまして、他のパビリオンでも同じように、本場の味が頂けるのが魅力です。

件のトルコですが、アジアとヨーロッパの中継点で、中国から続くシルクロードに馴染み深い国で、日本とはおよそ100年前からの政治的・歴史的つながりがある事から、(世界史の教科書にもあるように、)親日国として知られています。そのきっかけとしまして、1890年(19世紀末)当時、オスマン帝国のスルタン、アブドュルハミト2世により日本へ派遣されたエルトゥールル号(パビリオン内にあるのは船の模型)が、帰路において、現在の和歌山県串本町の樫野埼近くで難破し、多くの船員が犠牲になった際、船員の一部が自力で脱出し、串本町の住民による救助・介抱があり、一命を取り留めたというエピソードがあります。

また1985年3月に、イラン・イラク戦争で、テヘラン上空での航空機攻撃の恐れがあり、トルコ国民が困窮であった最中、テヘラン在住の日本人を救う為、イスタンブールに輸送した過去があり、先にもあった、エルトゥールル号事件のお返しとなっています。その後、1990年代にトルコ国内で発生した地震もありますが、2011年3月に東北地方で発生した東日本大震災で、宮城県福島県岩手県を中心に犠牲者が出て、その際の行方不明者の捜索で、お世話になっていた事もあり、日本・トルコ両国は本当に困った時に駆け付ける友人的存在で、助け合い精神が今なお継承されています。


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トルコ館を後にしまして、東ゲート側に戻ります。なお西ゲート側は5月訪問時巡っていますので、時間の関係上、そちらに踏み入れるのは取りやめとさせて頂きました。エスカレーターで大屋根リングへ上がりますと、無数の植物が見られまして、自然の豊かさが、間接的ながら感じ取る事が出来ました。東ゲート方面に歩き進めますと、リング上は人だかりで、5月よりも過密でした。

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【かけがえのない存在】

第4訪問(最終)パビリオン:ベトナム館(予約不要:当時約15分待ち)

最後の訪問パビリオンは、エンパワーゾーンにあるベトナム(越国)となります。先ほどのトルコ館同様、5月訪問時(同記事の国別パビリオンコーナーでも紹介済み)は外観撮影したのみでしたが、今回は館内も巡りました。同月分記事でも触れていますが、ビジネス面では、外国人労働者(技能実習生)・外国人留学生の存在は大きく、前者は当方職場でも欠かせぬ存在で、ベトナムは同じアジア国・フィリピン同様、親日国となっています。政治・外交面でもつながりがあり、大阪・関西万博の開幕期間の4月に、日本からは石破首相の訪越、平成29(2017)年8月と令和3(2021)年11月に、ベトナムからはファム・ミン・チン首相の来日の実績があります。

入口すぐでは、お出迎えとして、木管楽器による音楽演奏(当時の曲:アニメ『ちびまる子ちゃん』のおどるポンポコリン)がなされていました。壁面には現地の『こんにちは』の意味である『Xin Chao(シン・シャオ)』の文字が書かれていまして、スタッフがいたところには、ミャクミャクが待ち伏せていまして、5月訪問時の未来の都市(フューチャーゾーン内)と同様、館内でもまた(ミャクミャクを)見る事が出来ました。その反対側では、民族衣装・楽器が展示されていて、間近でベトナムについて見聞するには、大変良い機会となりました。

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館内には、乗り物にまつわるポスターがありました。自動車・バイクからはホンダのSUV車・スクーター、鉄道車両からは新幹線(イメージ:かつてのJR東日本E2系に類似)が描かれていまして、前者については、ベトナムにも自動車工場を有するほどです。後者ですが、ベトナムの南北高速鉄道(総延長:ハノイからホーチミンの約1541キロ、時速350キロ想定)の計画案で浮上した車両候補で、世界で信頼出来る日本の技術を取り入れる事が濃厚となっていて、路線は2年後の令和9(2027)年より着工、10年後の令和17(2035)年に開業の見込みとなっています。f:id:suso3135:20251014005740j:image

出口付近では、沖縄でいうシーサーに相当する、ベトナムの守り神(ドラゴン)と思われる、その2頭を目にしました。おそらくですが、名古屋城金のシャチホコ像のように、寺院等の上に鎮座しているもので、カラフルなデザインは、人々の心を魅了させます。

 

今回の会場巡りは、先述の通り時間の関係上、東ゲート側・大屋根リング内側とさせて頂きました。また訪問日は、丁度丸亀製麵の『釜揚げうどん』の日で、店舗での注文を予定していますので、大変惜しいですが、4時間ほどの滞在を終わりとし、午後5時20分頃に会場を後にする事としました。

 

~第2弾後編(帰路)に続く~