静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#397 富士川にほど近い散策コース

皆様こんばんは。日中と朝晩の気温差が大きくなる時期で、今月11日に富士山の初冠雪が確認されています。冬もそう遠く感じられなくなっているサインという事でしょう。
今回は、静岡県東部は富士市に位置し、富士川と富士山の間にある散策コース、雁堤(かりがねつつみ)について見てまいります。
その前に、昨日富士方面へドライブした時に撮影した、富士山の初冠雪シーンをご覧下さい。

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【日本一の山らしい画】@イオンタウン富士南(富士市鮫島)
富士山が良く見える静岡県中・東部では、初冠雪の光景を間近で見られます。快晴でないと見られない画です。
平年比で11日遅れで、やはり昼と朝晩の気温差(朝晩:10℃程度)が大きくなる事が要因となっていて、富士山も冬支度をじわりじわりと始めているようです。

さて本題に戻り、雁堤についてご紹介してまいります。

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【スポーツの秋】
県道176号(鷹岡柚木線)からすぐのところに、富士市の散策・ジョギングコース(全長:2.2km)、雁堤があります。規模がとにかく大きく、端から端まで歩くと、30分近く要します。
雁堤は四季の自然を楽しみ、体力を向上させるにはもってこいのところで、広大な緑地の中に公園・グラウンドがあります。毎年10月の第1土曜日の夜にはかりがね祭りが開催され、富士川付近で掛かる投げ松明(たいまつ) が一番の見所となっています。

ちなみに駐車場は緑地内の足場の悪い所にあるので、車で訪れる場合は、注意が必要です。

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【広すぎる公園】
ジョギングコースの横に、無駄に(!?)だだっ広いブランコ付の公園があります。
面積が大きいので、休日に家族でまったり過ごしたり、サッカー・ゲートゴルフ等で汗を流すには丁度良く、ドッグランにもオススメです。

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【増水対策】
富士川寄りに歩み進めると、生い茂った草に立っている注意書きがありました。増水による洪水の注意喚起がなされています。
過去に富士川は、浜松の天竜川のように、暴れ川となった事として有名で、その甚大な被害を教訓に、古郡氏の尽力によって、雁堤が造られていました。
どうやら50cmの水かさに達すると、緑地全体に浸水するおそれがあり、道路が川同然に化してしまうので、身の安全を確保する為にも、堤がいかに重要視されているのかが伺えます。

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【欧米の大地!?】
雁堤はスポーツで体を動かすのみならず、自然の中を散策・満喫するのが乙なところです。
GoogleやYahooの地図では、細道程度で写るぐらいの散策路で、欧米にもありそうな畑沿いの道が複雑に交差していて、お茶の葉はもちろん、さまざまな植物が垣間見られます。
地元農家によるビニールハウスもあり、軽トラックが通っていて、一見欧米の趣が感じられるように思えますが、日本の光景である事は間違いありません。

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【お茶と日本の大動脈】
雁堤の中を通る道路からは、日本の大動脈である東名・新東名が見え、上手い事茶畑とマッチしています。何せ静岡県はお茶で有名で、電車の車窓・道路から茶畑を見渡す事が出来てしまいます。
撮影時は曇りがちで、余りはっきり景色を眺める事は出来ませんでしたが、こちらからは山々がすぐ近くにある事は、確かに分かりました。