今回は、JR身延線 富士宮駅(場所:静岡県富士宮市)から延びる、静岡県の県道53号線をご紹介してまいります。全長は約300メートルと短いものの、歩行者・自転車が支障なく通る事が可能な広い歩道(両側)が設けられています。
【県道53号 富士宮停車場線】
これまでご紹介してきた、県道番号が50番台の路線ですが、共通して言える事は、鉄道路線の駅(停車場)に繋がっているという事です。
なお、県道の標識はフォント・表記が旧式で、県道394号(沼津小山線)の場合は「県道 394 静岡」ですが、本路線では「県道 53 静岡県」となっています。
写真:起点は駅の目の前
先ほどでも述べた通り、静岡県東部の県道50番台(51~53)は、駅から直結した道路で、沼津・三島とは異なり、起点は駅舎を出てすぐのところです。
写真:商店街道路よりは生活感ある道路
銀行やコンビニ等のお店が建ち並んでいるものの、あまり活気がないように見受けられます。何でも、近くには富士宮浅間大社があり、京都ほど厳しいわけではありませんが、世界遺産の街・富士宮の景観を損なわない(名を恥じない)という事が配慮されています。
写真:人・車に配慮した道路
ご覧の通り、歩道も然(さ)ることながら、車道もゆったりとした通りです。道路の両側に竹製(!?)の柱が立っていて、その柱に照明が付けられています。何ともオシャレな電灯でして、富士宮の街並みに溶け込んでいますね。
写真:終点は異様な賑わいぶり
富士宮駅から約300メートル進んだところで、県道53号線は終了です。交差点を右左折すると県道76号線へ、直進すると(富士宮)市道へと入ります。