今回は、三島・伊豆地区の通勤・通学はもちろん、観光の兼用路線として、活用される伊豆箱根鉄道の3種の青い電車をご覧に入れます。2009年4月からは、全列車がワンマン運用となっていて、ドア開閉の操作は全て運転士が行います。
【3000系】伊豆箱根鉄道のメインとなる電車

JRの415系急行型電車のように前面が食パン
のような形をしていて、車内はボックス席と向かい合わせのロングシートが混在する、セミクロスシートが採用されています。写真は第4編成で、1次車(鋼体)の最後の車両(それ以降の編成:ステンレス製)です。ドアのラッピングには、三ツ矢サイダーのイラストが描かれています。

ちなみに、第1編成の中間車両は、以前の快速列車
の運用の名残で、座席は転換クロスシートとなっています。

【7000系】2編成しかない大変貴重で快適な列車

前面は、JR223系電車のような形となっていて、車内は名古屋地区のJR311系電車のような
直通運転の案が浮上していた時期があったものの、計画倒れで終わってしまった経歴があります。
なお中間車両は2つドアで、乗り降りを考慮し、ドアが少し広めとなっています。写真は第1編成で、
【1300系】7000系と同じく2編成で、通勤・通学の色が強い電車