静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#217 駿河湾に近い県内東部の公園

皆様こんばんは。今回は、田子の浦港周辺に、つい最近(約1年半前)供用された、ふじのくに田子の浦みなと公園(静岡県富士市)についてを見てまいります。なお一部箇所は工事中で、今年度中(来年冬まで)には正式に完成となります。

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写真:愛鷹山を眺める
ふじのくに田子の浦みなと公園(以下、みなと公園)は、駿河湾愛鷹山の景色が一挙に満喫出来ます。お分かりの通り、富士市田子の浦港付近に整備された港湾施設の一部で、港湾の工事の際に発生した土砂で造られたスポットです。
アスレチック広場は、金属素材(大部分)が多用された既存の公園とは異なり、木材やロープ等の素材が使用されていて、子供連れにも安全です。

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写真:開放的なロケーション
みなと公園のすぐ近くには駿河湾が広がっていて、青空も相まってか、開放感ある構図となっています。製紙(!?)工場が近くに見え、富士の街らしさが感じられます。

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写真:歴史感じられる詩
公園の中央に万葉集の詩人・山部赤人による歌碑があり、富士山にまつわる詩が刻まれています。特に左側の石碑には、百人一首(4番)でもお馴染みの詩がある事にお気づきかと思います。内容は以下の通りで・・・
田子の浦ゆ うち出でて見れば ま白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」ですが、百人一首では
田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ」と少しニュアンスが異なります。

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写真:面白いベンチ

駐車場近くに、8の字をかたどったベンチが設けられています。それ以外にもベンチがありますが、これほど面白みのある大きなベンチはなかなかありません。言うまでもなく、グループ同士(大体10人)での休憩にはもってこいですね。


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写真:公園に謎の山
公園の東側に、山のような物体があるのですが、富士山・愛鷹山富士市街の風景を、一度で味わえる丘の事なのです。ご親切にも高台へ上がる階段があり、身体の負担を考慮した設計(途中が平坦)となっています。津波避難に有効であろう丘ですが、標高がそれほど高い所ではないので、波が2枚目の防波堤以上の高さではカバー出来ないのではないでしょうか。

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写真:富士山のビューポイント
前の写真にも触れたように、展望デッキで、富士山・愛鷹山は勿論、工場が多く点在する富士市街の景色が満喫出来る醍醐味があります。撮影時、不運な事に富士山の頭が雲で覆われてしまっていますが、気象条件が良い時にははっきりと見る事が出来ます。

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写真:イベントにもってこい

駿河湾を目の前に、多目的広場があり、イベントを開催するには丁度良さそうです。舞台がある事から、推測ですが、演劇やコンサート・ライブ・お祭りの会場として活用される事でしょう。