静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#100 東日本の豪華列車・北斗星

皆様こんばんは。本日、ブログ開設から1ヶ月半通算100回目の投稿となります。その記念としまして今回は、東京と北海道を結ぶ夜行寝台列車北斗星(1988年~)をご紹介してまいります。かなり見応えのあるものとなっていますので、是非最後までご覧頂けたらと思っています。
この列車ですが、北海道新幹線の開通に伴い、2015年3月に定期運行終了、同年8月に引退となり、運行開始から約28年の幕を閉じる事が既に決定しています。まだ目の当たりしていない方は、是非ともお早めに。
※文章内の号車:上野~青森間を基準としています。
 
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写真:上野駅13番線に停車中の寝台特急 北斗星(上野~札幌間)
日本国内で残存する寝台特急列車では、鉄道ファンだけでなく一般客も写真撮影するほど、大変有名です。通常の電車とは異なり、電気機関車(写真:EF510-513)の後に客車12両を連結させる形式(動力集中方式)で、走るホテルを思わせます。青森側から12号車、11号車の順で、上野側からは1号車、2号車の順です。但し、青森~函館間では編成の方向が逆になります。
なお機関車のヘッドマークには、北の夜空に広がる星が描かれています。この機関車は、上り下り共に青森まで客車を牽引(けんいん)し、青森~札幌間は青函トンネルの急勾配や設備の関係で、別の機関車が使用されます。
写真では見にくいですが、震災復興のステッカー・流れ星のイラストがあり、東北地方の雰囲気が全面に感じられます。
 
 
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写真:客車なのに乗客ゼロの光景
青森寄りの12号車は、電源等の機器・荷物を搭載する車両で、関係者以外の立ち入りが禁じられています。自家発電や客車で使用する電気の供給としての役割を果たす車両で、函館~札幌間(ディーゼル機関車による牽引)は、架線のない非電化区間に対応しています。ご覧のように、客車先頭には車両のシンボル・北斗星が幕で以て表示されています。
 
 
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写真:今でも根強い人気のブルートレイン (11号車:オハネフ25  12)
客車24系は国鉄時代から存在していて、今もなお現役バリバリです。北斗星では色々なタイプの寝台車があり、1人用のロイヤル(A寝台)・ソロ(B寝台)、2人用のツインデラックス(A寝台)・デュエット(B寝台)とバラエティ豊富です。電車と異なり、夜でもモーターの音に邪魔される事のない、快適な居住空間を満喫する事が出来ます。
 
 
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写真:北斗七星の異名を持つ食堂車 (7号車:スシ24  506)
出発前という事で、ディナーや軽食を求める乗客で満員御礼です。撮影時(場所:上野駅)は和洋食ディナーの提供が1度だけなので、ご覧の通り、食堂車でご馳走する乗客で混雑します。豪華車両という事で、思い出として、わざわざ高い値段で食事したいという気持ちがあるのでしょうね。
 
 
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写真:北斗星の中で最高級の個室「ロイヤル」 (9号車:オロハネ 25  501)
「ロイヤル」は9号車の上野寄り・10号車の中ほどに2部屋ずつある、1人用個室です。他の個室とは異なり、アメニティやルームサービス等のもてなしが満載で、寝台料金が¥17,180とB寝台(\6,300)の2倍以上かかります。主に大富豪(お金持ち)向けの乗客が利用しています。ロイヤルではありますが、外観は意外にもシンプルですが、板張りの建て付けで以て高級感の雰囲気が出されています。
 
 
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 写真:プライバシーに重視した個室「ソロ」 (上の写真と同じ9号車にて)
「ソロ」は5号車・6号車の上野寄り・9号車の青森寄りにあります。先ほどの「ロイヤル」と比べると、格が下がりますが、最低限の車内設備(照明・換気扇)とBGM装置はあります。B寝台は2階建て車両(11号車は除く)で、部屋番号の奇数は1階、偶数では2階となっています。なお1~6号車はJR北海道所属、7~11号車はJR東日本所属ですので、階段やキーロック等の客室構造が少々異なります。
 
 
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写真:開放的な造りの寝台車両 (11号車:オハネフ25 12)
このような車両は1号車・2号車・11号車にあります。北斗星の中では、最もシンプルな設計で、4人で利用(上下のベット2組使用)するにはもってこいです。
写真ではJR東日本所属の車両の為、通路と各ベットがカーテンで仕切られていて、無駄のない設計となっています。やはり鉄道会社毎に外観が異なっていて、1・2号車(JR北海道)はガラス扉と電子キーロックが付いていて、親しい4人組で利用するには最適です。
 
 
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写真:寝台特急 北斗星号 札幌行の方向幕
北斗星号には、寝台車両が備わっていますが、あくまでも特急列車として扱われています。ご覧の通り、昔懐かしの幕式方向幕(書体:国鉄フォント)で、今となっては希少の存在とされています。
 
 
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写真:車両毎に描かれている豪華絢爛なマーク
各号車毎(12号車を除く青森寄り)にある北斗星のエンブレムです。ご覧の通り、東京(上野)と札幌を結ぶ豪華列車で、エンブレムの上部に「539」と書かれているのですが、実は青函トンネルの全長53.9キロに因んだ数字との事です。「53.9」とすれば良いところを、敢えて「539」としていますが、その数字に対する思い入れがあるみたいですね。