静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#126 JR東日本の花形 常磐線E531系

皆様こんばんは。10月に入ると朝晩が涼しいどころか、寒くなり、日が暮れる時間が徐々に早まっていますね。
 
今回は、上野東京ライン来年3月開通で、上野から東京・品川方面への乗り入れが決定している、常磐線 E531系電車(編成:カツK-4??)をご紹介してまいります。同路線の開通で、編成数が常磐線内の運用数に追いつかないので、現在は同車両(10月1日の時点:K-423編成)の他に、特急車両  E657系(10月1日の時点:K-17編成)も数編成ほど追加されています。
 
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写真:上野駅10番線に停車中のカツK-452編成(2439M 普通 土浦[つちうら]行)
E531系は、かつての403系・415系電車の老朽化、つくばエクスプレスとの競合(速度向上)を目的に、2005年から全ての利用客に配慮した車両として、基本10両×23編成と付属5両×18編成(10月1日現在)が導入されています。車体のラインは、中央快速線 E233系0番台と同じ(色違い)でありながら、前面以外はE231系(近郊タイプ)をベースとしています。
同車両では、松戸~取手間の快速線の各駅に停まる普通運用、日暮里~取手間で通過駅がある特別快速の運用があります。最高速度は(両種別共に)130キロ/時と、(普通列車としては)JR西日本米原~姫路間の新快速電車並みです。
交直流電車という事で、取手から先の交流区間の乗り入れがあるので、3・8・13号車の集電装置には、直流と交流の両方に対応した機器(重装な造り)が取り付けられています。
 
 
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写真:行先表示はE231系と同様 (特別快速 土浦行)
当然ながら特別快速の運用時には、行き先と赤字の「特別快速」が入ります。特別快速は10時~15時まで毎時1本(上野発:毎時10分発・土浦発:毎時00分発)に充てられています。
なお運用範囲は、上野~高萩となっていますが、大半の列車が水戸か勝田行で、まれにE501系電車(運用;水戸線内・土浦以北)の検査の代走として就く事もあります。
 
 
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写真:車内の号車ステッカーに、号車番号がない! (K-418編成  8号車 [モハE531-2018] )
電車外に号車番号が書かれている(付属は車外にもなし)にもかかわらず、何故か車内の号車番号が省略されていますが、実は電車内の行先・案内表示(LED式・2段表示可能)の液晶右下に表示されています。コストはかかっているものの、これにより、各車両のどのドアからでも、自分がいる号車がすぐに分かりますね。