静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#120 スマートな高性能特急 E257系

皆様こんばんは。本日10月4日(土)から、南武線 E233系8000番台が堂々デビューしました。Youtubeで確認しましたら、案の定、ドアの開閉時の音はスクリュータイプ(ベース:横浜線京葉線E233系)でした。自動放送(車内)においても、これまでと一味違うもので、各駅毎(一部を除く)に次駅案内が2回(日本語部分)なされています。
 
今回は、中央本線総武快速線等で活躍している、高性能特急・E257系をご紹介してまいります。
最高速度は、JR東日本では異例の130キロ/時で、総武快速線の急勾配(馬喰町~両国間:30パーミル以上)にも対応しています。
 
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写真:八王子駅2番線に停車中のモトM-101編成[0番台] (66M 特急あずさ16号 新宿行)
E257系電車は、かつて存在した183系・189系(共に特急車両)、165系急行車両の置き換えとして、2001年より、9両×16編成(0番台・基本編成)、2両×5編成(0番台・付属編成)、5両×19編成(500番台)が導入されています。
写真の0番台では、増解結運用の都合上、付属編成は東京寄り(1・2号車)、基本編成は松本寄り(3~11号車)となり、基本9両のみの運用も存在します。その為前面は、2・3号車はJR西日本の225系電車のような出で立ち、1・11号車ではE231系電車のような出で立ちとなっています。
特急「かいじ」号(東京~甲府間)・特急「あずさ」号(東京~松本間)の運用を専門としています。車体は白地で、山梨県(昔の甲斐国)の偉人・武田氏を象徴する菱形模様があしらわれています。また車両毎にイラスト(沿線の風景や建物)がそれぞれ異なるので、意外にも見所の多い特急電車です。
 
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写真:武田信玄で有名な山梨を基調とした座席
在来線の車両ではありますので、1列  2+2席(新幹線の普通車:3+2席)でありながらも、座席のピッチにゆとりが感じられます。ちなみに座席は、山梨・甲州市の名物・ブドウのような色と武田氏の菱形が合わさった感じの仕様です。
 
 
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写真:東京駅 京葉地下1番線に停車中のマリNB-10編成[500番台] 
(63M  特急わかしお13号  安房鴨川行[外房線周り])
写真の500番台では、5両1編成(最大10両2編成)で運用され、外房線特急「わかしお」号、内房線特急「さざなみ」号、総武線特急「しおさい」号、成田・鹿島線特急「あやめ」号と、バリエーションが豊富です。同車両は、特急のみならず、一部で普通電車としての運用(勝浦以南)もあります。
車体は房総半島のイメージを基調としていて、海岸の砂の白、太平洋の青、千葉の春の見所となっている、菜の花の黄の3色で構成されています。
 
 
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写真:0番台とは真逆のデザイン
0番台の座席は、山梨・長野の観光客を前提とした造りですが、こちら(500番台)は房総半島の旅行客はもちろん、ビジネス客も乗車する前提での造りとなっています。言うまでもなく、洗練された青い座席で、スピード感・躍動感ある千鳥格子(ちどりこうし)の模様があしらわれています。
 
繰り返すようですが・・・
明日・明後日、台風18号が日本列島に接近し、交通機関に影響が発生しますので、特に明後日(西日本では明日)のお出かけ・仕事出勤の際は、早め早めに行動し、天気予報・交通情報を念入りにチェックしておく必要があります。