静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#184 中世の歴史に縁のあるスポット

皆様こんばんは。
今回は、静岡県駿東郡清水町の八幡神社内にある、対面石についてご紹介してまいります。
 
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写真:2つの石が向かい合わせ
対面石は、鎌倉時代の源氏に縁があります。1180年の富士川の戦いで、黄瀬川周辺に布陣した源頼朝が、その事で奥州平泉から駆けつけた、弟の源義経と会見(対面)し腰掛けた事により、その名が付けられました。
かつては国道1号線沿いにありましたが、八幡神社の改築に伴い、現在は県道145号線沿い(神社内)に移転しています。その為それら(2つの石)が、本物がどうかが定かでないとの事で。
なお対面石の詳しい事は、本殿(以下拝殿)のお賽銭箱(さいせんばこ)の上部分に記載されています。
 
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写真:境内(けいだい)は至って普通
境内は、どこにでもあるような光景で、大晦日の年越しで賑わいそうです。拝殿では扉が自動で開き、お賽銭箱にお金を投じ、願い事を祈るような、画期的なシステムとなっています。拝殿に向かうまでには、手水舎(てみずや)があり、心身の汚れを水で清める行為は、参拝時の掟でもあります。
撮影時(11月下旬)、落ち葉が境内のあちらこちらで見られ、葉の色づきのピークを迎えていました。