今回は、先週末・今週末に運行されている臨時列車・『御殿場線80周年急行371』号で使用されている、371系特急電車をご紹介してまいります。
写真:新幹線擬(もど)きの特急電車 (撮影:11月24日午前)
JR路線では、ラストとなる371系です。
この371系ですが、形が新幹線100系に似ている為、子供から大人まで「新幹線のような電車」として知られていました。
1991年から2012年まで、御殿場線・小田急線の特急「あさぎり」号、東海道線のホームライナー(沼津~浜松間)として活躍していました。
しかし、利用客の減少・ロングランによる車両の老朽化が目立つようになり、臨時列車化に至りました。その為、1編成で予備がない為、かつての小田急20000形・313系での代走がありました。
写真:ヘッドマークは2種類
80周年となる御殿場線・371系のラストランが重なり、先頭車両のヘッドマークも2種類用意されています。こちらの写真では、沼津側の赤いヘッドマーク(青いヘッドマーク:御殿場側)が使用されていますが、タイミングが合わずヘッドマークが切れています。
尚、はっきりとしているヘッドマークについては、以下のHPを参照のこと。
http://response.jp/article/2014/10/21/235490.html
因みに運行区間は、浜松~松田間(JR乗り入れ区間)で、朝晩の1往復のみの運用となります。東海道線・御殿場線で見られるのは、今週末が最後となります。鉄道好きの方もそうですが、あまり関心のない一般の方も、まだ目にしていないようでしたら、今週末は是非。
→写真で残しておく事をオススメします。
JR路線引退後は、山梨県の私鉄路線・富士急行線で余生を送る事が有力視されています。