静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#50 中央快速線 E233系0番台

皆様こんにちは。午前中はあいにくの天気で、外出が危うくなるところでした。明日はJR南武線の新しい電車・E233系8000番台(ナハN1編成)が首都圏に輸送される日です。同番台は全部で6両×36編成が落成し、来年の秋まで順次投入されます。輸送シーンを目にする事は出来ませんので、営業運転の時に確認・撮影するつもりではいます。
※輸送情報:変更済み(8/6 7時10分頃)
 
今回からシリーズ(断続的)でE233系のご紹介を行います。1回目は中央快速線青梅線で活躍している、E233系0番台です。E233系は、乗客の事を配慮した内装で、故障に強い二重系統の機器が装備されています。2006年から中央快速(0番台)を皮切りに、京浜東北線(1000番台)、常磐緩行線(2000番台)、東海道線高崎線(3000番台)、京葉線(5000番台)、横浜線(6000番台)、埼京・川越線(7000番台)と幅広い路線に導入されています。 ※E233系の在籍数:2946両(2014年8月1日現在)
 
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写真:JR中央線 御茶ノ水駅に停車中のT34編成  (1406T  中央特快  東京行)
0番台では10両の固定編成と6+4両の分割編成が存在しています。前面のデザインは常磐線E531系と似ていて、運転台下のラインは白抜きとなっています。(他のE233系とは異なり、色が反転)。富士急行線青梅線五日市線にも乗り入れている為、種別は多彩ですが、それ故に中央快速線との乗り入れが出来ない場合もあります。線内は駅間が短く高頻度(平日朝ラッシュ:約3分間隔で運行)であるので、加速度は3.0km/h/sと山手線並に設定されています。
 
 
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写真:2号車車内のドア上部分にある、案内表示機 (新宿駅発車後:新宿~代々木間走行中)
山手線E231系500番台と同じく、比が4:3の液晶ディスプレイと、コンパクトなものとなっています。路線表示の時は、乗り入れ範囲が広い事から、2回(最大3回)に分けて表示されます。運行時分は勿論、乗換案内や注意喚起・路線毎の運行情報が全て1つの画面に映し出されます。液晶ディスプレイはドア毎に2つあり、もう一方は広告表示用で、ニュースや天気予報・60秒の雑学講座を見る事が出来ます。
 
 
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写真:温かみのあるオレンジのラインが入ったドア (開閉:スクリュー式)
E231系E217系までは、側面のドアには色の帯が入っていませんでしたが、E233系からはドアの部分にも帯が入るようになりました。富士急行線青梅線五日市線に乗り入れる運用もあるので、車内温度維持の為、ドア横の半自動ボタンが設置されています。(東海道線高崎線の3000番台にも設置)