皆様こんばんは。今回は新東名が出来るまでのあらましをご覧に入れます。その展示は、新東名 新富士ICに隣接するコミュニティプラザ富士(静岡県富士市)にあります。
その1では、新東名が完成するまでのあらましについてご紹介しています。
ドライブが好きな方はもちろん、道路が好きな方も、一度は是非訪れてみてはいかがでしょうか。
新東名についての展示が、新富士ICの目の前にある、NEXCO中日本の会社で為されています。普通の会社見学では(個人でも)予約が必要ですが、事前予約がなくても大丈夫でした。
【測量が肝心】
新東名以外の道路でも共通する事ですが、社会・経済のインフラを支えるには、何よりも測量ありきです。(当然ですが…)
【地盤も重要】
先の写真と関連しますが、生活は勿論、社会の基盤として、道路の基となる地盤は開通の時期を左右します。
実際に、新東名(愛知県側)や圏央道(相模原周辺)で重金属埋没で道路の建設が遅れる事があったので、いかに重要であるかがお分かりかと思います。
【新東名の要】
新東名を語るのに外せない事、それはトンネルです。現在開通している御殿場~三ヶ日間で35のトンネルがあり、東名の全線の倍近くあるとの事で。
何でも新東名は、半径3000メートルのカーブ・勾配変化2パーセントと、走る🚙💨にはもってこいで、トンネルはそれらを裏付けています。
【賢い工法】
橋梁(きょうりょう)の脚(土台)は、周辺の環境を考慮した造りとなっています。
富士川や山間部の高架橋がその一例で、自然の影響を最小限に抑えるべく、竹の筒のようにして橋脚をカバー・補強した、スマートな工法です。
【新東名が唯一】
新東名では、雨でも路面が滑らず快適に走る事を可能にする為、5重の舗装が為されています。水を弾く素材が組み込まれていて、そのような舗装方法は新東名オンリーとなっているとの事でした。
粋な計らいで、展示物のケース内部に、高速道路で欠かせない緑の標識の取り付け作業の模様も展示されていました。
ICが近いのか、新富士ICの出口付近がモデルとなっているとの事でした。