静スソ備忘録

日々の発見・外出先での情報に重きを置きます。

#865 Withコロナ 18きっぷで山梨へ(令和4年3月)

皆様こんばんは。静スソと申します。

ゴールデンウィークが明けますと、今度は梅雨の時期へと差し掛かります。沖縄・奄美地方は、前者はGW期間、後者はGW明けすぐに梅雨入りした模様です。どうやら今年は、全国的に梅雨入り・明けは早く、その期間が短くなるような予報が出ています。

そうなりますと、家庭においては、洗濯物を外に干すという機会が減り、部屋干しが増える事もあり、その生乾きのニオイには注意が必要です。特に乾燥機能がない洗濯機をお持ちの家庭では尚更です。また雨天の場合、落雷がある事も想定されますので、停電になった時の備えも大切です。

代わって外出先においては、屋外を歩く場合、長靴ではない限り、靴がずぶ濡れになりやすく、水だまりを回避した方が良さそうです。冠水した道路・歩道は、命の危険を及ぼす可能性が高いので、日頃からの気象状況のチェックが肝心となります。今月13日は金曜日でなおかつ仏滅でして、同日に限りませんが、雨天時の自動車の運転・列車の乗車時は、平時よりも注意を払う必要があります。それにしても、偶然ではありますが、六曜の仏滅に当たる日は雨天になる事が少なからずで、確証できるものではありませんが、自然のサイクルとは何らかの関連があるのではないか、と(当方は)思いますね。

その話題は以上としまして、今回の記事と参りましょう。1ヶ月半前と遅めですが、青春18きっぷ利用で、山梨方面へ鉄道利用した時の事について振り返ります。お出掛けの時は、まん延防止措置・緊急事態宣言は発令されていませんでしたが、念には念をという事で、県外移動の事もあり、慎重な行動・基本的な感染対策(→マスク着用・手指消毒は当たり前)はぬかるなしといったところです。ところで青春18きっぷですが、そのポスターがどちらの駅が撮影地となっているかご存じでしょうか。(鉄道に詳しい方はご存じですが、)結構意外な駅でして、JR四国予讃線・下灘(しもなだ)駅(愛媛県伊予市)でして、今月2日のテレビ番組・駅総選挙でもトップ30に選出されているほどです。

今回の大一番ですが、今や貴重となっている485系お座敷列車・相模線のワンマン化後の状況確認兼ねたE131系の乗車となります。因みに今回の出発地は、土日祝日の事もあり、裾野駅(CB14)からですが、今回の内容(写真掲載分)では、御殿場線区間は省略させて頂きます。

なおこれより掲載する写真ですが、スマホの充電切れ防止の観点で、昨年末より導入したスチルカメラ(デジカメ)で撮影したものも含まれています。長丁場の記事となりますので、時間に余裕をもってご覧下さい。

 

【幸先良いスタート】→313系8000番台+211系(熱海行き) @沼津駅(CA03・CB18)

こちらは第1乗車列車ではありませんが、御殿場線から接続する上り列車が、313系8000番台(S2編成)と211系の組み合わせとなっていまして、なかなか遭遇しない転換クロスシートという事で撮影しました。こちらの列車でも山梨方面へは行く事は可能ですが、特急利用でも、かえって迂回で料金が余計にかかる事もあり、富士駅(CA08・CC00)から身延線経由で行った方が早く・安くなる事が分かりましたので、転換クロスで熱海駅(CA00・JT21)へ向かうのは断念とし、313系側がロングシートの下り島田行き(第1乗車列車)で、まずは富士へ向かいます。

【ゆったりだが特急ワープ】→第2乗車列車:特急ふじかわ3号 甲府行き(373系F9編成:鰍沢口まで自由席車両に乗車)
富士駅(CA08・CC00)からは、身延線(稲子駅以北は山梨県)に乗り換え、ふじかわ3号で特急ワープします。3月まではワイドビューの冠称付きでしたが、今年のダイヤ改正でそれはなくなっていました。東海道線とは異なり、同路線の最高速度は85キロで、ふじかわ号も通過駅がありながら、普通列車に合わせる為か、時間をかけて移動する事となります。

