静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#598 オール新製車両 E235系トウ04編成

皆様こんばんは。早速ですが、前回(水曜日)のクイズですが、回答が一件もありませんでしたので正解発表です。沿線の幹線道路は国道135号、それに面するのは相模湾です。途中一部区間で徐行・一旦停車がありますが、JR東海道線は早川~根府川間、伊豆急行線は熱川~稲取間で、いずれも相模湾沿いのビューポイントです。
今日は『4』が付く日という事で、それにまつわる記事です。前回に続き、久しぶりの鉄道ネタです。
先月初めに首都圏へ出掛けた時、JR山手線の新型車両E235系を見て来ました。昨年春に撮影・乗車したのは量産先行車のトウ01編成でしたが、今回は注目の10号車新製の量産車トウ04編成です。現在まで7編成が落成されていまして、そのうち10号車新製は第4・第5編成とたったの2つのみです。なぜこのようになったのかは紹介しながら説明する事とします。

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【山手線の新顔】上:大崎駅 3番線(表示:1221G)/下:池袋駅 7番線(表示:1321G)
山手線の次世代車両であるE235系(→以下、新系列)ですが、昨年春はたった1編成と非常に貴重でしたが、約1年近くでトウ07編成まで増えていて、もはや珍しい存在ではなくなった(=当たり前の)ようです。
今回撮影したのはトウ04編成で、先述通り10号車含む全車新製です。なぜこうなったか、結論から言いますと、先代(現行)のE231系500番台のサハ4600番台を新系列仕様に改造する工期を確保する為です。そこで2編成同時改造といきたいところですが、工期2ヶ月程度では新系列車両は月1ペースの落成となり、2020年の東京オリンピックまでとても間に合いそうもないので、4編成同時でなされるとの事です。、これを踏まえ04・05編成の10号車は余剰前提として新製されました。

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【新区分誕生】
04・05編成が全車新製という事もあり、新たな番台区分がされるようになり、10号車は500番台となっています。現時点でそれ以外の編成は改造車両組み込みですが、2編成はそれがなく、新製の証である「sustina(サスティナ)」のプレートが取り付けられています。

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【車高も統一】
05編成と同様、10号車新製編成という事で、車両の高さが他の号車に合わせられています。具体的には雨樋の高さが同じところまで下がっているという事です。それ以外の編成では、高さが10号車と他号車では異なります。コスト重視なので致し方ない事ではありますが・・・