静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#341 日本初の土産パン

皆様こんばんは。台風11号が四国地方に接近していて、静岡県でも断続的な大雨(ゲリラ豪雨に匹敵)が降り、明日いっぱい大荒れの状況が続きそうです。
今回は、気になったシリーズで、韮山反射炉(静岡県伊豆の国市)の物産館の、ご当地パンのボードをご覧に入れます。
韮山反射炉は快晴時に行っています。
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【伊豆の固パン
韮山(現:伊豆の国市)発祥のパンで、今回気になったのは、「日本で最初」というフレーズです。
江戸時代の韮山の代官・江川太郎左衛門の発案により、 今から173年前(江戸末期)から出回っている、元祖のパンです。以前、地元ローカル番組の特集で取り挙げられた食べ物で、まさか日本最古であったとは、知りませんでした。
元祖ではなく、パン祖と言い換えられていて、食パンの祖先であったと言っても過言ではありません。とにかくネーミングが面白さに、ただ脱帽するしかありませんでした。
試食で摘まんだぐらいなので、正確には分かりませんが、フランスパン・非常用の乾パンと同等・それ以上の硬さで、甘さがしつこくないので、食べ応えは十分あります。実際には兵糧として重用されていて、まさにいざという時の食料とされていました。
物産館では、1個当たり¥130と決して高くはないものの、5個単位よりは、1個単位で売ってくれれば、お金に余裕がない方でも、手軽に食べられそうです。ただし、硬さが半端ないので、歯に弱い方は、甘さが薄れてしまいますが、水・お湯に浸してから食べた方が良さそうです。