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18きっぷでは特急は乗車出来ないので、¥2500ほどにはなりますが、少しでも安く別途課金となりました。ところで、何故乗降客がほとんどない無人鰍沢口までかと申しますと、運行本数が西富士宮駅(CC07)~鰍沢口駅まで少なく、身延駅下部温泉駅で下車しても、結局時間かかりますので、時短の意味では有りですね。なおふじかわ3号であれば、鰍沢口始発の普通列車(ワンマン:第3乗車列車[終点甲府まで])が、10分後発車でして、少しでもリーズナブルに移動出来ますので、鰍沢口以北の停車駅であれば、お財布と相談して下車しても良いのではないでしょうか。f:id:suso3135:20220513103855j:image

身延線は、富士宮から先が単線の為、下部温泉駅の一つ先の甲斐常葉駅では、ふじかわ3号は、列車行き違いによる運転停車があります。行き違い列車ですが、ふじかわ6号でして、3号は停車(客扱いなし)、6号は通過でして、同じ特急でも、列車交換駅の場合は、先に入線した列車が運転停車となるようです。

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県都を象徴する駅周辺】

身延線普通列車で、山梨の県庁所在地・甲府まで参りました。甲府駅(CO43)の改札を出た南側の、駅前ロータリー周辺の光景です。

こちらでは、山梨県のシンボルと言える武田信玄公像と駅ビル(セレオ甲府)のコラボが実現します。また丁度桜の時期という事で、開花ピークの桜も眺める事が出来ました。左上にアンテナらしき物体がご覧になれますが、駅北側にはテレビ局(NHK山梨放送局)があるとの事で、(静岡市の静岡駅[CA17]には及ばないが、)まさに県の首都らしい様相です。

ついでになりますが、当方は、ガソリン価格投稿サイト(gogo.gs)での投稿に参加していまして、今回は(県外ですが)出光・シェルからアポロステーションに更新した店舗(駅から2キロ~5キロ圏内:路線バス利用)の画像撮影(スタンドラリー用)も行っています。

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【感染対策十分で安心安全】

時刻は午後1時を回っていましたので、甲府駅(CO43)の駅ナカ(セレオ甲府)にてお昼ご飯としました。今回はふじかわ号・お座敷列車で費用がかかる事もあり、リーズナブルに食事出来る、富士吉田市発祥の吉田うどんでお馴染みの、麺ズ富士山うどんとさせて頂きました。こちらには1年半前の夏にも訪れています。

こちらでは、肉天ぷらうどん(大のサイズ)と冷たいウーロン茶を注文しまして、それでも¥1200ほどで済んでいます。(コロナ禍ではあるが)前回訪店した時は、店員を呼び注文でしたが、感染拡大防止として、テーブル備え付けの注文表及び入店管理簿(連絡先)の記入が必須となっていました。昨年末に名古屋方面に出掛けた時は、それらの記入はありませんでしたが、今回の山梨方面では管理がきっちりしていまして、感染防止に余念がない事が伺えました。なお今年からはクレジットカードではありませんが、ポイント機能のみのJRE POINTアプリを使用していまして、鉄道利用以外でもポイント貯め(いわゆるポイ活)するようにしています。

【滅多に見られない臨時列車】→第4乗車列車:快速 お座敷桃源郷パノラマ号 千葉行き(485系 TG02編成)
甲府駅(CO43)からは、今回の大一番となるお座敷列車で、大月駅(CO及びJC32)を経由して、東京方面へ向かいます。扱いでは快速列車ではありますが、ジョイフルトレインである485系は、6両全てグリーン車・指定席(新宿側:1号車、小淵沢側:6号車)でして、18きっぷでは利用出来ないという事で、乗車券についてはICカード(モバイルSuica)とさせて頂きます。八王子(JC22)までは、勝沼ぶどう郷(CO36)に停車し、大月(CO32)を通過する、少し変わった停車駅となっています。f:id:suso3135:20220515005915j:image

お座敷列車という事で、客室内はたたみ張りでして、デッキ付近で靴を脱いで上がるスタイルで、(当方においては)このような経験は初でした。

今回の485系ですが、高崎地区の『華(はな)』の愛称を持つ列車で、ギリギリにえきねっとで予約した事もあり、最後の一席(2号車の3番C席:モロ484-7)のようでした。当初は特急かいじ号の停車駅・石和温泉駅(CO41)からでしたが、ガソリンスタンドのスタンドラリー用画像撮影が、日曜日という事もあり、交通量の多さで苦戦しました。結果、目的の路線バスで戻れず、走って駅に戻る羽目になり、(幸いにも)甲府からの他の乗客がおらず、座席位置は変更なし・区間変更のみで、乗車に至りました。

