静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#175 313系電車の座席格差

皆様こんばんは。このところ、防寒対策しても、身に染みる程の寒さで、震えつつ過ごしています。
今回は、これまで何度か乗車した電車の中でも、JR東海所属の313系に焦点を当てます。特に、座席のタイプの違いにより、サービスがだいぶ変わっていて、まさに天変地異の様相です。
 
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写真:静岡地区では対面式
静岡地区はもちろん、首都圏の通勤電車でお馴染みの、ロングシートです。(同地区:オールロングシート)
食べ物で言うと、バゲット(パンの一種)のような形で、座る時は向かい側の人と目を合わせる事となります。実用書等では、あがりやすいシーンの一つとして、電車内の座席で向かい合わせになる事が挙げられます。特にあがりやすい(社交不安になりやすい)人にとっては地獄で、あがり解消の訓練にはもってこいです。
私としては、未だに隣り合う事に抵抗がある上、人前で食事がかなり難儀になります。ロングシートは、定員確保には有効ではあるものの、長い時間座る事が出来ない場合、もたれるのが困難になるのではと感じます。
大学に通っていた時から思っているのですが、ロングシートでは、片道で約70キロ程しつつ、快適に過ごす事がほとんどなく、名古屋地区のように、(体ごと)前を向いて座りたかったと、今でも感じています。そう言った意味で、静岡は東西に長いので、(私鉄との競合抜きで)転換クロスの車両があっても不思議ではありません。
 
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写真:名古屋地区は前向き
名古屋地区(以西)では、新幹線の0系と同じく、座席の向きが変えられる、転換クロスシート(一部:車端部は固定)が採用されていて、進行方向であまり周囲を気にせず着席する事が可能です。
豊橋駅名古屋駅までは約80キロの距離と比較的長く、併走する名鉄とのサービス競合を目的にクロスシートが有効とされています。大概、始発(もしくは折り返し)駅で座席の向きを変える、「バタン、バタン」という音を耳にする事は少なくありません。
車内は特急車両のようで、373系・383系ほどではありませんが、くつろいだり、食事する事が億劫にならずに済むのが強みとの事で。ただし、ラッシュアワーでは、ロングシートよりも定員が減るので、立ち客が必然と多くなる難点があります。