静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#225 天皇に縁あるスポット

皆様こんばんは。今日2月11日は、建国記念日です。この記念日は、古代の日本書記によると、神武天皇天皇に即位した日が、現在でいう今日(旧暦:1月1日)にあたる事によります。

今回は、日本と天皇に関連して、静岡県沼津市に位置し、天皇一家のかつての邸宅がある、沼津御用邸記念公園について焦点を当てます。

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【立ち入り難い光景】
施設は高い石垣に囲まれていて、いかにも入りづらいような感じが伺えます。何でも、国指定重要文化財とされていて、大変貴重な歴史建造物に値するとの事で。
沼津御用邸は、およそ120年前に造られ、明治・大正・昭和の3時代に渡り使用されていました。しかし、1970年以降は管轄が国から沼津市に移った事により、公園扱いとなりました。
入園料¥100・観覧料(※)¥400(小中学生:半額)とやはり有料ですが、天皇国・日本について見聞するには妥当かと。
(※):西側の附属邸の見学料

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【伝統ある住み家】(東附属邸)
大正天皇がご静養の際にいらした日本家屋(かおく)です。駿河湾近くにある事から、潮風漂う雰囲気が感じられ、快適にお過ごしになった事が伺えます。
撮影時は、公園内には入らず、外から傍観したので、定かではありませんが、当時 の皇族の暮らしがご覧になれるとの事です。
なお、御殿や茶室等の施設は、現在でも研修やイベントでも利用されています。

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【海岸に直結】
公園を通らず、周辺の細道を抜ける事で、海岸に出る事が可能です。
私見ではありますが、沼津市の人々は、街中に限らず、海岸沿いでもしばしば散策する、といった光景がありふれているようです。やはり沼津は市の面積がだだっ広く、歩く場所が多く、この付近も市民の憩いの場となっているので、納得ですね。

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【厳格な遺産】(西附属邸)
門扉(もんぴ)からして、明治時代の雰囲気があるかと思いきや、施設は日本の歴史の重みのある、皇族用の邸宅なので、格式ばった佇まいが伺えます。
残念ながら、この門扉から建物に入る事が出来ないので、面倒でも東側から入らざるを得なくなります。

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【歴史感ある道路】
国道414号線から出入りする御成道です。御成は天皇等のお偉い方がお見えになる事(!?)を意味し、このような方をお迎えする道として活用されていました。
因みに御成がある、沼津駅南口周辺の御成橋も天皇に馴染みがあります。件の御用邸へ向かう際、皇族がその橋をお渡りになった事に寄ります。
どうしても、歴史に関心のある年配の方が訪れる傾向がありますが、この機会に若い方もドライブ・観光で是非。