静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#297 もう一つの旧国1 県道396号線[静岡市区間]

皆様こんばんは。私事ですが、明日から週3日ほど残業で、帰宅が遅くなるので、日・火・木の3曜日は記事投稿(更新)を早めに打ち切りさせて頂きます。日曜日以外は場合によってはやらない場合もあります。
今日2回目は、富士~由比間の旧国道1号にあたる、県道396号線の静岡市区間を見てまいります。
富士市区間は、前に紹介済みなので、まだ同県道についてご覧になっていない方は、富士市編からどうぞ。
追記(9/16)
Youtube(suso3135)にて、本県道の車載動画を9月16日より配信しています。お手数ですが、URLは富士市区間編の回に載せてありますので、そちらから併せてご覧下さい。

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【初の静岡市入り】@静岡市清水区 蒲原(かんばら)
富士市と旧庵原郡蒲原町の境で静岡市に入ります。突入後もJR東海道線との並走が続き、新蒲原駅蒲原駅由比駅と繋がっていて、他県道(後述)とも接続します。
実は自転車で静岡市に来たのは初めて(既に電車・車で行った事あり)で、以降は静岡県中部エリアを進んでいく事となります。蒲原周辺では国1バイパス(富士由比バイパス)へ抜ける事が出来ます。
番号のみで見ると、県東部の県道394号(沼津小山線)と似ていて、一の位違いとなっています。

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【常套句(じょうとうく)】→東海道線の下り列車が通過中
道路沿いの看板には、交通安全を啓発する標語が書かれていて、命の重さを感じさせる事が伺えます。
静岡市区間では、断続的に上り・下りの坂が待ち受けていて、富士市内より線形が宜しくありません。
特に自転車で通る場合は、路肩が無いに等しい箇所があるので、歩行者との並進(対向)はもちろん、車との並走の際は十分注意しないと巻き込まれる可能性があります。

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【クリエイティブ】@東海道線 新蒲原駅周辺
道路沿いのガードレール(歩道上)には、由比の『桜えび』・ちびまる子ちゃん(モデル地:静岡市清水区[旧清水市])の作者に因み『桜』のイラストが、カーテン状で描かれています。
それにしても絵画のようで、何ともクリエイティブな作品となっていますね。ただし車で通る時は一瞬なので、くれぐれも見逃さないよう、この機会に是非ご覧になってはいかがでしょうか。

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【デカい橋脚】@東海道線 蒲原駅周辺
こちらでは東名高速道路と交差し、海側からの位置が入れ替わります。それまでは、(順に)東海道線→県道→東名の並びでしたが、この橋脚で東名→東海道線→県道になったという事です。
4車線の東名の橋脚は言うまでもなくデカく、圧倒されます。(一時的な雨宿りではありますが・・・)

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東海道五十三次の名残】@静岡市清水区 神沢交差点(旧 庵原郡由比町)
本県道は、同交差点で東海道の由比宿の道と分岐し、道なりに進んでいきます。このあたりは、由比本陣公園・東海道 広重美術館等の観光スポットがあり、県道沿いには富士・静岡地区で良く見掛けるスーパー 食鮮館タイヨーもあります。
なお県道側は上り坂となるので、それほど気にはなりませんが、速度低下には注意が必要です。

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【3県道の交差点】@静岡市清水区 入山入口交差点
こちらの交差点では、右側の県道76号(富士富士宮由比線:終点)・県道396号(富士由比線)・左側の県道370号(由比停車場線:終点)と交わります。
交差点名の『入山』とは、由比入山の地名の一部で、県道76号線方面の山間地域に入っていく事、と解釈して頂ければと思います。少し先に進んだところで由比川の橋を渡ると、正面には静岡市のハイキングコースにも指定されている、浜石岳が見えてきます。

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【旧国1→国1】@静岡市清水区 国1バイパス寺尾IC付近(薩埵[さった]峠入口)
短いようで長かった県道396号線は、富士由比バイパスに吸収されるように終わりとなります。
この付近は路線バスの終点で、由比駅以東は富士急バス、興津駅以西はしずてつジャストラインとなっていて、由比~興津間はバスでの乗り継ぎが出来ないので、徒歩かタクシー(車)で移動する他ありません。
なお寺尾ICは、昨年の1月に交差点からインター化、同3月にフルインター化され、原付以上の道路である為、自転車・徒歩の場合は、上り線側から、歩道橋をつたって、太平洋自転車道で興津まで進んでいく必要があります。
日本家屋のあかりの博物館・交通の要所とされている薩埵峠はすぐを右折です。狭路で激坂があるので、薩埵峠へは車で行くにしてもしんどいかと思います。