ところで、お座席列車というかなり特殊なもので、あずさ号・かいじ号でお馴染みのE353系のような座席配置ではなかったので、甲府発車後に検札の方に確認したところ、前から2番目のテーブル中央・進行方向左側で、座席表では6席か8席毎(中央東線及び総武快速線ではB・C:山側、A・D:海側)に区切られているとの事でした。

甲府から八王子は1時間以上(ひかり号の名古屋~静岡:1時間弱)となりますので、ただ景色を眺め撮影するのも難でしたので、軽くつまめる物(食べ物は事前調達)でしのいでいます。この時こそ駅弁と思われるかもしれませんが、結局無駄な出費になりかねませんので、仕方なしです。

見出し内3枚目の写真にもありますが、撮影及び乗車時は、コロナ禍真っ只中で、車内換気(窓開け)による空気入れ替え・飲食時以外のマスク着用・手洗いうがいは当たり前といえるものです。列車内の感染拡大防止として、(何と)踊り子号・あずさ号等の特急列車にはない手指消毒スプレーの設置、音響設備の使用取り止めがなされるほどの徹底ぶりでした。f:id:suso3135:20220515005811j:imagef:id:suso3135:20220515005846j:image

撮影時は3月下旬という事で、桜の開花光景が見られました。都市部の方からすれば、非日常の長閑な風景(桃源郷)という事もあり、列車の愛称にもあるように、このような光景をお座敷から眺めるには、もってこいといったところです。

因みに中央東線は、一部区間で[E20]中央自動車道もしくは国道20号と並行・近接していて、道路側と同じくアップダウンを伴っていて、時間・料金面ではあずさ号は前者、かいじ号は後者が競合となっています。

途中の高尾駅(JC24)からは東京都(相模湖駅[JC25]は神奈川県)に入りますが、お出掛け当初は、都内の感染状況が厳しいものでした。行動制限は緩和されていたものの、いかんせん油断厳禁という事で、八王子駅(JC22)からはすぐ都内脱出可能な横浜線E233系(第5乗車列車:橋本[JH28]まで乗車)に乗り継いでいます。もちろん駅コンコースから、一歩も出ていませんので・・・

因みにですが、八王子以降は最後まで18きっぷでの移動で、全て各駅停車の電車・列車を乗り継いで行く事となります。

【相模線の新時代到来】→第6乗車列車:E131系500番台 G04編成 茅ケ崎行き(ワンマン:各駅停車)
横浜線橋本駅(JH28)からは神奈川県に入り、相模線で茅ヶ崎駅(JT10)まで向かいます。

以前の記事にもあるように、今年春のダイヤ改正より、相模線では全列車E131系化・終日ワンマン化で、車掌が乗務されない列車が運行されるようになりました。ワンマン列車は、御殿場線(CB)・身延線(CC)・鶴見線(JI)等の、1時間あたりの運行本数が少ない線区ではお馴染みで、3両以下となっている事が一般的ですが、こちらでは4両で実施されています。

205系の時は、終日ツーマン(車掌乗務)となっていましたが、昨今からの社会情勢の変化(少子高齢化働き方改革等)の影響もあってか、また安全・防犯強化の事もあり、E131系に置き換え完了と同時に開始されています。前者は平成、後者は令和の顔と言っても差し支えないでしょう。

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クロスシートで快適・楽々】→第7乗車列車:E231系(編成不明:熱海行き)、第8乗車列車:313系8000番台(S2編成:静岡行き・211系と併結)

茅ヶ崎駅(JT10)からは、東海道線に乗り継ぎ、熱海駅(JT21)まではE231系、熱海から沼津駅(CA03・CB18)までは転換クロスシート313系で向かいます。

(JR東日本側の)熱海行きの列車ですが、普通グリーン車で移動で、(たまたまですが)よりによってE231系で、E233系に当たってもごく稀といったところです。

静岡行きの列車ですが、何と朝に見掛け撮影したのと同じS2編成でして、熱海発着の分は(謎ですが)、東京側にクロスシート座席の編成となっているとの事で。

→沼津に到着後、反対側から発車の御殿場線の列車で、裾野駅(CB14)に向かい、帰宅の途に。

※編集の都合上、17日に写真掲載・文章追記完了