静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#189 富士宮の初詣スポット

皆様こんばんは。あと2日で2014年が終わってしまいます。気持ち良く新年を迎えるためにも、大掃除はぜひやっておきたいものです。
今回は、新年の初詣にピッタリなパワースポット、富士宮本宮浅間神社(静岡県富士宮市)について、見てまいります。その他の初詣スポット(県内東部)として、三嶋大社(静岡県三島市)もあります。
#27(URL:http://blogs.yahoo.co.jp/taka27_goldeel5_e233/54871732.html)で動画と併せて紹介していますので、是非ご覧下さい。
 
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写真:赤い大きな鳥居が目印
富士宮本宮浅間神社は、JR身延線 富士宮駅・イオンモール富士宮から程近いところにあります。富士山に近い神社で、富士山周辺のドライブスポットにも最適です。何でも富士山の世界文化遺産登録を機に、県外の方も足を運ぶほど、全国的に有名なところではあります。
ただし、30分以上駐車の場合は有料ですので、極力お金をかけたくない方は公共交通機関の利用を推奨します。正月三が日は混雑する為、車よりは公共交通機関で参拝する方が便利です。
同神社は、赤い鳥居門が目印ですが、入口ではないので、要注意です。
 
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写真:荘厳な趣(おもむき)が感じられる光景
参拝口(以下アプローチ)には、2頭の獅子・馬(共に石像)が鎮座していて、参拝客を出迎えています。#27で紹介した三嶋大社とは異なり、敷地面積が小さいので、本殿(御殿)へのアプローチが短くなっています。撮影時、外国人も来ていて、それだけ日本の文化が、世界でも大変有名である事が伺えます。
 
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写真:拝殿までもう少し
アプローチを進んでいくと、楼門が見え、その左右には大きな絵馬(えま)、正面の石段には石のオブジェが設置されています。
なお境内(けいだい)は、周辺道路からの出入りが可能で、初詣の時期は(大方)地元の人(富士・富士宮地区)で賑わいます。件の拝殿ですが、この門をくぐった先にあります。
※この門に設置されているものについては、後ほどご紹介します。
 
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写真:浅間神社境内の真打
ようやく拝殿に着きました。こちらは祈祷スポットとして、正月三が日に多くの初詣客が見えます。元日の0時から参拝が可能で、3日間で30万人規模を誇ります。#27の三嶋大社(本殿)とは異なり、より派手で、神社らしい重厚感が感じられます。また安政地震では無傷であったとの事でした。こちらの本殿は、国宝(重要文化財)の為、特別な時・特別な人間しか入る事が出来ないので、常時立ち入る事が出来るのは、この拝殿までです。
 
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写真:飛躍の年に因んだ絵馬 (楼門左側)
今年は午(うま)年なので、このような馬の絵馬が楼門脇に飾られています。ご覧の通り、「昇運来福(しょううんらいふく)」と書かれていて、大変縁起の良い絵馬です。お分かりかもしれませんが、来年(2015年)は未(ひつじ)年なので、ヒツジをモチーフとした絵馬となります。
実は私は、来年が当たり年(年男)となるので、どのような絵柄となるか楽しみではあります。
 
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写真:天皇国・日本に関する絵馬 (楼門右側)
若い方にとっては、読むのが大変ですが、「神人和楽(しんじんわらく)」と書かれています。この四字熟語ですが、神々に守られている事の有り難みを感じつつ、神様とともに現実を楽しく生きる事を意味しています。
神様曰く、祭りという非日常に限らず、現実から目をそらさず、笑顔と感謝でこのご時世を乗り切る、という事を切に望んでいます。
天皇陛下がお読みになった句も書かれていて、内容は大変わかりにくいのですが、神々にまつわる事である事は確かです。
 
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写真:神々を祀(まつ)っている石
境内楼門の石段上に、鉾立(ほこたて)石が鎮座しています。当ブログでは、石像がある観光スポットがいくつか紹介されていますが、こちらは富士山に馴染みがある自然石で、冒頭で述べたパワースポットの源はこの石の事ではないでしょうか。
 
【アクセス】
~車利用の場合~
■沼津・静岡方面より
・東名(富士IC)より、西富士道路(無料:国道139号線バイパス)・県道180号線or県道414号線で約20分
東海道新幹線 新富士駅より、タクシーで約30分
■富士吉田・大月方面より
国道139号線・県道180号線を経由
 
~鉄道利用の場合~
JR身延線 富士宮駅より、徒歩で約10分(利用の際は時間に注意)