静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#293 もう一つの旧国1 県道396号線[富士市区間]

皆様こんにちは。今日は子供の日(子供にとって貴重な1日)ですが、帰省・Uターンで道路・列車が混雑のピークなので、その中でも子供とのふれあいが大切ですね。
今回は、静岡県東部に位置する、もう一つの旧国1である、県道396号線をご紹介します。沼津~富士間の旧国1同様、比較的長距離なので、富士市静岡市清水区の2編に分けて展開します。静岡市は中部エリアですが、東部エリアの富士市にまたがっているので、そちらの区間も紹介しています。
※撮影時:自転車使用

イメージ 1
【県道396号 富士由比線】
富士市の青島(国道139号交点)から静岡市清水区の由比(国道1号 富士由比バイパス)を結ぶ、15.9kmの一般県道 富士由比線です。
富士市内では、JR東海道線の北を通り、途中、JR身延線のガード・富士川の橋・富士川駅付近を経由し、複数の県道(後述)と接続しています。旧 富士川町の合併により、富士川駅先までが今回の範囲となります。
静岡市清水区内では、JR東海道線の西を通り、新蒲原駅から由比駅までの各駅付近・東名のガード・由比漁港付近を経由し、こちらでもいくつかの県道(別回で説明)と接続しています。旧 蒲原町と旧 由比町静岡市清水区となっていて、こちらは後日紹介する範囲となります。
追記(9/16)
Youtube(suso3135)にて、本県道の車載動画を9月16日より配信していますので、こちらも併せてご覧下さい。なおURLは以下の通りです。

イメージ 2
【東名・新東名のアクセス点】@富士市高島町 高島交差点
和食料理店の角では、田子の浦港付近からの県道353号(田子浦港富士インター線:港大通り)と接続していて、東名・新東名・西富士道路へダイレクトに入る事が出来ます。共に大通りという事で、昼夜問わず交通量は比較的多めです。

イメージ 3
【富士の川】@富士市蓼原(たではら) 潤井(うるい)川橋前
こちらでは、富士市内を流れる川の一つである、潤井川を越えます。この川からは、富士山を見る事が出来、川沿いの散歩にはもってこいです。なおJR東海道線の電車内からでも、鉄橋を越える際、この川を渡る事となるので、吉原~富士間を利用する際は、是非ともチェックしておきましょう。

イメージ 4
富士駅への抜け道】@富士市蓼原 蓼原交差点(富士見大通り交点)
東海道という事で、この辺りでは、交差点からJR東海道線 富士駅へ抜けられる県道が存在します。各県道は以下の通りです。利用する側によって異なりますので、注意が必要です。
~南口の場合~
同交差点  :富士市の富士見大通り経由で県道174号(富士停車場線)
~北口の場合~
総合庁舎前:県道181号(富士停車場伝法線)
富士本町  :県道175号(富士本町通り:鷹岡富士停車場線)
上記の交差点を過ぎると、スーパー・飲食店がいくつもあり、更に進むと、JR身延線をアンダーパスする事となります。

イメージ 5
【五差路が出現】@富士市柚木 橋下(はしもと)交差点
JR身延線 柚木(ゆのき)駅前のカードを通過すると、沼津の国道414号にもある五差路が出現します。
運転する際は、やはり信号待ちが壁となっていて、周辺からの車両もあるので、この辺りは出会い頭事故が起きやすくなっています。言わずもがなですが、細心の注意が必要です。
ちなみに、JR身延線の竪堀駅は岩本山公園方面の市道入山瀬駅は斜め右の県道176号(鷹岡柚木線)が最寄りです。

イメージ 8
【かなり手狭】@富士市 松岡
→車両ナンバー:プライバシー保護の為、「静岡 532」以外は伏せています。
この辺りから富士川橋までは、少しの間上り坂で、路面状態がよろしくない上、歩道が皆無に等しい、劣悪な状況です。そんな中、道幅が狭い県道341号(水神田子浦港線:東海道線の踏切以降)に出くわし、朝晩等ではこちらからの車両の出入りもあってか、富士川橋の前後で渋滞する事があります。
手狭な状況は富士川橋(車高制限:4.2m)まで続くので、自転車で通る際は、橋の歩道も含めて、慎重に進む必要があります。

イメージ 6
【南北の分かれ道】@富士市岩淵 富士川橋西交差点
この交差点では、山梨県方面への県道10号(富士川身延線)と、静岡方面の本県道に分かれます。
富士川を境に、前者は山道(富士川楽座経由)、後者はJR東海道線沿いの道となり、それまでの景色とは一変します。先に述べた通りですが、富士川をはさんで西側は、旧 富士川町に相当し、左折後の道路周辺では「富士川町」から「富士市」に書き換えられている光景が垣間見られます。

イメージ 9
富士市の最終駅】@富士市中之郷 富士川駅入口交差点
→車両ナンバー:プライバシー保護の為、「沼津 501」以外は伏せています。
題の通り、周辺には、富士市の最西端の富士川駅があります。そして静岡市入りする前に完結する、最後の県道・県道188号(岩淵富士川停車場線)と接続しています。
隣の新蒲原駅は、静岡市突入後最初の駅で、由比付近までは他県道との接続はありません。

イメージ 7
【もうすぐで静岡市】@富士市中之郷 東海道新幹線ガード前
富士市のギリギリの所で、東海道新幹線のガードをアンダーパスすると、約600mで静岡市清水区に入ります。
起点から約8kmで市町境なので、自転車で移動すると長いように思えますが、静岡市側の方が微妙に長いので、まだまだ侮ってはなりません。
タイミングが良いと、新幹線の通過シーンが見られますので、交通系のファンには良さそうです。

静岡市清水区編へ続く~