静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#18 伊豆の観光列車といえば・・・(伊豆急行編)

本日2回目は、伊豆急の乗り得電車をご覧に入れます。伊豆を連想させるデザインは必見です。
 
伊豆急行の車両】※いずれも2100系電車で、編成(車両)毎にデザインが異なります。
 
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2100系R-4編成 『黒船電車』 5663M 普通 伊豆高原行 @熱海駅1番線(今年1月14日撮影)
江戸時代の幕末、現在の静岡県下田市にやってきた黒船を基調としています。
言うまでもなく、重厚感のある列車です。先頭車両は、前面が1枚の窓で、展望席からの伊豆の景色が存分に眺められます。その他の号車でも、横向きに座って、相模湾の絶景を楽しむ事が出来ます。
 
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ご覧の通り、乗車券等のみで乗車可能普通列車です。船の舵(かじ)のマークが描かれていて、船乗りを彷彿させます。10年ほど前、初代黒船電車(R-1編成)が在籍していましたが、機器の老朽化により、現在の車両に置き換わっています。 ※当初はスマホではなく、携帯電話にて撮影
 
 
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2100系R-3編成 『ドルフィン号』 5663M 普通 伊豆高原行 @熱海駅1番線(今年3月14日撮影)
先ほどの電車とは異なり、こちらは明るく開放感があるデザインで構成されています。
前面には4月上旬にロードショーとなった、映画「大人ドロップ」ヘッドマークが掲げられて、伊豆が撮影地にもなっているので、伊豆三昧(ざんまい)の感じが表れています。車両の形状や塗装が富士山のようなので、世界文化遺産にもゆかりがあるような雰囲気です。
 
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R-4編成は黒船ですが、こちら R-3編成は、静岡県沼津市にある、伊豆三津シーパラダイスでお馴染みのイルカがモチーフとなっています。伊豆急行線は東伊豆地域の路線ですが、対してシーパラダイスは西伊豆地域の観光地です。(伊豆半島における)東西のコラボレーションが実現ですね。
 
伊豆の観光列車は地元民だけではなく、日本国内のみならず、外国の観光客を飽きさせない工夫が凝らされています。このように、一見格式ある特別列車のように思えますが、通勤・通学の足としても活用されているので、乗車料金以上の価値がある事は間違いありません。
 
最後までご覧頂き、ありがとうございました。本日はこれにて失礼します