静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#464 山手線の新型車両 E235系(車内編その2)

皆様こんばんは。今回は山手線E235系の車内について見てまいりますが、撮影した写真が多いので、車内編は2回(LCD・その他車内設備)に分けて展開しようと思っています。その2ではLCDについてをご紹介しています。

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【環状運転】→大崎駅発車前(始発)
山手線は、円状に一周する路線の為、LCDでは環状運転のイメージがそのまま表されています。
E235系では、現行のE231系500番台の15インチから17インチとなり、四角での表示であったものが、楕円での表示に変わっています。
LCDの表示は、現行車両では(PCでいう)Windows95に対して、新型車両はWindows10のようで、スタイリッシュなデザインと差が出ています。

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【新デザイン】→大崎駅発車前(始発)
各駅の運転時分の表示は、E231系は直線ですが、E235系は弧を描くような形となっています。
こちらも環状運転を意識しての事で、表示自体はE233系(0・1000・7000番台は除く)に準じています。
撮影時は内回りの運用であった為、反時計方向ですが、外回りの場合はその逆となっているようです。

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【山手線仕様】→大崎駅~品川駅走行中
LCDでは、山手線の路線カラーである、ウグイス色の線が入っていて、E233系のような表示とは若干異なっています。撮影時は他路線の運行情報が入っていて、こちらはE231系の時から変化はありません。
また山手線仕様として、つり革部分に注目すると、やはり色がウグイス色で、持ち手の部分はE233系と同一になっています。

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【より分かり易い】→上:池袋駅停車中/下:目白駅到着前
情報化社会の背景があるのか、LCDも以前よりもパワーアップしていて、表示が分かり易いものになっています。到着前後の駅ホームの表示ですが、E231系ではピクトグラムのみでしたが、E235系では階段やエスカレーターの構造が分かるようになっています。
到着前、ドアが開く方向では、そのアニメーションがなされていて、駅ホームのイラストと共に、常に表示させるような仕様となっています。

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【電子広告の到来か!?】→撮影時:「JR SKI SKI」の広告(CM)
車内側面・車端部の液晶広告は、山手線E235系を語るに、切っては切り離すことが出来ない存在です。
車内側面は液晶が3基、車端部は1基となっていまして、側面の液晶は号車によって異なっています。10号車は現行のE231系から流用したものの為、取り付け感がありますが、sustina製の他の号車は、車内に違和感が出ないよう、出っ張りのない感じとなっています。
なお液晶の数は、号車によって異なっていて、2~9号車は36面、10号車は30面、先頭車両は29面となっています。
ただ全てが電子広告に切り替わったわけではなく、広告出版社の意向もあってか、紙媒体の中吊りとの併用に変更されていて、皆さんが想像している事とは、少しかけ離れているようです。

3回に分けて、E235系について見てまいりましたが、いかがでしたでしょうか。今回をもって、JR車両についての紹介は終了とさせて頂きます。私鉄車両の紹介が出来れば良いのですが、こちらについてはまだ未定です。
今後は自動車の運転で、鉄道写真を撮る事は皆無になるので、紹介出来るとしたら、車載動画の切り出しでの紹介となる予定です。